平田 豪成(ひらた ひであき)

豪成をひであきと読みます。通称ゴーセイ。団塊の世代で、若い頃は激しい学生運動の渦中にいました。業界新聞の記者、映画プロデューサー、専門学校教職員・経営陣、と幾つもの職業を経験し、アフタースクールを自営。 自伝的小説「約束」等の著書https://amzn.to/3dKOgyn

平田 豪成(ひらた ひであき)

豪成をひであきと読みます。通称ゴーセイ。団塊の世代で、若い頃は激しい学生運動の渦中にいました。業界新聞の記者、映画プロデューサー、専門学校教職員・経営陣、と幾つもの職業を経験し、アフタースクールを自営。 自伝的小説「約束」等の著書https://amzn.to/3dKOgyn

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ウィズ・コロナ時代の経営守るべき原則・とるべき行動(4)

4、令和の経営者に求められる5つの行動習慣  令和になって、新型コロナのバンデミックが、社会生活を大きく変えてしまいました。コロナウイルスによる感染を防ぐために、三密防止、マスク着用、手洗いの徹底、飲食店等の営業時間短縮や店内環境の規制、企業や学校の(人が集合せず自宅でできる)リモートワークやリモート授業、旅行人口の大幅な減少等々、大きな変化が進行しています。  こうした変化が一過性のもので、コロナが収まれば元の生活に戻れるのではなく、今後も地球上の生物環境に破壊的な影響を

    • ウィズ・コロナ時代の経営守るべき原則・とるべき行動 (3)

      3 平成の組織改革 3つの原則 平成の31年間、私は専門学校の経営に従事しました。その間、学校経営の最も重要なテーマは学生の中退問題(中途退学者の増加という問題)でした。  平成の時代は、大きな変化の時代でした。戦後40数年続いた昭和の時代が終わり、政治も経済も社会も大きな変化の波に飲み込まれました。  世界史的なアメリカ一極体制の終焉、自民党→民主党→自民党と揺れ動いた政権交代、昭和末から続いたバブル経済の崩壊と平成(デフレ)不況、少子高齢化と人口減少、阪神淡路大震災・

      • ウィズ・コロナ時代の経営守るべき原則・とるべき行動 (2)

        2 昭和の経営者からの3つの質問 私の入った組織のトップはとても優れた経営者でした。人をよく見て仕事を任せ、その人の長所、強みを引き出すのが素晴らしく上手な人でした。教えようとするのでなく、問いを投げかけて、部下が自分なりに考えるように仕向けました。その人の持っている内なる力を引き出すのです。  その結果、彼の部下たちは成果をあげ自分に自信をつけていきました。私自身もそんな彼の下で組織経営を学び、経営チームの一員になっていきました。。  彼は部下によく質問をしました。その

        • ウィズ・コロナ時代の経営守るべき原則・とるべき行動 (1)

          はじめに 二人の息子が、兄弟二人でキッチンカーを始めると言い出しました。コロナで、飲食店が苦戦をしている中で、新しい中食ビジネスとしてキッチンカー事業は伸びており、やり方によってまだまだ将来性があるというのです。 調理師経験のある兄が作り、アパレル会社で販売経験のある弟が接客をして、まずは二人で立ち上げると言います。そして、料理も接客も経営も工夫して経験を積み、営業車を増やして、心や体に何らかの問題を抱えていてコロナで働けない人たちに楽しく働ける場を提供したいと言います。

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        • ウィズ・コロナ時代の経営守るべき原則・とるべき行動
          4本
        • タンゴ•葉山•遊散歩
          15本
        • 60年代末青春グラフィティ ひかりみちるしじま
          15本
        • 「和人と天音」
          20本

        記事

          タンゴ・葉山・遊散歩(15)

