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【#037】仏教からの学びメモ

最近よく視聴している大愚和尚の動画より、自分自身に響いた言葉をメモしています。

白雲自在:
理不尽な環境や経験をした際も、周りの感情にこだわりなく、雲のように風と共に自由自在に流される、そうした方が意外に楽にうまくいくことも多い。

孤独:
人とうまく関係を築いている人ほど、実はいつも一人という感覚がある。

心技体:
感情の乱れ、これは人間がずっと悩んでいる問題。心が最も難しく、鍛錬、繰り返し訓練することのみ。空手の黒帯になるただ一つの方法は、黒帯まで辞めない。

小皇帝:
子供に気を使って育てすぎるとわがまま、小皇帝になり取り返しがつかない。親として言うべきところ、譲れないラインは正面からでもぶつからないといけない。

天上天下唯我独尊:
お金を稼いでも満足できない、摩天楼の中で上を見上げて追いかけ、下を見ては見下す。ラットレースの中で遊ばされているだけ、仏陀もなんてくだらないと話した。

お経:
経営の「経」はお経の「経」。心理の縦糸に向かって、創意工夫の横糸を紡いで丈夫にしていく作業で、仏教の言葉。リーダーが変わらないと変わらない。

習慣:
習慣を変えることはとてつもなく難しい。だから習慣を変えるために僧侶は出家する。悟りを開きたいからではない、変わりたいから。

学ぶこと:
何かを学ぶほど頭でっかちになる。それで人を評価する、比べるためのものではない。だから、自分に矢印を向ける、目線を向ける。意識しないといけない。

一華五葉開く:
あなたが持つ輝き、そこで花開きなさい。子供の命は所有物ではない。親子だから何かしら受け継ぐのは間違いない、しかし子供のもって生まれたものをつぶしてはならない。

人間の頭の中:
どうしたら子供がいじめられないか?⇒問いを変える。どうしたら幸せになるか?ネガティブ、嫌なキーワードばかり頭の中で集めるようになっているから。

親の3つの役割:
①基本習慣、②しつけ (挨拶、謝る)、③心技体に関する子供の熱心な興味を見守る
子供といられるのは思ったより長くない。教えられることは多いようで少ない。

危機感:
危機感を持つことは大切。普段から何を考え、心がけ、行動しているか。これは予期せぬ事態に直面した時に乗り越えるカギになる。起きてからでは遅い。
実経験) 親の死(人間いつ死ぬか分からない)、大企業の崩壊(安定なんてない)、家族関係にヒビ (今が当たり前と思うな)

後悔:
本来不要なもの、起こってもいないものを想像、非生産的。考えても現実は変わらない。リラックスは体に、安心は精神に。
楽しそうに仕事をしていたら忙しくても問題ない。よい子育て。

経典 ダンマパーダ:
若いときに心を育てることもなく、また財産を築くこともしなかったならば、魚のいない沼にいる置いたサギのように悩む。
若いときに心を育てることもなく、また財産を築くこともしなかったならば、昔のことを嘆きながら、使い古された矢のように横たわる。
資本主義社会、世の中の9割はお金、1割は宗教。

子育て:
子育ての最終目標は子供の自立。自然界で人間を除くと他の生き物はみな自立。親孝行は10歳まで。かわいい、憎たらしい、嬉しいなどの一通りの経験は、そこらで一度終わる。子供の一番かわいい時に十分関われる。

自分を拠り所とする:
他人でなく自分を拠り所にせよ。家族やお金や権力、それらが揺らぐと自分も揺らぐ。スターや経済的成功者は、自分を強く拠り所してるように見えるが、そんなことは全くない。稼いだお金や権利でそう見えるだけ。

人生、これから必ず何度も揺さぶりをかけてくるような出来事、不安、悲しみ。でも、生老病死を触れる中でブッダの言葉がようやく分かってくる。

慈悲心
本能からくる家族や子供への想いやりをこえて、第三者に広げなさい。慈悲喜捨という四つの心。

①慈心 
自分の所有物ではない、遺伝子も繋がっていない人たちを友のように大切にする。

②悲心 
悲しんで、寄り添ってあげる。

③喜心 
一緒に喜んであげる。しかし難しい。心のどこかで嫉妬心、素直に喜べない。だからこそブッダの言葉に残っている。

④捨心
捨てるというより、じっとしているニュアンス。人は、この人の意見を聞きたいと思ってる人しか聞かない。こちらからアプローチしてるのに聞いてこない人は放っておくこと。本人が自分で問題と認め、素直な気持ちで聞いてこなければ、

上司の中にはあえて教えない、何も言わない人もいる。自分でやって、恥をかいて、問いをたてて、素直にアドバイスを聞く。そのように素直に聞いてこないと、受け取れないもの。どうしても考えてもわからないから聞く、先人の知恵を素直にすごいなあと思い、そこにリスペクトが生まれてくる。

無関心、無視の意味ではない。慈悲喜の心を持った上で、放っておく。つまり、慈しみ、悲しみ、喜びの心を持っていることが前提、
なんでも先回りして教えるのではない。生産性が落ちるかもしれないが、機械じゃない。愚かなことをやるのも人間。愚かなことを許さない方が生きにくい。

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