Good Tide/SDGsマーケチーム
世界のブランドが取り組む環境負荷に配慮したReduceアクション【3選】/キーワードは「余りものの活用」と「再利用」
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世界のブランドが取り組む環境負荷に配慮したReduceアクション【3選】/キーワードは「余りものの活用」と「再利用」

Good Tide/SDGsマーケチーム
このnoteのポイント
・余りものを次世代のために活用
・余りものをアートとして活用
・余りものになるはずだった容器を、同じ目的で再利用

読者の皆さま、こんにちは。
Good Tideチームメンバーのショウです。

前回はコスメとファッションのコラボ施策について記事を公開しましたが、今回は世界のブランドが環境に配慮した取り組みとして「余りもの」「捨てられるはずだったもの」をリデュース(Reduce:削減)した事例をご紹介します。

リデュースは“量を減らす”というイメージが強いですが、新しい目的のために再活用すること、形を変えずに同じ目的のために再利用することも指します。

ぜひ最後まで読んでみてください!

Burberry × 残布

イギリスのファッションブランド バーバリーは、2020年12月に英国ファッション協会(British Fashion Council) と共に学生支援プロジェクト「リ・バーバリー ファブリック(ReBurberry Fabric)」を発足したことを発表しました。

このプロジェクトは、ファッション業界を志すイギリス国内の学生に残布を寄付しクリエイティブに活かしてもらうことで、次世代のファッショニスタ育成を実用的に支援するというもの。

他ブランドや学校とも協力して、ファッション業界全体でイギリス国内の学生支援を行っていくそうです。

英国ファッション協会 CEO/キャロライン・ラッシュ
「英国ファッション協会の取り組みの優先事項の1つはファッションデザインを発展させながら、業界の循環型モデルの取り入れを前進させること。バーバリーと協力して、全国の学生が高品質の生地を手に入れられるよう支援できることを光栄に思う。最終的な目標は、ブランドが寄付をしやすくなる新しいモデルを見つけること。サステナビリティに取り組もうとしている学生の支援にもつながる。このプロジェクトを通して、ブランドがどのように次世代のデザイナーをサポートしていけるかについての対話を増やしたい」

【引用】
WWD Japan 2020/12/09
”「バーバリー」がファッション学生に残布を寄付するプロジェクトを発足”
https://www.wwdjapan.com/articles/1155600 (2021/01/14)

注目すべきポイントは、単に“量を減らす”のではなく、次のクリエイティビティを生む仕組みになっているということ。

バーバリーのようなラグジュアリーブランドが、サステナビリティを行動に移す重要性を認識していることがよくわかる取り組みです。

Flora Notis JILL STUART × ロスフラワー

フローラノーティス ジルスチュアートは、ルミネエスト新宿店の周年記念施策として、コロナ禍で生まれた「ロスフラワー」を使用したフラワー装飾を展開しました。

ロスフラワーとは?
生花店や式場などでまだ美しいうちに短い役目を終えた花々に新たな価値を与え、サステナブルな花き市場を維持するため、株式会社RINが廃棄予定の花を「ロスフラワー」と名付けました。

フローラノーティス ジルスチュアートが株式会社RINの企業ミッション「花のロスを減らし花のある生活を文化にする」に賛同したことで実現したこの企画。

コロナの影響で中止が相次いだブライダル用のバラ約2,000本を使用した装飾『Earth Rose Garden 』を展示するだけでなく、店舗で商品を1つ以上購入したお客さまに実際にロスフラワーを使って装飾に参加してもらうという内容になっています。

また、『Earth Rose Garden』の写真に「#フローラノーティスジルスチュアート」と「#ロスフラワー」をつけてSNSに投稿した人には、オードパルファンのサンプルをプレゼントするキャンペーンも同時に実施していました。

よくあるハッシュタグキャンペーンも、サステナブルな課題を意識したものに変えるだけで顧客にもサステナブルな行動・購買を促すことができますし、今回のようなキャンペーンを通じてジルスチュアートのエシカルマインドが多くの生活者に伝わることが期待されます。

商品を使用するたびにブランドの環境への配慮が思い出される、そんな好感が持てる施策です。

今回のフローラノーティス ジルスチュアートに限らず、ロスフラワーやフラワーロス、規格外生花の課題に取り組む施策は多くあります。

株式会社RIN × ラフォーレ原宿

株式会社hanane × ブックオフ

興味のある方は、この機会にぜひチェックしてみてください。

SHISEIDO × レフィルサービス

SHISEIDOは、2020年10月からグローバルプロジェクト「Sustainable Beauty Actions(SBAS)」をスタートしました。

このプロジェクトは「MOTTAINAI(リサイクルやリユース)」、「HARMONY(社会や環境との調和)」、「EMPATHY(共鳴)」という3つの柱で構成され、それぞれの柱に沿ったアクションが実施されます。

SBASの第一弾は、使い終わった「アルティミューン パワライジング コンセントレート N」のボトルをSHISEIDOの旗艦店「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」に持ち込むと、ボトルの洗浄と詰め替えを行ってくれるレフィル(詰め替え)サービス「アルティミューン ファウンテン」。

SHISEIDOでは、2025年までに全てのプラスチック製容器包装を100%サステナブル素材で展開することを目指しており、日本の「MOTTAINAI精神」にインスパイアされたこの「アルティミューン ファウンテン」は、5Rsに基づく環境負荷軽減アクションの一つと位置づけられています。

SHISEIDO 5Rs とは?
Respect(リスペクト)・Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)・Replace(リプレース)

他にも、海中や土中など幅広い環境下で優れた生分解性が期待される「カネカ生分解性ポリマー PHBH®」を使用した化粧品容器の採用や特設サイトでのオンラインコミュニティ形成といったさまざまな取り組みが発表されており、まさしくサステナブルビューティーを牽引するグローバルプレステージブランドと言えます。

あとがき

処分されるはずのモノを次の形に活かす活動は、環境負荷の削減という点では即効性のあるサステナビリティ活動ではなく、またパフォーマンスとしても、地味な方です。
またそもそもの廃棄量の問題に対して、即座に対応する手法でもありません。

しかし、不必要な処分物を意識的に減らす行動や、廃棄物に新たな活きる手段を与えることで、総合的に「ごみ」は減らせます。

リデュースフォーカスなサステナビリティ施策は、包括的、かつ長期的な目標を持って取り組むことが大切だと感じました!

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