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ブラスロックな気分の今日この頃

今週に入ってこちら明石は一段と涼しくなり、いよいよ秋らしくなってきました。いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

映像制作のお仕事をしていると外でカメラを回すことも多いのですが、ついこの間まで重たい三脚とカメラを持って、少し移動するだけでタラタラと汗が落ちていたのですが、今週に入ってほんと汗をかかなくなりました。肌寒くなったとたん急に寂しくなるもんですね。

秋の訪れを肌でしみじみと感じている今日この頃。秋の夜長の楽しみと言えば音楽鑑賞。ここ数日撮影や編集などが立て込み気味でちょいとお疲れモードだからこそ、夜は音楽を聴きながらリラックスタイムを過ごしております。

そんな私なんですが、最近リラックスタイムにはブラスロックばっかり聴いています。ブラスロックって何ぞや?って言われそうなのですが、読んで字のごとく『ブラス(管楽器)の入ったロック』をさします。

60年代後半から70年代にかけて少しムーブメントになったジャンルで有名どころでは『シカゴ』なんかがその代表格です。たとえばこんな感じ。

25 or 6 to 4(長い夜)-1970年-/Chicago(シカゴ)

シカゴの初期のヒット曲『25 or 6 to 4(長い夜)』この頃はブラスの入ったバリバリのロックでした。

冒頭の「ダダダダダ!(ウン)ダダダダダ!(ウン)ダダダダダ!(ウン)ダダダダ!ダダダダ! ダダダダダッ!タカタッ!ダダダダダッ!タカタッ!ダダダダダッ!タカタッ!・・・」のリズムが超カッコいい!!

この曲のキモは何と言っても「タカタッ!」なのかなぁなんて思っています。

Saturday in the Park(サタデー・イン・ザ・パーク)-1972年-/Chicago(シカゴ)

この曲は聴いたことのある人もいるかも。ピアノとブラスとドラムのブレンド感が最高の一曲です。

途中からリズムがシャッフルに一転するところも超お洒落です。この頃からブラスロックといった枠組みから、その後やってくるAORの時代を予感させるような大人の雰囲気もあり新たなジャンルに飛躍していったようにも感じます。

その後さらにシカゴはオシャレ感を上げていきます。

Hard to Say I'm Sorry(素直になれなくて)-1982年- /Chicago(シカゴ)

この曲は、当時時代を象徴するようなプロデューサーだったデイヴィッド・フォスターと組んでリリースした曲で、もうブラスロックバンドだったことを忘れさせるくらいAORな仕上がりになっています。

私はこの曲とまさか『25 or 6 to 4(長い夜)』のシカゴが同じグループだとは思いませんでした。それくらいサウンドに変化があります。最初はロックなシカゴが好きだったので少しと戸惑いがあったのですが、聴けば聴くほど大人の音楽って感じで素晴らしい。ゆっくりじっくり聴きたくなる一曲です。

こうやって時代と共にサウンドが変化していっているバンドってやっぱり凄いバンドなんだろうなぁって思います。ビートルズやローリング・ストーンズをはじめ超一流と呼ばれるバンドやミュージシャンってみんな、一定の軸は持ちつつも少しずつ変化していってますもんね。

あとがき

いかがだったでしょうか。実は他にもいろいろなグループの色々なブラスロックの名曲があるのですが、シカゴについて語っていると、ミニシカゴの紹介になっちゃいました。というわけで今日のところはこの辺で。

◇◇◇

実はここ最近ブラスな気分になっているきっかけは、先日いつも楽しく拝見させて頂いているSmall Worldさんのこのnoteを読ませて頂いたことからなんです。いつも素敵な音楽や映画の話題満載で楽しませて頂いています。

超凄腕ブラス・ロックバンド”スペクトラム”の新田一郎さんに関するnote。「おぉこの曲が新田さんのトランペットによるものだったのかぁ!」って発見もたくさんあって刺激の連続でした。ほんとスモさんに感謝です。

これまでだとテレビやラジオからのきっかけがが多かったのですが、こうやってnoteを通じて、刺激やきっかけをもらえるなんて、少し前の時代だと想像もしていませんでした。

いやぁこういうnoteを通じて新しいことを知るきっかけや刺激があるって本当に楽しいですね。

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