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海外出産・育児 日本で購入したものリスト(妊娠中〜生後半年)

ノルウェーで出産するにあたり、一時帰国中に日本で購入したり、送ってもらったものを紹介します。
これから出産される方の参考になれば幸いです。

ノルウェーでも一通りの育児用品は揃います。そこまでこだわりがなければ、すべてノルウェーで揃えても、そこまで問題はないような。
けれども、かゆーいところに手が届くような便利グッツは、日本の方が遥かに修羅も豊富で、品質も優れていました。

日本で購入したもの

・授乳ケープ 
ノルウェーは公園やカフェなど公共の場所でも、臆せず隠さず授乳する文化。とはいえ丸出しは恥ずかしい場所もあり、軽量折り畳み式のケープを購入しました。さすがの日本製、たくしあげた洋服を首元で留めておけるボタンがついていたり、芸が細かいです。
ノルウェーではポンチョを使用する人も多いそう。

・ピジョンの哺乳瓶(母乳実感乳首)
赤ちゃんがおっぱいを飲むお口の動きを60年に渡って研究し作られた、母乳実感乳首付きの哺乳瓶。海外製の哺乳瓶は受け付けない赤ちゃんもいると聞き購入。母乳実感以外の哺乳瓶を使用していない為、真偽の程はわかりませんが、特に問題なく飲んでくれました。
乳首には月齢に応じたサイズがあり、新生児用、3ヶ月用、6ヶ月用の3種類を揃えました。

・哺乳瓶消毒グッズ
こちらはノルウェーでは見たことがありません(あまり消毒しないのかな?)
電子レンジ消毒ケースと消毒液(ミルクポン)を両方購入しました。どちらが楽かは人によると思いますが、我が家は電子レンジタイプを多用。

・授乳用クッション
ノルウェーでも売っています(IKEAが安い)が、日本の方が種類が豊富。妊娠中は抱き枕に、産後は授乳クッションに形状変更が可能で、汚れた際に洗濯もできるタイプ(ここ重要ポイント!)を購入。

・妊娠後期・授乳期間中のブラジャー
ノルウェーでサイズを測ったりするのが面倒だったので、日本のUNIQLOで購入しました。事前調べの評価通り、コスパもよく、買ってよかった商品です。

・ガーゼ
ノルウェー在住のママから、日本で買ってきた方がよいとおすすめされたグッズです。ミルクを飲ませる時やよだれを拭く時等、なんだかんだでよく使用しました。軽いし薄いし持ち運びに便利。そしてすぐ乾く!

・ガーゼのバスタオル
こちらの洗濯機って、柔軟剤を使用しても驚く程タオルがバリバリになります(乾燥機があってフワフワタオルになるご家庭は不要と思います)。
バリバリタオルでお風呂あがりの赤ちゃんを拭くのはかわいそう!ということで、母が購入してきてくれました。あって助かった一品。

・肌着
ノルウェーでは前開きの肌着はあまり種類が多くありません。首が座るまでは前開きが便利だろう、ということで購入。確かに前開きが便利。

・子供用爪切り、体温計
ノルウェーでも販売されていますが、日本の方が品質も良さそう&安そう、という理由から日本で購入。

・綿棒
お耳掃除をしたり、お鼻そうじをしたり、何かと便利です。ノルウェーの赤ちゃん用綿棒は、どう見ても大人サイズで、どこが赤ちゃん用なのか意味不明。

・ママ鼻水トッテ(or電動鼻すい器)
日本でおなじみ、お口で吸うタイプの鼻すい器。全てのパーツが分解して洗えるので便利です。電動鼻すい器は友人ママさんから譲って頂きましたが、ノルウェーでは見たことがないので、日本で購入した方がよいと思います。

・ワンタッチ開閉型のおしりふきシートの蓋
ワンタッチで(片手で)おしりふきがとれるように、取り出し口につけて使うプラスチック製の蓋。購入マストです。本当に便利。当初は1つしか持っていませんでしたが、便利過ぎて日本から追加で送ってもらいました。リビング(日中)、寝室(夜間)、外出用と、おしりふきを常時置いているところで3つ併用してます。

・ストローラーにつけるアクセサリー
ベビーカー用フックや、ベビーカー用クリップなど、これも便利です。デザインにこだわらなければ、日本の100円ショップで十分だと思います。

・ベビーカメラ
寝かしつけ後、心安らげる時間を得るためには必須のアイテム。ノルウェーでも売っています。

・離乳食
ノルウェーでも離乳食はあるのですが、和の味や、日本食材にも慣れさせたく、外出時用の離乳食を購入しました。ただ、もったいない精神を発揮し日常的に食べさせなかった為、結果味に慣れず、ここぞという時にあまり食べず・・・反省。

・絵本
ノルウェーではほぼ手に入りません。中古の絵本を日本から発送してもらえるサービス、「こども古本店」さんを利用している方もいるようです。
https://www.kodomofuruhonten.net/news-detail/685

・育児本
育児本に限らず、ノルウェーでは日本語の本はほぼ手に入りません。Kindleもいいですが、目に優しくふらっと眺められる紙の本は重宝しました。

・お食い初め用の食器やお節句の飾り
友人に借りたりしない限り、手に入りません。

・袴、着物風ロンパースや甚兵衛等の洋服
お宮参りやお食い初め、お節句等、日本の行事をお祝いしたい方はぜひ。着るだけでとっても日本感が出て写真映えするアイテム。洗濯できるものなら、もはや普段着としても使えます。

