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世界標準のプリンティングテクノロジーとビジネスを体感してきました!   -Dscoop 2023 セントルイス-

こんにちは!!!

goofマーケティング編集部は、
2023年の5月から、「グーフnote 一緒に学ぼう!サステナ印刷」を開始し、サステナビリティの背景・知識について “ありのまま” をテーマに、お届けしています!
読者の皆様からは、「分かりやすく、スラスラと頭に入ってきやすい!」と好評を頂いており、とっても嬉しいです😁💛

いつもありがとうございます!!!

そして、
今回から、「グーフのオープン社内報」をスタートすることになりました👏

こちらのブログでは、グーフのイベント、考えなど、社内での活動についてを “ありのまま” にお伝えしていきます!!

よろしくお願いします(^^)/


弊社のCEOと若手社員がアメリカのDscoopに参加してきました!!!

Dscoopとは???

印刷機所有者・オペレーター・専門家等から構成され、重要なアイディアやヒントを共有したり、ディスカッションを行ったりする場
カンファレンス・教育セッション・企業展示会などが行われる

グーフのCEO 岡本  幸憲  はアジア代表として登壇し、印刷業界の在り方や、今後についてディスカッションしました!!!

グーフのCEO岡本  幸憲が登壇しました!


添田さんがたくさん写真を撮ってきてくれました!
雰囲気はこんな感じです!!


そして今回記念すべき第一回社内報は、社長!!

ではなく、、、(笑)

入社4年目の添田  侑佑さん(以下:てんてんさん)にインタビューさせて頂きました!

印刷業界において、日本の10年先を行くといわれているアメリカのDscoopに参加し感じた事についてたくさんお話してくれました!


システムエンジニアチーム 添田  侑佑 
ポテトが大好きなてんてんさんですが、
主食はブロッコリーと鶏肉!!

ーーてんてんさん!!早速、Dscoopについてお伺いしていきたいと思います!よろしくお願いします!!!


①初めての海外出張という事でしたが、どういった気持ちをもって、このDscoopに参加されましたか?


てんてんさん:元から、将来的には海外で仕事をしたいという気持ちが強かったので、とてもワクワクしていました!ただ、時期が近くになるにつれて、会社が自分に大きな費用を割いてくれている、自分は、その金額、期待以上のもの、今後のグーフの役に立つ情報を収穫する事ができるのかというプレッシャーも大きかったです(^^;)
Dscoopでは、
“印刷については自分は初心者であるため、“印刷機”についての知識というより、今後の印刷業界において求められる考え方、あり方、を積極的に様々な人と交流して、吸収して帰る!
これを目標にして参加しました!

ーーーーそうなんですね!では、その目標を元にいろいろとお話をお伺いしていきたいと思います✎


②今後の印刷業界において求められる考え方等を積極的に吸収したいとの事でしたが、印象に残ったことは何ですか?


てんてんさん:たくさんありますが、特に自分の考えのギャップという点で2つあります。

①教育セッションで行われた若者同士の意見交換
②今、印刷業界で必要とされている人材

~教育セッションで行われた若者同士の意見交換について~

教育セッション(大学生の為、顔を隠しています)

てんてんさん:今回の教育セッションのテーマは“大学生が印刷業界に対して求める物”でした。このセッションに参加していた大学生はもともと実家が印刷関係の仕事をしていたり、印刷関係のインターンに参加していたりしていた為、どうしたら印刷業界に興味を持つか・入社したいと思うかという話にはなっていませんでした。むしろ、印刷業界というより、“社会・企業に求める物・キャリアに対する価値観”について話していました!!

そしてその内容が、
成長の機会が欲しい・チームの一員として働きたい🔥
とのことでした。

つまり、
機械の歯車として目標数字達成を行うのではなく、人と接してそのつながりの中で得られるものに価値を感じ、最終的には上司から監視されるのではなく、独立し信頼されて仕事したい
と言っていました。

以前印刷系のインターンに参加したことがある学生は、
「実際に参加してみると、顔合わせもなく、マネージャーが2日来るだけ来て、ずっと画面を見る毎日だった。そうではなく、コミュニケーションをとり、目的に合わせて一致団結して取り組んで、試行錯誤を繰り返させてくれる企業に入社したい」
と語っていました。

これを聞いて、僕が就活するときはそういったいわゆる“ベンチャー思考”というか、安定よりもやりがいとか成長を第一条件にしている人は少なかった記憶があるので、自分のなかではかなりのギャップがありました。