          12月20日(月)タンゴの独白  朝からとてもいい天気  飼い主夫婦と散歩に出た  飼い主夫婦は自分たちをパパとママと呼び合っている  ぼくに呼びかける時もそうさ  ほらほらタンゴ、パパがおいしいものくれるよ、とかね  その呼び方に関しちゃあ色々思うところもあるけど  まあ、ぼくもそれにあわせてる  そのほうがいろいろ役得も多いから  今朝はとても寒そうだ  でも、ママが買ってくれた毛糸の上着のおかげで寒くない  海鳴りがして風が潮の香りを運んでくる  潮の香りの向こうか

          タンゴ・葉山・遊散歩(15)

          タンゴ・葉山・遊散歩(14)

          子供の頃、犬を飼ったことはあるが、数年で手放した。 スピッツという白くてよく吠える中型の犬種だった。 私が小学校の低学年の頃だった。 母親が近所に生まれた子犬をわけてもらってきたのだろう。 どちらかというと、当時は愛玩動物というより 番犬として飼っていたようだ。 やがて年の離れた弟ができて、犬はいなくなった 時は1960年、 「安保反対、安保反対」と叫びながらデモする人が街に溢れ、 子供たちもデモゴッコで遊んだ頃だった。 それ以来、犬を飼ったことはなかった。 40年後の20

          タンゴ・葉山・遊散歩(14)

          タンゴ・葉山・遊散歩(13)

          「さ よ う な ら」 「気 を つ け て」 ゆるやかなやりとりをする声がした 60代前半と思しき女性が拝殿横の建物から表れ 神社の階段を降りていく 私とタンゴは今その階段を登って拝殿に向き合ったばかり ゆっくりした足取りで帰っていく女性の後ろ姿を見送ってから 私は拝殿に向きなおり手を合わせた タンゴにもおすわりを命じる タンゴはいつものように横座りで私の顔を見上げている 私が拝殿に手を合わせてお辞儀をした時 「二礼二拍手一礼」 先ほど階段を降りて行った女性の表れた建物

          タンゴ・葉山・遊散歩(13)

          タンゴ・葉山・遊散歩(12)

          いつものコースで散歩する このところ上天気が続いて朝焼けが美しい ほんのり霞んだ空に朧に富士が浮かんでいる 懐かしい幻のような姿に見惚れていると 天空に遊ぶいたずら天使が呼びかけるような声がする 振り返るともうそこにいた リードから逃れた漆黒のラプラドールレトリバーが 親愛の挨拶をしにきたのだろうか でも、ミニチュアダックスのタンゴは犬付き合いができない 一瞬 顔と顔を突き合わせていたかと思うと ドイツからやってきた黒白マダラのちいさな犬が 自分の数倍ありそうなカナダから

          タンゴ・葉山・遊散歩(12)

          タンゴ・葉山・遊散歩(11)

          茜色に空が染まって 天空に描かれた影絵のように薄墨色の富士が浮かびあがり 離島の燈台が橙色の灯火を瞬かせる頃に 老いた漁師が港に帰ってくる ゆっくりと進む黒いシルエットの孤舟から 般若心経を唱える響きが海風にのって聞こえてくる ・・・ああ、今日も不漁だったに違いない 幻の景色 幻の聲を聞いているのさ  と喝でも入れるようにタンゴが一声吠え 空からいくつぶかの水滴が落ちてきた 見上げると じっと動かないトンビの目が老人を見つめていた 老人とはこのわたしのことだ 「老人と海

          タンゴ・葉山・遊散歩(11)

          タンゴ・葉山・遊散歩(10)

          朝早くの漁港を歩いた ついさっき漁から帰ってきたばかりの漁師が低い声で話している 潮風に乗って、年老いた低い渇いた声がゆらゆらゆれている 網をたたみながら忘れた頃に相槌を打つおかみさんの声もする 短いが、心のおくの襞に直にとどく声だ 話の中身は聞こえない ただ、年老いた生活のひび割れをいたわり合う響きだけが聞こえる 魚の腐肉の甘い匂いでもするのか タンゴは低い背をさらに低めて岸壁沿いの細道を進む ピーピーピー ピーヒョロピーヒョロ 細いが途切れずゆったり続く鳴き声がした 見

          タンゴ・葉山・遊散歩(10)

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(9)