・骨盤ベルト
産後といえばとこちゃんベルト!ということで。ノルウェーでも探せば似たようなものを売っているかもしれませんが、探すのもめんどうだったので、日本で購入。

・おむつが匂わない袋
外出する時に持って行っています。離乳食開始後、うんちが臭い始めてから役立つアイテムです。
ノルウェーは街中にかなりゴミ箱があるので外出中も捨てる場所には困らないですが、どうしても捨てられない時等に重宝します。

・おむつが匂わないゴミ箱
我が家は友人のおすすめで日本製品のオムニウッティを購入しました。
おむつ専用のゴミ箱なんているの?と当時は半信半疑でしたが、びっくりするほど臭うこどものおむつ。そしてこれは本当に優秀、匂わない。不思議。
ただオスロのHegdehaugens Jernvarehandelでも売っているのを先日発見し、日本でなくノルウェーで買っても良かった・・・。

日本で購入したけどあまり使わなかったもの

・産褥ショーツ
日本では産後の傷の状態を確認するのに、持参必須の病院も多いようです。ただし何でも自分でやってねというノルウェーの病院では全く意味なく・・・結局使いませんでした。

・授乳用パジャマ
日本のかわいいデザインがいい!と思い購入したものの、ほぼ使用せず。産後は身体も疲れていたので、結局普段から着慣れたパジャマに落ち着きました。

・小分けの脱脂綿
こんな気の利いたものはノルウェーにはないだろう!と思い購入。確かにありません。産後数週間はこまめに使用していましたが、途中からめんどくさくなり放棄。乳首は自浄作用が働くので、そもそもふかなくてもよいようです。

ノルウェー(orアメリカ)で購入したもの

・おむつ、おしりふき
国によっては、現地製のおむつではお尻がかぶれてしまい、日本から持参される方もいるそうですが、ノルウェーは全く問題ないです。kiwiではおむつを4つ買うと1つ無料というサービスもあります。
おしりふきも10krからあります。

・オムツ替えシート
外出先で必要です。

・シャンプーやベビーオイル、保湿剤など
産後子供の担当になる助産師さんが、必要に応じて色々と教えてくれます。ノルウェーの冬は乾燥がひどく、保湿対策が必須です。

・ビタミンD
言わずと知れたビタミンD。薬局で担当助産師さんから指定されたものを購入しました。

・粉ミルク
ノルウェーの粉ミルクが合わない子だったらどうしよう、と懸念したものの、必要な分量がわからず、足りなくなった際に入手困難なことから、ノルウェーの粉ミルクを使用しました。結果全く問題ありませんでした。

・母乳パッド
coopブランドやMedelaのものが売っています。Medelaは個包装なので、旅行や外出時に安心。普段は個包装だと開封作業が面倒なので、coopの個包装ではない母乳パッドを使用。

・乳首保護クリーム
ピュアレーン(purelan)は薬局にて取り扱いがあります。

・搾乳機、冷凍用搾乳
ノルウェーで購入できますが、基本はMedelaなので、おそらく日本の方が種類が豊富です。

・手首サポーター
出産後手首がガクガクになり、危機を感じて薬局にて購入しました。

・洋服、帽子、手袋、靴下
日本より種類は少ないと思いますが、それなりに可愛いブランドもあります。

・おもちゃ
種類は日本の方が圧倒的に豊富で安いですが、問題なく手に入ります。

・ベイビーバス
Stokkeの折りたたみ式ベビーバスと、バスの中に入れる座椅子を生後半年頃まで愛用していました。ツルッとした素材なので、毎回使用後に軽く拭くだけでお掃除も簡単。

・ストローラーとその付属セット一式
色々と迷いましたが、せっかくなのでノルウェーブランドのStokkeを購入。当地のベビーカーは平均的に非常に大きい(おそらく雪対策のため)のですが、これなら東京でもなんとかいけるかな?という、割と小さめのサイズにしました。
レインカバー、蚊よけ、カップホルダー、ベビーカー用バッグ、コッドの中に敷くダウンも追加で購入。

・抱っこ紐
こちらではBabyBjörnとPigeonが二大メーカー。BabyBjörnはスウェーデンのメーカーなので、日本よりも安く購入できます。

・ベビーベット、シーツ
こちらはGracoのPack 'n Playをアメリカで購入。オムツ替え台付だったので便利でした。

・バウンサー
使用時期がほんのわずかなので、FINN.noで購入。

・チャイルドカーシート
こちらも使用頻度が少ないので、FINN.noで譲り受けました。

まとめ

第一子で初めての出産だったこともあり、かなり日本で購入したり、送ってもらった方だと思います。出産前は色々と心配してあれやこれや用意しましたが、産まれてみると意外と全然なんとかなるな〜という印象。

もし、日本から厳選して購入してくる、送ってもらうものを選ぶとするならば、以下でしょうか。

  • 授乳ケープ

  • 哺乳瓶消毒グッズ

  • ガーゼ

  • ワンタッチ開閉型のおしりふきシートの蓋

  • 袴、着物風ロンパースや甚兵衛等の日本の洋服

備えあれば憂いなし、という言葉もあるので、心配なら後悔ないように買うべし、という考え方もあります。

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