ーーーーそうなんですね!私もいわゆる“ベンチャー思考”というものをもって就職活動に挑んでいました。だから、学生の意見にはすごく同意できます!上から言われたことに対して、数字だけ達成していくのではなく、何か自分で行動を起こしてみたかったんですよね!!!グーフに来て、サステナという新たなジャンルを任せて頂いている事にすごくやりがいと感謝を感じています。

てんてんさん:はい、今回の大学生も白井さんと同じ考え方でした。だから、これからは先輩としてできる事は、安心して失敗できる環境・関係性を作ってあげる事であると感じました。失敗を恐れて挑戦しないこと、これが一番よくない事だと痛感しましたね。僕は、その環境を作ること、そして、自分も挑戦し続ける事を意識し続けたいと思っています。

~②今、印刷業界で必要とされている人材~

てんてんさん:学生以外にも、実際に働いている人ともお話しました。

てんてんさん:多くの方が、特定の人材を欲しがっている事がわかりました。それが、印刷知識を持っているエンジニア・デザイナーなどです。  

例えば日本は、営業部の人が見積もりを行い、営業を行っていきます。それに対して、アメリカは役割がきっちりと分類されているので、見積もりはエスティメーターが行い、営業部はそれに従い営業を行います。そのため、ベースはエンジニアリングで、営業部は2人くらいだったりするそうです!
しかし、そのエンジニアに印刷知識を持っている人がいない為、いざ現場に行くと様々な問題が生じてしまうのが課題として挙げられているみたいです。

ーーーー確かに、私も印刷工場に体験しに行った際に、指示書の部分で、エンジニアとしてはこれでOKと感じていても、現場で必要とされている情報が見にくいなどの意見はよく上がっていました、、、。
また、デザイナーさんが印刷知識を持っていれば、最適な印刷機を選択でき、かつ特徴を知っていれば、デザインの幅も広がっていきますね♪

てんてんさん:そういう事なんです。なので、エンジニア・デザイナーという知識だけでなく、現場を知っている人材の需要が非常に高いという事がわかりました。個々の点からも一致団結を重要視しているなと感じ取れました!


③日本はアメリカに10年遅れていると言われていますが、参加してみてその差異は感じましたか?


てんてんさん:正直言うと、僕は印刷業界には入ったばかりで、比較対象がなかったため、印刷に関して差異があるかはわかりませんでした。
ただ、情報発信という点については大きな差異があるなと感じました。

まず感じたのは、情報のオープン化です。
顧客に対しての情報のオープン化というよりは、競合他社に対しての情報のオープン化です。こんなところまで言っていいの!?というところまで、意見をやり取りしていました。日本はどちらかというと、ある程度のラインまでしか共有せず、閉鎖的なイメージを持っていましたが、アメリカはかなりナイーブな話まで情報共有していると感じました。
この情報のオープン化が結果的に、競合他社と切磋琢磨し、一企業ではなく、市場の強さに繋がっているのではないかと感じました。

そして2つ目が、誰に聞いても企業の在り方に沿いながら、現実論・方法論として、自分はどうするのかという考えを持っており、それを堂々と人に話している点でした。
どうしても日本は情報のインプットの方が大きく、会社や上司の考えをそのまま受け取ってしまっている傾向にあり、それをもとに自分はどう考え、どう貢献できるのかという点をアウトプットしている人は少ないのではないかと感じました。
また、企業のトップの方だけでなく、誰に聞いても情報のアウトプットが出来ている点が非常に学びになりました。


④最後に、このDscoopでの学びを通して、今後てんてんさんはどのような行動を起こしていきたいですか?

てんてんさん:長い競争のために、人に依存するモノづくりではなく、現場の作業員は誰でもできるように移行しているとあり、これはメリットでもあり、替えが効くという点でデメリットもあると感じました。そのため、個人の価値を高める努力が必要であると感じました。
今後は、エンジニアとして、印刷の知識を高め、現場とのつながりを深めていきたいと思います。さらに、情報のアウトプット化という点に関して、グーフの目指す将来像を叶えるために、どのような行動が必要かを考え、意見をアウトプットしていきたいと考えています。


ーーインタビューにご協力頂きありがとうございました!


その他てんてんさんは、それぞれの部門に関しての課題を提議してくださいました!

私は現在、社内のサステナを推し進めたり、社内イベントを企画し、社員のコミュニケーション促進を目的としていますが、
それぞれの部門の知識だけでなく、印刷やサステナの知識など社員全員が共通の認識で知識を持っている状態にする事や、コミュニケーション促進の点で、個人それぞれが自身の考えなどの情報のオープン化ができるようなイベントを企画していきたいと感じました。
知識を持ち、情報発信力を身に着ける事で、よりグーフが成長できるように尽力していきたいと思います!!! 

インタビュー後、楽しく写真撮影行いました🤳
ありがとうございました😊



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