マティス展へ行ってきた。
ずっと行きたいと思っていたマティス展、
先日やっと足を運ぶことができた。
この展示に行った理由としては、「イカロス」の原画が見たいと思ったからだ。
この絵は、以前読んで衝撃を受けた「身体はトラウマを記憶する」の表紙に使われていた。
この本がなければ、いま自分が合気道をやることはなかったし、心の問題に対する興味が再燃することもなかった。
他の本にも使われているケースはあるみたいだ。
日時指定予約をして入室したものの、他のお客さんもいっぱいいる。
展示はフロアごと。
まさかエスカレーターを経由して、エリア移動するとは思ってなかったのでちょっと驚いた。
油絵を中心に、おそらく油絵の構図を考えて書いたスケッチが続く。
お目当ての「イカロス」は展示の後半に登場する。
今までの表現方法から変わって、版画や切り絵を使った方法にシフトして行ったタイミングでこの作品が生まれたらしい。
企画展のグッズも少し買う。
そして常設のミュージアムショップでイカロスのポストカードを発見。
もちろん買う。
私はたまたま手に取った本がキッカケに新しく熱中できる事、
これから学ぶたい事を見つけた。
私はマティスをほぼ知らなかったけど、
たまたま手に取った本がキッカケになって、
展示を観に行った。
そんな偶然が色々重なっていくこと。
現実もグラデーションがあるんだな、と思った1日だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?