PR企画で迷子になりがちな人のための"思考MAP"
はじめに
PR企画を行う際に何から考え始めるか?について、仕事でも、プライベートでも相談されることが多いので、僕がプランニングをする際に頭の中で整理している事項をまとめました。
PR歴2年未満くらいの方々に、ぜひ、ご活用いただきたいです。
大体の場合が、物事を曖昧な状態、抽象的な表現で議論することで、前に進まなくなるので、その解決ツール程度にお考えくださいませ!
迷子になりづらくなる思考MAP
■プロジェクト責任者:
責任者を明確にしましょう。
誰がプロジェクトを推進するのか?意思決定を行うのか?を明確化することで、ブレがちな企画の方向性がブレづらくなります。
■プロジェクトの目的:
何のために行うプロジェクトか?を言語化しましょう。
全ての企画は、目的があり、なにを成し遂げたいか?を明確にしてください。曖昧な表現ではなく、具体的な表現にしてください。
■プロジェクトで最も解決したい課題:
プロジェクトを通して、最も解決したい課題を具体的に書きましょう。
いくつも課題が挙げられると思いますが、その場合は、優先順位をつけて、書きましょう。そうすることで、議論の主旨が明確になります。
■プロジェクトのターゲット定義:
PRで動かしたい対象を明確に書いてください。
下記はBtoBを想定していますが、BtoCでは、さらにパーソナルな情報を書いてください。
・年齢層
・エリア
・業種
・職種
・役職
・仕事で求められている成果
■ターゲットに求める変化:
このプロジェクトに接した後、どう認識や行動が変化してほしいのか具体的に書きましょう。
どうしてもPRのゴールとすると、メディア露出の話で終わりがちな人が多いので、もっとその先の本質的なゴールを設計しましょう。
■変化を起こすためにもっとも重要な伝えるべきメッセージ:
コミュニケーションコンセプトに近い部分です。必ず主語・述語を使った文章とし、要素を複合させず、シンプルでユニークなものにしましょう。
■変化を起こすためにこのメッセージを伝えるために必要な情報や体験(必要要素):
どんな情報や体験を提供すれば、ターゲットに変化が起きるか?の必要要素を書き出してください。その中から、クリティカルかつインパクトがあるものを検証の上、絞りこむようにしましょう。
ご質問があればいつでもどうぞ
気が向いたら、お返事します。
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