見出し画像

【宮城県】六角形のお堂とでっけぇ油揚げが名物な、定義如来西方寺

地元では「定義さん」とで呼ぶことが当たり前かもしれないです。
お寺の名前は「西方寺」です。
「定義」とは西方寺のご本尊が「定義如来」ということで、仏様の名前から「定義」がきているようです。


行き方

■仙台市営バス利用
 仙台駅西口14番のりば → 定義如来西方寺(終点)着(約75分)

1時間に1本もないのでお気をつけて…
往復どちらも1日9本程しかないです…

■駐車場
 300台分の駐車場(無料)があるそうです!


山門と貞能堂

山門
山門をくぐってまず出会う景色
上の写真のお線香の場所の後ろにある建物 貞能堂
こちら、手水の龍
冬仕様

さて、大きな三門をくぐった先にあるのは「貞能堂」ということで、本殿ではないんですよね。

■貞能(さだよし)とは誰
平貞能のこと。
平清盛の息子・重盛に使え、重盛の次男・資盛の補佐役に任命される。

■貞能堂ができるまで
・ことの始まり
平重盛が亡くなる時重臣であった肥後守平貞能公に「長く後世に伝え、天皇はじめ平氏一族、世の人々の後世と、自らの死後の菩提を弔うこと」を伝えました。
平重盛公が戦の多い日本を憂い、中国のお寺にて平和祈願をしている。その公の行いに対し、その中国のお寺から掛け軸をもらい受けている。
その掛け軸も、なくなる際に貞能公に重盛公は託している。

・壇ノ浦の戦いで平家は敗れる
貞能公は重盛公からの掛け軸を持ち、この地に逃げてくる。貞能公はなおも世をはばかり、名を「定義」と改めました。
今、この地を「定義」(じょうぎ)と称し、如来様を「定義如来」と申し上げるのもここに起縁いたします。

・貞能公、亡くなる
部下達は公の遺言通りに墓の上に小さなお堂を建て如来様の掛け軸を安置しました。

https://jogi.jp/about/nyorai/(一部抜粋)


貞能堂は中に入ることができ、
中でお参りもできます。

また、向かって左側にお守りなど売っている所もありました。
貞能堂の御朱印もいただけるのですが、この貞能堂の横は書置きのみ対応とのこと。


西方寺本堂

これは、何の柄なんだろう
西方寺本堂
西方寺本堂
六角のお堂、かっこいい
寺務所
この中で御朱印いただけたり、祈祷の申し込みができました


五重塔と玉手箱


五重塔

五十塔がある場所は、広い
平貞能公への報恩感謝とそのご供養と、人類の恒久平和を祈念するシンボルの塔として建立された五重塔です。(公式HPより)



玉手箱

展示室の名前が「玉手箱」。
定義如来の由来を知ることができる展示室です。

入り口前にはアニメ一休さんのようなフィギュア?人形?があります。
(調べましたら『浄土くん』と言うキャラクターでした)

これ、展示室の案内。
入り口にあるのですが、入り口が暗すぎてこんな映りになりました。
玉手箱、入り口。
おみくじ!

このおみくじ、おもしろかったです。
その名も「六道輪廻おみくじ

100円を入れますと、真ん中の鏡のようになっている所にライトが灯り、そのライトが回りだしました。

ライトは6種類の絵柄、つまり、「六道の世界」の名前を照らして回り、それが止まったところが今の自分がいる世界となります。

鏡ルーレットの下にある6個の引き出しには、それぞれの地獄の名前が書いてあり、自分の地獄の引き出しからおみくじを取り出します。

私は人間道でした。
救いのなさそうな世界ではなさそうでしたので、良かったのでしょうか…。

そのほか、定義如来にいたるまでの由来を映像で見られるゾーンや、この地域のお祭りの掛け声が聞けるゾーン、定義さんの歴史が分かる年表などありました。

出入口の扉、内側

ちなみに、
玉手箱のとなりはこちら。

お抹茶処 やすらぎ

今回は寄れなかったので、次回リベンジしたい気持ちです!



定義さん参道の食べ物

さて、こちらの三門の手前には、お土産やさんや定義さんグルメのお店が並んでましたよ~

丸かん商店さん

玉こんにゃく!
焼きだんご!
こちらで売ってました。

玉こん!

焼きだんごは写真ないですが、
みそ味で甘さよりしょっぱさベース(だった気がします)でした!

ただの小話ですが
私、玉こん好きすぎて東京で10個入りの玉こんを買ったんですよね。
仕事から帰宅した時に、ちょっと夜遅くなっちゃったけどおなかすいたな…という状況になりまして、10個食べたんですよ。

そしたら寝て2時間後くらいに、
胃を両手のひらで、体重をかけて押されているような痛みで目が覚めまして…

おそらく
玉こんの食べすぎで胃が消化をがんばりすぎたのではないか…
という結論に至ってます。

1か月くらい経ちましたが、
後にも先にもそれからの腹痛はないです。
よかった。
こんにゃくの寝る前の過剰摂取にはお気をつけてください。


定義とうふ店

定義さんと言えば「三角あげ」!
大きな三角の油揚げです。

しょうゆと七味が机に置いてあるので
お好みの量かけながら食べられちゃいます!

ただのでっけぇ油揚げといったらそうなのですが。
厚みもあり、外はカリっと中はじゅんわ~って感じで、おいしいんですよねぇ…

こちらがお店


定義とうふ店くらいから撮った、西方寺の三門


西方寺御朱印

この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?