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素人でもできる護身術

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誰でも簡単にこなせるよう、打撃技、関節技、投げ技、寝技、防御について解説します。 どれも危険にあわないように考えられた技となっております。 また、暴力や正当防衛にかかわる法律…
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#護身術

万能すぎるジークンドー護身術の紹介!ブルースリーの強さにせまる

私が紹介している護身術のベースは、ほとんど、ジークンドー(截拳道)をもとにしています。

ジークンドーとは、『燃えよドラゴン』で有名なブルースリーが、作りだした武術です。

ジークンドーの特徴は、激しい手足の動きです。

相手の攻撃をすばやく処理すると同時に、攻撃を完了させるのです。

それこそ、目にも止まらぬ速さでしょう。

私が、最初、それを肉眼で見たときは、感動を覚えました。

しかも、打撃

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連続攻撃による隙のない打撃技!横回転を利用して人の戦う気力を奪う

連続攻撃を人にするという状況は、1打目に、相手に追いかける余力があるほど、ダメージが通らなかったときに必要とされます。

特に、私の提唱している、打撃やガードなどで、相手が隙を見せた瞬間に逃げる護身術では重要になってくるのです。

それでも、なかなか、動きができなくなるほどの大ダメージをあたえるのは、初心者の方だと、かなり難しいに違いありません。

そこで、相手に、ある程度のダメージをあたえて、悶

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硫酸被害事件のように酸類をかけられる怖いアシッドアタックの対処法

この記事では、逆恨みの果てに、顔面に酸類をかけられる、硫酸被害事件のようなことが起こったときの対処法について考えていきます。

基本的に酸類をかけられたら、水で顔面を洗うしかありません。

刺激の強いもの以外は、液体の種類はなんでもいいので、とにかく水で洗う必要があります。

最悪、唾液でもかまわないです。

また、すぐに救急車を呼んで、医者の適切な治療によって、回復していくしかないのです。

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両手に刃物や拳銃ピストルを持った人に襲われたら!本当に勝てないか

今回は、最近になって、両手で刃物を持った犯人が無差別殺傷をしていたことが相次ぎ、危機感をもったため、その対処法について考察していきたいと思います。

なぜなら、今まで、紹介した護身術は、全て、片手で刃物やピストルを持った相手を想定したものだったからです。

近年の通り魔による凶悪犯罪では、両手に刃物をもって、無差別に他人を殺傷するケースがとても増えております。

実は、このケースだと、片手で、サイ

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関節技の弱点 有効なアームロック 足払い投げ 馬乗り対処 体当たり

関節技は、決めることに成功すれば、相手の身動きを封じることができる技です。

警察の捕縛術でも、多く活用されています。

しかし、実戦においては、よほどの熟練者でない限り、関節技を決めきることはできません。

なぜなら、ほとんどの関節技は、相手に大きな隙が生じたときでないと、使いにくいからです。

関節を曲げる動作が完成するまで、相手が待ってくれるとは思えません。

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相手のタックルをさばくテクニック 足場をぐらつかせてこかしていく

ここでは、相手から思いっきりタックルをかまされたときのさばき方について解説していきます。

相手から捨て身の突進をされると、通常、ガードが困難になります。

暴行者が全体重をこちらにぶつけている以上、いくら防いだところで、はね飛ばされてしまうのです。

しかし、こういった隙の大きい技は回避されると、急所ががら空きになります。

なぜなら、大振りなため、もとの構えに戻るまでに大幅なタイムロスが生じる

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拳法と武器術の関係性 剣道・弓道・射撃競技に分かれる流れ 先人の戦争

これまで護身術で公開した技は、武器を持った戦いにおいてもそのまま応用できます。

もしくは、武器に頼らなくても、相手を制することも可能になるのです。

手足をスピーディーに暴行者に向けてぶつける技術を刃物を持って同じように行えば、そのまま素早く切り込む剣術に変換できるのです。

この場合、自身では、素早い剣道の突きによる攻撃が一番効果的に感じられます。

軌道が読まれにくく、最速で相手の胸元に剣先

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上から武器を振り回す暴行者への対処法 打撃から受ける感染症のリスク

過去の記事で、前方から刃物や拳銃を向けて攻撃してくる相手への対処法を説明しました。

では、相手が上から刃物を振り回してきたら、どう対処すればいいのでしょうか?

