未来を見える化する習慣
毎週月曜日に、必ずチェックするものがあります。新聞の見出し、週間天気予報、note編集部のおすすめ、アニメの録画予約…週刊占い。
見ちゃうんですよねぇ…『しいたけ.占い』。ここ数年の、ルーティンです。特段、未来を知りたいだとか宇宙的な予知能力を信じているわけではありません。文末に添えられたラッキーカラーなんて、その日の内に忘れてしまいます。なのに月曜日の昼休みは、占い見たさにソワソワしちゃう。
よく考えたことはなかったけど、毎週決まった曜日に特定のことを、それも何年にも渡ってやり続くているのって、中々のことです。中々、できないこと。夢見る小学生や恋に悩む中高生ならまだしも、既婚のアラサー女が、占いの一体何に、こんなにも惹かれているのだろうかとふと疑問に思いました。
まさに、これです。あ~当たってるかも~!という、まるで話し相手が自分の思うジャストなタイミングで相槌を打っているかのような、ぴたりと照準の合った、己の現状への共感。
そして答えは出さないけど、それとなく「希望の光」をイリュージョンしてくれる言葉の数々(嘘を言っているとかではなく)。リアルな人間相手だと、アドバイスされても「どうせあなたは私とは違うから」と突き放してしまいたくなるような内容でも、占いの特性上信じるか信じないか、やるかやらないかは自分次第なため、すんなりと助言を聞き入れることができる。占いを読み終える頃には、なんか良いこと起こりそう!となんとなく思わせてくれるポジティブさがあります。
やめられねぇ。
鏡をのぞき込んでは自分の嫌なところにばかり目が行ってしまうのを、そっと鏡の向きを変えてくれるような。どこからか差し込む光を反射して、自分に届けてくれるような。そういう優しさが『しいたけ.占い』にはあるなと思っています。
ところで今月頭に、2021年の上半期の運勢が更新されていました。
年末までの残り時間の少なさに、今年やり残したことを指折り数えているけれど。
2021年にやりたいことを今からいっぱい考えながら、ソワソワした年越しにしたいなと思っています。
来年の今頃は、どんなふうになっているのかな。
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息を吸って、吐きます。