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The DtoC Brand Explorers:LOGBOOK #006 「ぬま田海苔」

いただきます!食べ盛りの長田(ながた)です。
変な挨拶から入ってしまいましたが、この記事を読んで下さる方に向けて、朝昼晩のどの挨拶が良いのか考えすぎた結果、この挨拶に辿り着きました...

最近はすっかり自炊する機会が増え、1日の中で料理をする時間が長くなったからか、自炊の楽しさより大変さを感じることが増えたように思います。私が摂る食事の回数は、皆さんと同じく朝昼晩の1日3回です。さらに小腹が空いたときの間食を含めるとプラス0.5〜1食多い日なんかもあったりして、自分の胃袋が恐ろしくなります。

献立を考えたり買い物に行ったり、下準備や食後の片付けをしたり、調理以外にも次のやることが多い上に、逆算して調理時間を考えるとなると、あっという間に食事の支度をしなければいけない時間になってしまいます。
改めて3食の全てを自炊することって大変ですし、楽しんで料理を作ることって実は難しいんだなと思ったりします。

自炊がシンプルになる
初摘み海苔のうまみフレーク

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お茶碗にホカホカの白いお米をよそって、サッと海苔をふりかけると、もうこれだけで立派な朝ごはんになるようなトッピング。お味噌汁があれば大満足。お米はもちろん、塩だけで味付けした野菜炒めや、アボカド・チーズなどの食材にトッピングするだけで晩ごはんや晩酌の一品にもなるような商品。

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今回は、自炊をもっと手軽でシンプルに、そして料理の楽しさを考えるきっかけを届けてくれたぬま田海苔の「初摘み海苔のうまみフレークをご紹介したいと思います。

初摘み海苔のうまみフレークは、自然食材の“旨味と風味”がギュッと凝縮しているので、お米に限らず普段食べている料理にも活躍してくれます。料理にひと振りするだけで全体の味わいを引き上げてくれる“脇役”のような働きをしてくれるんですが、食べると“主役”のような味わいを感じさせてくれるので、食卓の名脇役的存在です。

そして、食材本来の“旨味と風味”を活かす食べ方を取り入れると、今までの調理の手間が削ぎ落とされ、「好きなものを、好きなように食べる」という自炊の楽しさに改めて気付くことが出来るのかもしれません。
初摘み海苔のうまみフレークは、手間をかけないシンプルな料理ほど、その美味しさの本領を発揮してくれるように思いました。

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ぬま田海苔

東京の浅草合羽橋に路面店を構えるぬま田海苔は、海苔の名産地有明海で育った美味しい「初摘み海苔」だけを厳選して販売する日本で唯一の初摘み海苔専門ブランドです。その年で最初に収穫される秋芽の初摘み海苔は、年間に販売される海苔の1%にも満たないほど希少性が高いことを知りました。

希少な海苔「秋芽の初摘み」
海苔の漁期は11月頃から3月にかけて。
その間に10回程度、海苔の収穫を繰り返しますが、 ぬま田海苔の海苔は、「秋芽(あきめ)の初摘み(はつづみ)」。海の栄養がもっとも豊富な収穫1回目の海苔の中から、さらにおいしい海苔を食べ比べて厳選しています。全国で1年間に販売される海苔の1%にも満たない希少な海苔の味わいを伝えることが私たちのこだわりです。

引用元:ぬま田海苔の味と特徴

ぬま田海苔との出会い

ぬま田海苔の歴史は、1937年(昭和12年)神奈川県川崎市にて創業した「沼田治雄商店」が始まりです。ぬま田海苔を受け継いでいるのは、4代目当主の沼田晶一朗さんです。

私が、初めて沼田晶一朗さんにお会いすることができたのは、浅草にお店をオープンしたばかりの頃です(2018年の頃だったかと思います)。フラクタの同僚に誘ってもらったことがきっかけで、お店へ伺った時に沼田晶一朗さんとお話をさせていただきました。笑顔で海苔の魅力をお話しして下さった様子がとても印象に残っています。海苔の産地やそれぞれの商品の特徴を説明していただきながら実際に商品の試食をさせていただき、今まで食べた海苔と味わいがこんなにも違うのか!と感動したことを思い出します。

その時の印象を抱きながら「note|ぬま田海苔、4代目代表取締役になりました。」を読ませていただいたのですが、日本の伝統食である海苔の可能性にワクワクしている様子が文章からも伝わり、沼田晶一朗さんの人柄を感じました。

初摘み海苔のうまみフレーク

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初摘み海苔のうまみフレークは、4つの自然食材のみを使用した“旨味と風味”が特徴の商品です。料理家の蓮池陽子さんと一緒に考案されたとのことで、商品が発売されるまでのお話をnote 世界中の食卓に並ぶ日を夢みて~"自然食材"のみを組み合わせた初摘み海苔のうまみフレーク~で知ることができました。

◆食材
・初摘み海苔(有明海産)
・あらじお(長崎県新上五島町産)
・本枯節花がつお(鹿児島県枕崎産)
・干しえのき(宮崎県小林産)

初摘み海苔の他に厳選された3つの食材は、全て九州産です。こちらの「note | ワインは「テロワール」。海苔は「メロワール」」のお話にもあるように、初摘み海苔のうまみフレークは土地の味を楽しむことができる商品ですね!

