見出し画像

三日坊主にならない人がウラでやっていること

新年度を迎えるにあたって、「今年こそは資格を取る!」といったような目標をたてる機会も多いですよね。

そうなると【資格取得のための勉強時間を作る】ことが必要になってきます。

最初は気合いじゅうぶんで睡眠時間削ったりしてがんばるぞ!と意気込んでいても、続けられずにいつの間にかフェードアウトしてしまうという経験は誰にでもあることでしょう。

何かを勉強していきたいとか自分にプラスになる習慣をとりいれたいと思うときに僕がオススメしているのは「まずやめることを決める」ということ。


「やめることを決める」のが大事である理由

なぜ「やめることを決める」のが大事なのかというと単純に今の生活にプラスして勉強などの時間を確保するのが難しい人の方が多いからです。

時間が無いから、睡眠時間を削ったりして勉強時間を確保しようというのは悪手です。典型的なうまくいかないパターンだと思います。

プラスする分はなにかをマイナスさせる

新しく勉強をする、習慣化をするというのは今の生活にプラスでなにかをとりいれるということですよね。

プラスする分、なにかをマイナスする。これであれば生活における帳尻があうわけです。だから無理なく続けやすくなるんです。

ムダを限界まで切り詰めてプラス分に充てるという発想もできますが、僕はそんなギリギリまで追い詰めた時間配分は好んでいませんし、そんなことはできません。

だから最初にやめることを決めてしまうというのをオススメしています。

やめることを決めるためのコツ

やめることを決めるときに、3つ前提をおくようにしましょう。

  • 睡眠時間を削るのはNG

  • いきなり全部を削らなくてもOK

  • ムダをゼロにするという発想はしない

睡眠時間を削らない

たぶん、時間をつくろうと思ったときに真っ先に思い浮かぶのが「睡眠時間を削る」ということでしょう。

結論からいうと一番やっちゃダメです。


最初はやる気でがんばる → 徐々に睡眠不足がこたえてつらくなる → やる気が出なくなる → やらなくなる


というパターンにおちいりやすいのでダメ。
睡眠時間はしっかり確保しないとダメです。

いきなり全部を削らない

例えば「ゲームをしている時間がもったいないから辞めよう」という場合、これをゼロにして全部勉強の時間に充てよう!というのもオススメしません。

楽しみだったり、リラックスの時間を削るのも、自分のクビを締める結果になってしまうことが多いです。

1時間ゲームの時間があるなら45分に減らして、15分を勉強に充てる。そのくらいの小さなステップでもいいんです。

次第に勉強がノッてきたらおのずと勉強時間が伸びてくるので、最初は小さなステップで十分です。

ムダをゼロにする発想はしない

ムダを減らして有用なことに時間を使う。この発想自体は問題ありません。基本はこの方法であるといえます。

ただ、ムダをゼロにするというのはやめてください。

ムダをゼロにすると考えてしまうと、ついYoutubeをみてしまったという時に後悔の念やダメな自分に落胆するということにつながります。

人間はできないことに注目しやすい性質を持っています。ムダをゼロにすることは失敗にフォーカスしやすい状況にしてしまうわけです。

うまくいかないことにフォーカスをするのはモチベーションを下げることに直結するので、遊びを残しておくくらいのスタンスにしましょう。

実際に僕がやめたこと

  • ニュースを読み漁ること

  • スマホゲーム

  • 睡眠時間を削って何かをしようとすること

大きくわけるとこの3つが実際にやめてみてよかったと感じることでした。

ニュースを読み漁ること

ネットニュースって悲惨な話題だと見たくなったり、タップしたくなるようなタイトルをつけたニュースが多いですよね。

悲惨な話題は見ると自分も暗い気持ちに引っ張られます。
これは共感性疲労と言われるもので、実際にメンタルヘルスに影響を与えることがわかっています。

暗い気持ちになるような情報を入れないようにするだけで、ムダに暗い気持ちにならずに済みます。もちろん単純に時間の浪費もしなくなります。

スマホゲーム

みんなやってますよね。
膨大な時間を(人によってはお金も)消費していると思います。

スマホゲームは楽しいですし、息抜き程度にやる分には構わないと思います。

僕はタイミングも良くて「ちょっと飽きたなー」という状況だったので思い切ってアンインストールしました。

5年くらい毎日ログインしていたんですが、思い切って消してよかったことしかありません。

妻も同じタイミングでいくつかゲームをアンインストールして同じ感想を言っていました。

全部消すじゃなくても、1つに絞るみたいな形も有効です。

睡眠時間を削って何かをしようとすること

具体的なモノゴトではないのですが、僕は「寝るくらいなら何か自分の身になるものをしたい」という思いがありました。

この思考を思い切ってやめました。
仕事から帰ったらやることはすべて寝るための準備と考えるようにして毎日最低7時間の睡眠時間確保を目標にしています。

22:30を就寝目標として、それまでの間にできることをやるという考えにしています。

デッドラインが決まるので、読書にしても作業にしても勉強にしても、以前より集中してできるようになりました。

やめたものが「思考」ということになりますが、結構コレが重要かなと思っています。

やめることを決めた方が毎日の充実度が高まった

僕はこの3つのやめることを決めてから、1日の充実度がとても高まったと感じています。

充実感を感じられた要因は、睡眠時間を削らない(7時間は確保)ことで、疲労感を残さずに一日活動ができたこと。

そして睡眠時間を削らないために、空き時間でする作業や勉強は集中ができたこと。この2つが大きな要因だったと思っています。

また、今もそれを続けられているのはムダをゼロにするという発想を持っていないからです。さらに、続けられていること自体にも充実感を感じることができています。

勉強だったり副業だったり、なにか自分のためになることがしたい。
でも、三日坊主だったり、モチベーション維持できないという悩みは誰にでもあると思います。

「やめることを決める」というのはやりたいことの効率と成功率を高めることに直結します。

新年度から気合いを入れて頑張りたいことがある人はぜひマイナスするという発想も持ってもらえたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?