答えは、刃物を握っている手のリストを握ってやればいいのです。

手の根元を握ることで、刃物を曲げて、自分の腕を傷つけられる心配はありません。

ただ、刃の動きを見極める反射神経が必要になります。

受け始めるときは、手の指を大きく広げる

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捨て身のヘッドバット 最後の手段で用いる頭突き技 顔面を押しつぶす

以前、記事で紹介している護身術では、頭突き技は使用しないと述べていましたが、怪我や身体の拘束により四肢を封じられ、頭部以外うまく可動できない状況にある場合、例外として使用するしかありません。

今回は、そんなときに勢いをのせて放つことのできる頭突き技の打ち方を紹介していきます。

打撃部位は、拳以上に硬い頭蓋骨で守られた部分であるオデコを相手の顔面に当てていきます。

ただ、顔面に当てる以上、相手

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寝技状態でも使える打拳法 引き寄せ急所を狙う 回避後のカウンターパンチ

相手に寝技をかけられてしまうと、普通は、まともな打撃技を打つことはできないと考えられがちですが、工夫次第で、最低限の威力だけは確保できます。

例えば、軸足であっても、寝ている状態からでも、地面を蹴れば、ブリッジだってできるのです。

その力を利用して腰を回転させて、拳を放てば、いつもの打拳とあまり変わらないやり方となります。

ただし、重力に逆らう点や勢いが落ちる関係で、通常のストレートパンチよ

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相手に近づき下半身を叩く 膝蹴りの有効性 腹筋トレーニング活用法

前方向に飛び出す膝蹴りは、ムエタイで良く見られる技です。

勢い良く全身を飛びださせて、硬い膝で強打します。

ただ、当たるまで、一方向に体を動かすため、動作が読まれやすいです。

自身のバランスも崩しかねない隙のでかい大技なので、相手が警戒しているときに当てないようにしましょう。

最悪の場合、勢いを利用されて、カウンターをくらわされるリスクもあります。

当てることに成功しても、普通のパンチに

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近接距離での武器払い落とし 肘打ちで手を叩く 靴と素足の異なった踏み込み

前に、蹴り技での武器払い落としを紹介しました。

ただ、油断して、武器を持っている相手に接近を許したら、どう対処すればいいのでしょうか?

蹴り技をだせる間合いがありません。

腕での武器はずしも、力の関係で困難を極めます。

しかし、例外として、肘打ちで強打すれば、武器を払い落とせる可能性があります。

しかも、肘で払い落とす向きは、下向きであることが重要です。

近接距離である以上、下半身の力

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裏拳正面打ち 腕のスナップパンチ  ストレート代用技

ストレートパンチの代用技として、裏拳を直線上に発する打撃技について説明していきます。

ストレートパンチは、最低限の抵抗で打ち抜く、無駄のない打撃法です。

しかし、そんな拳打にも、弱点があります。

敵に瞬間的な反応をされて、頭のオデコの部分で受けられてしまえば、最悪、拳が破壊される可能性があるのです。

靴で守られている可能性が高い蹴りと違い、突きは素手で行われることが多いです。

握られた拳

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バックからの肘打ち もたれかけの勢いを利用した強打 やむを得ない打撃技

前回、相手に後ろからつかみかかられたときにだしたときの対応として、足の踏みつけを解説しました。

では、足の打撃以外に上半身はどのように対応していけばいいのでしょうか?

サイドからの裏拳を用いても、相手に打撃をあたえるまで時間がかかります。

関節を曲げているところが見え見えで、先に打撃をあびることになってしまうでしょう。

第一、間合いが全くない状態です。

この場合、やむを得ない選択となりま

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