新しい“料理のお供”

料理家の蓮池陽子さんと、ぬま田海苔が一緒に開発した新しい"料理のお供"です。
今まで、このような料理全てに付け足せる、"無添加"というよりは"自然食材"のみのトッピングはありそうで、ありませんでした。

引用:note 世界中の食卓に並ぶ日を夢みて~"自然食材"のみを組み合わせた初摘み海苔のうまみフレーク~

初摘み海苔のうまみフレークは、ごはんのお供だけでなく“料理のお供”にもなるのが魅力的です。
普段食べている(作っている)料理にトッピングするだけで、いつもと違った味わいを新発見出来るので、どんな料理と組み合わせるかを考えるのも楽しくなります。家庭ごとに色んな使い方のアイディアが生まれそうで、皆さんがどんな風に使われているのかも知りたくなりました🍳

シンプルな料理にトッピング

商品が届いてからというもの、事あるごとに「何にトッピングしようかな〜」とふりかける料理を探しては試す、を繰り返していました。この時間が楽しかったです。

◆「うまみフレークの濃厚ボンゴレ」を作ってみました

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こちらのレシピ「うまみフレークの濃厚ボンゴレ」を見ながら、作ってみました!“濃厚ボンゴレ”とある通り、旨味が凝縮してますっ!

◆お茶粥に“トッピング

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お茶粥は近畿地方で古くから食べられている郷土料理で、ほうじ茶を使ってお米を炊いて作るお粥です。私の実家では、寒い季節になると母がよくお茶粥を作ってくれました。元々は私の祖母がお茶粥を作り始めたのですが、ほうじ茶ではなく緑茶を使っています。今回母からレシピを聞いて、私も作ってみました。

お茶の渋みと合いますねっ!朝から最低2杯は平気で食べれちゃいました。

◆ソーミンチャンプルーに“トッピング

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私の家で一番のヒットだったのが、沖縄の定番料理ソーミンチャンプルーでした。ニラとツナ缶、素麺をチャンプルーして、味付けは塩だけの簡単料理なのですが、最後に初摘み海苔のうまみフレークをトッピングしたらレベルが上がりましたっ!

父が石垣島出身でよく沖縄料理を作っていたのですが、初摘み海苔のうまみフレークと合う沖縄料理はソーミンチャンプルーが(今のところ)ダントツな気がします...!ゴーヤが出回るようになったら、ゴーヤチャンプルーにもトッピングしてみたいです。

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他にも色々な料理にトッピングしてみました♪改めて初摘み海苔のうまみフレークは、シンプルな料理にトッピングするのが私はとっても好きでした。それは、食材の味わいを感じられるような控えめな味付けの料理の方が、初摘み海苔のうまみフレークとの相性をより楽しめるからなのかもしれません。

改めて購入体験を振り返る

今回「初摘み海苔のうまみフレーク」をご紹介させていただきましたが、実は追加でもう2点ほど商品を購入しました。合計3点の購入となったわけですが、それぞれ別々に購入していたことが注目すべき点だと思いました。

1回目の注文:初摘み海苔のうまみフレーク
2回目の注文:大和南◯特①(10枚入り)
3回目の注文:初摘みミニ食べくらべ

なぜまとめて購入しなかったのか、購入に至るまでの私の心の動きを書き出してみることにしました。

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心の動きには①②③の大きく3つの段階があって、それぞれの段階を踏んでいく中でどのような心の細かい動きが生まれたのかが改めて整理されました。

◆心の細かい動きをまとめてみると
①初摘み海苔の美味しさを実感し、海苔への興味関心が高まりました
②ぬま田海苔のことを知りたい欲求が生まれ様々な情報に触れたことで、さらに食べたい・食べ比べたい欲求が刺激され、新たな商品を探し始めました
③個性豊かな商品の数々が購入の後押しとなって、購入に至りました