          11月最初の日曜日、久しぶりに車を使って移動し、少し遠くでの散歩を試みた。 朝の散歩は、南郷公園に行った。 自宅から車でおよそ15分、8時の開園直後に着いた。 開園直後だというのに、すでに駐車場には車がずらっと並んでいた。 駐車場に車を止めると、助手席に寝そべっていたタンゴは早くもそわそわしだした。早く車から出してくれと全身で要求している。首も尻尾も同じぐらい頻繁に動かし、何とか外を見ようと助手席側の窓ガラスに背伸びする。 車から降ろしてやると、タンゴはリードを全力で引っ

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(9)

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(8)

          雨が降ったり止んだりする日々が続きながら、 1日1日と寒さが増していく今日このごろ つい散歩もサボって短距離で済ましてしまいがちだ。 私の体も特に下半身や腰回りが運動不足で硬い痼(しこ)りができている。 今日は少し長距離の散歩をした。 いつもの海岸沿いの道をバス停まで歩いて、遠くに富士山を見ながら、 地元の大漁祈願のこじんまりした神社を横目に、住宅街の細い坂道を登る。 歩き続けると道はお寺の裏門に通じ、自然にお寺の駐車場に入っていく。 広々とした駐車場を横切って広い坂道を登

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(8)

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(7)

          夢を見た。 タンゴが巨大な竜巻雲に乗って天に登ってゆく。 その後ろ姿をおろおろと私が追いかけようとしていた。 ハッと気づいた、私は空を飛べない。 どうする、このまま手をこまねいてタンゴが去るままにただ見送るのか? 胸が苦しい、心臓が口から飛び出てきそうだ。 何をやってるの!? 黄色い煙が立ち上り、煙の中からドルティが表れた タンゴの前に飼っていたミニチュア・シュナウザーだ。 でも君は死んだんじゃあ・・・? そう尋ねようとしたところで目が覚めた。 このところ夜遅くまで起きて古

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(7)

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(6)

          海鳴りの音が大きく響いて、激しい雨と風の音が絶え間なく続く、おどろおどろしい夜が明けて、美しい朝日が昇っているのを見ると、それだけでとても幸せな気分になれる。「どんな夜であろうと、明けない夜はない」どころか、こんなに美しい夜明けが待っているのなら、嵐の夜も悪くはないとさえ思ってしまう。 逆に一日好天気に恵まれて、夕刻日の入りの頃に、遠く江ノ島の上空が朱色に染まっていくのを見るのも至極の幸せである。本当に葉山に住んで良かったとしみじみ思う。 先日、大阪に住む旧友夫妻(夫の方

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(6)

          タンゴ・葉山・遊散歩(5)

          タンゴは極端に短い足で、巨大な黒いバナナのような長細い胴体を支えている。歩き方は独特だ。散歩の時の歩き方は大きく分けると、緊急足と探索足の2種類だ。 緊急足は前方に他の犬の姿を認めた時、俄に始まる。まさに緊急発進なのだ。一気にその同類に近づこうとする。そして、近づくと楽しく仲良しごっこをしてくれればいいのだが、そうはいかない。多くの場合、吠えまくり隙あらばやっちゃうぞの戦闘態勢になってしまうのだ。 これまでに一度だけ、飼い初めの頃だったが、よそ様の愛犬君とガチンコになりか

          タンゴ・葉山・遊散歩(5)

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(4)

          10月1日(金)に緊急事態宣言が解除されたが、午前中の葉山町は雨と強い風が吹き荒れていたので、朝の散歩は見合わせた。 タンゴの意志確認はしていない。 タンゴの意志確認はしていないが、午前中のタンゴのトイレ周辺の様子から、タンゴの気持ちは想像できる。 いつもより濡れる範囲の広いタンゴのトイレ、その周辺への撒き散らしは、明らかに抗議の意志表示だったに違いないが、まあ仕方がない。 数日前から「大型で非常に強い台風16号が1日に関東地方に接近する」と報道されていたし、葉山町でも警戒

          「タンゴ・葉山・遊散歩」(4)