この①→②→③の流れを繰り返し、2回目の注文、さらに3回目の注文となっていったわけですが、下図にある(★)がその後押しとなったことに気付きました。

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(★a)読みものコンテンツ

ぬま田海苔のオンラインショップに「海苔についての読みもの」があります。記事には沼田晶一朗さんの言葉だからこそ大変興味深くて、感情移入してしまうようなお話が多かったです。特に以下の記事は、商品を購入する時に参考にさせていただきました。

◆海苔についての読みもの
ぬま田海苔の味と特徴
美味しい海苔ができるまで
note | 自分好みの海苔の選び方 〜海苔のシングルオリジンとは?〜
note | 大切な方への贈り物に、ぬま田海苔からのご提案
note 世界中の食卓に並ぶ日を夢みて~"自然食材"のみを組み合わせた初摘み海苔のうまみフレーク~

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商品と一緒に入っていたカタログです。沼田海苔の特徴を知るのにとっても参考になりました!

(★b)美味しさが伝わる言葉

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この図は、(ぬま田海苔の)オンラインショップの商品ページに書かれていた、“美味しさが伝わる言葉”を抽出したものです。

海苔のプロだからこその真似のできないような言葉の表現は、まだ食べていない海苔の味を想像することができて、「食べたい/食べ比べたい」という欲をどんどん刺激してきます。商品も選びやすくて、楽しく、迷いました。

ちなみに、以下は追加で購入した[19]大和南◯特①(10枚入り)の特徴です。“口に入れた瞬間はシャープで爽快な風味ですが、後味に向かうに連れて変化していき”という点と、“ぬま田海苔のなかでも特に白いご飯との相性がよく”という点が購入の決め手になりました。

福岡県矢部川の河口に広がる大和南漁場で収穫された《大和南◯特①》。川の源泉は、お茶の産地でも有名な八女の三国山です。
福岡産の海苔特有の、旨味の伝達スピードが速い海苔。
口に入れた瞬間はシャープで爽快な風味ですが、後味に向かうに連れて変化していき、どこか甘みのある濃厚な旨味をお楽しみいただけます。
大和の漁場特有の、海を感じる深みのある味わいの海苔は、単体でも酒肴にぴったりハマります。
- 相性のよい食材 -
【白いご飯】
ぬま田海苔のなかでも特に白いご飯との相性がよく、白米の甘みをより引き出してくれる海苔です。

引用元:ぬま田海苔 オンラインショップ 商品ページ

(★c)個性豊かな商品の数々

商品名とパッケージ

こちらは2回目に注文した、全形サイズの海苔「大和南◯特①(やまとみなみまるとくいち)」です。

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ぬま田海苔の商品名は、「漁場名」と「等級」で構成されているんだとか。漁場名が「大和南」で等級が「○特①」です。“名は体を表す”ということわざもありますが、ぬま田海苔の商品名には海苔の個性が現されていて、「産地はどこか/どんな特徴があるか」といったことを知ることができます。そしてこの漁場名と等級は、海苔を仕入れる際にプロの間で共通言語として使われているそうです。

漁場名と等級を読み解く方法は、「note | 自分好みの海苔の選び方 〜海苔のシングルオリジンとは?〜」に詳しく書かれていたので、私が購入した大和南◯特①の漁場名と等級を解読してみたいと思います。

漁場名
大和南:福岡県の大和南漁場
等級
◯:小穴が空いた海苔、口溶け良く、旨味が後からジュワッと広がります
特:1以上のレアな等級
①:福岡県の初摘みを表す等級

引用元:note | 自分好みの海苔の選び方 〜海苔のシングルオリジンとは?〜

また、パッケージにも分かりやすく大和南◯特①の漁場名(GROUND)と等級(GRADE)が表記されています。

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香りや食感が個性豊かな初摘み海苔の美味しさがパッケージに分かりやすく記載されていて、見ているだけで楽しくなります。

食べ比べセット

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こちら「初摘みミニ食べくらべ」セットです。2回目に注文した全形サイズの海苔を食べてから、今度は“食べ比べたい”欲求が出てきて注文しました。商品ページに書いてある“個性のはっきりした3種類を選びました”という説明を見て、即決しました。

◆初摘み海苔の種類
・大和南◯特①
・久保田町壱◯1
・鹿島第一壱◯2

『初摘みミニ食べくらべ』では、《大和南◯特①》《久保田町壱◯1》 《鹿島第一壱◯2》の3種類を、食べやすい8切サイズでご用意。
「海苔を食べくらべる」という体験をより多くのお客様にお届けしたいという気持ちから、個性のはっきりした3種類を選びました。それぞれで異なる味と香りの主張を、ぜひお楽しみください。

引用元:ぬま田海苔 オンラインショップ 商品ページ

ぬま田海苔の商品ラインナップはとても魅力的なのばかりで、商品を選ぶのが楽しくなりました。

消費行動が変わるきっかけ

今まで、海苔を買う時はもっぱら地元のスーパーで選んできました。スーパーで選ぶ時、それぞれの海苔の特徴がどう違うのか?を意識することが無かったように思います。美味しい海苔を選びたいと思ってはいるものの、海苔の違いを判断しづらく、商品数の多さと価格だけが情報として入ってきました。きっとそれぞれの商品には特徴があるはずで、自らその情報を取りにいけば特徴を理解できたはずですが...

今までの(私の)消費行動は、海苔を購入する時に普段買い慣れた地元のスーパーで海苔を選び、購入することに満足をしていました。結果的に、海苔をさらに深く知りたいと思うような行動には繋がらず、同じ選択肢の中から同じような選択をすることを繰り返していたように思います。

ぬま田海苔との出会いを通して、改めて海苔の個性や魅力に気づくことができたこと、そして、これから海苔を選んで購入することが楽しくなるようなきっかけをいただきました!ありがとうございました!

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最後に、レシピをご紹介

実際に普段作っている料理に、初摘み海苔のうまみフレークをトッピングして美味しかったレシピをせっかくなのでご紹介させてください。

豆腐の塩漬けに“トッピング

お豆腐の塩漬けは、沖縄の島豆腐のような味わいになるのでよく作ります。島豆腐は普通のお豆腐に比べて水分量が少なく、塩が加えられて作られているので、お豆腐の塩漬けは島豆腐っぽく感じます。初摘み海苔のうまみフレークと合います♪

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【材料/2人前】
・木綿豆腐____1丁
・粗塩____小さじ1
・初摘み海苔のうまみフレーク____お好みの量で♪

【作り方】
・木綿豆腐をザルに入れ水気を切る
・お豆腐の両面に粗塩を手で塗る
・キッチンペーパーで包んで容器に入れ8時間ほど冷蔵庫で水分を抜く
・お好みのサイズに切って完成です
・最後に、初摘み海苔のうまみフレークをお好みの量でトッピング♪

キャベツの塩炒めに“トッピング

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ザクザク切ったキャベツとベーコンに、塩を2〜3つまみ入れたシンプルな料理にトッピングしました。今の時期は冬キャベツで、甘みのあるキャベツと初摘み海苔のうまみフレークがとっても合います!私が住んでる千葉県産のキャベツを使いました♪

【材料/2人前】
・キャベツ____1/4個
・ベーコン____薄切りベーコン3枚程度
・塩____適宜(私は3つまみほど)
・オリーブオイル____適量
・初摘み海苔のうまみフレーク____お好みの量で♪

【作り方】
・キャベツはざく切りにして洗います
・ベーコンは1cm程度に切ります
・フライパンにオリーブオイルとベーコンを入れ中火で火を通します
・キャベツを入れ、塩を少々振り入れて炒めて完成です
・最後に、初摘み海苔のうまみフレークをお好みの量でトッピング♪

ソーミンチャンプルーに“トッピング

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1番好きな組み合わせです!今回ニラと卵でチャンプルーしましたが、人参やもやし、豚肉などでも初摘み海苔のうまみフレークに合うと思います♪

【材料/2人前】
・素麺____2束
・ニラ____1/2束
・卵____1個
・ツナ缶____1缶
・ごま油____適量
・塩____少々
・初摘み海苔のうまみフレーク____お好みの量で♪

【作り方】
・素麺を10秒ほど茹でてすぐにザルにあげ流水で洗います(ぬめりをとる)
・水気を切ってボウルに移し、ツナ缶を混ぜ合わせます
・フライパンにごま油を入れて、卵をふわっと混ぜたら一度取り出します
・ツナ缶と合わせた素麺をフライパンに入れます(油は使いません!ツナ缶の油を使います)
・ニラを入れて塩を振り、素麺をほぐすように手早く炒め合わせて完成です
・最後に、初摘み海苔のうまみフレークをお好みの量でトッピング♪

ソーミンチャンプルーは炒めると素麺がくっつきやすいのですが、「10秒茹でる、ぬめりを流水で洗う」というのがポイントです!

***


記事を読んでくださった方、最後までありがとうございました!
今回はぬま田海苔の美味しさをご紹介したかったのはもちろん、海苔を購入する心の動きにも目を向けてみて、色々な学びを得る体験にもなりました。美味しいものを食べるって純粋に幸せになりますね…!

実は食卓でぬま田海苔の初摘み海苔を食べている時、隙あれば猫に腕をトントンと叩かれていました。海苔が大好物で、袋を開けるとすぐに近寄ってきます。我が家の猫もぬま田海苔が好きみたいです🐈

LOGBOOKシリーズ、次回もどうぞお楽しみに!


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