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「バーチャルサロンGOOD LOCAL!ふくしま」を終えてイベント企画から当日の様子まで大公開!


 
こんにちは! インターン生の関麻衣香です。
 
3月8日、私たちがインターン開始時から取り組んできたメインプロジェクト、「バーチャルサロンGOOD LOCAL!ふくしま」が無事終了しました!株式会社オーダーメイドジャパン代表取締役の中野友登さん、Tregion株式会社の三廻部麻衣さんをゲストにお迎えし、トークや交流会で盛り上がりました!
 
ということで、今回は企画〜当日の運営まで、一連のイベント関連活動をレポートとして投稿します!
 
 
福島初心者・県外在住の学生2名でFターンイベントを企画!
 
私自身、福島を訪れたのは今回のインターンシップが初めてでした。そのため、当初は福島についてほとんど知識のない私が、Fターン起業(福島へUIJターンをし、県内で起業する)促進を目的としたイベントを企画できるのか、正直不安でした。
しかし、福島初心者、起業経験もない私たちだからこそ、参加者の方々と同じ目線に立つことができるのではないだろうか、自分たちにしかできない特別回にして参加していただいた方に楽しんでもらいたい、そんな思いからイベント成功に向け、活動を開始しました!
 
 
新空間!バーチャルオフィス Gatherを導入!
 
バーチャルサロンに参加したことのある方はご存じの通り、これまではOviceと呼ばれる空間を使って交流していました。しかし、接続がうまくいかない等のトラブルも見られ、このまま継続して使用すべきか悩んでいました。そのような時、現地滞在中に参加したイベントにて、今回のゲストとしてお話しいただいた中野友登さんにお会いし、Gatherという空間を作成しているとお聞きしました。はじめて使用したときは、スペースを分けたり、アバターを動かすことができたりとGatherならではの機能を体験させていただき、わくわくしたことを覚えています!このようなきっかけから新たにGatherにて交流会を開催することが決定しました!
 
 
働き方に着目したスペシャル回に!
 
県外の若者を対象に企業や移住に関する調査を行ったところ、起業と聞いても何からはじめればいいのかわからない、将来は移住してみたいけど知らない地で生活することに漠然とした不安があるとの回答が見られました。起業や移住はハードルが高く、なかなか身近に感じるのが難しいのではないか。そう考えた私たちは、働き方といったより広いテーマに着目し、キャリアに関する学びを得ることのできる回を企画しました。定年まで一つの企業で働くことはもはや当たり前でなくなった今、ゲストの方のご経験を通して、「都会と地方での働き方の違いとは? 〜起業や移住を経験して感じた魅力〜」をテーマにお話ししていただくことにしました!
 
 
イベント当日レポート!中野さん、三廻部さんの人生に迫る!
 
いよいよイベント当日、企画~進行までメインで携わらせていただくのは二人とも初めてだったため緊張していました(笑)トークセッションでは一緒にインターンに参加している咸さんがゲストの方に質問しながらトークライブを進め、Gatherの進行を私が担当しました!ここからは当日の様子を報告します♪
 
 
-「日本一の街づくり会社で人と人とを繋ぐ」中野さんの目指す社会とは?
 
愛知県の高校を卒業され、大学入学を機に福島での生活を始めた中野さん。福島大学在学中に起業され、現在はIT事業やコワーキングスペース事業など幅広く展開する株式会社オーダーメイドジャパンを経営しておられます。
 
そんな中野さんのビジョンは、「日本のどこを歩いても二人に一人はオーダーメイドジャパンという社名を知ってくださる状況を作ること」だと言います。売り上げだけでなく、繋がった人の記憶に残る会社にしたい、関わった過程を含めて豊かさを感じられるコミュニティを作りたいそうです。
 
そんなコミュニティ作りの事業に奔走される中野さんですが、若者が成長できる刺激的な環境、新しいコミュニティ自体の数は、都内に比べまだまだ少ない点を課題として取り上げています。今後様々な事業を展開していく上で必要なエンジニアやマーケターの存在は東北には少ないそうです。だからこそ、他の地域から移住してきた際の「つなぎ役」が重要だと言います。同じ思いをもった人同士が集まることで事業が広まり、外に発信できる組織の実現を目標に人が集まる仕組みを確立していきたいとお話しされていました。
 
 
-「誰もが天寿を全うできる社会を作る」三廻部さんが移住して感じた東北の可能性
 
三廻部さんは、大学院卒業後はユニクロで知られる大手、ファーストリテイリングに入社し、店長から人事まで様々な職種を経験されたそうです。組織の大きさは異なれど、どの組織に所属していても、そこでの学びや楽しさがあるとおっしゃっていました。震災を機に、福島へと移住され、現在はTregion株式会社にて食を通じた東北地域の魅力発信に取り組んでおられるそうです。
 
そんな三廻部さんが自身の軸として掲げるテーマ、それは「誰もが天寿を全うできる社会を作ること」だそうです。天寿を全うするというのは、誰もが自分の意思で自由に生きて、大往生して死んでいくことを意味するそうです。いろいろな人と関わる中で世の中は多くの人の努力の積み重ねでできていることを実感してきた、だからこそ、自分が生まれる前よりもよりよい社会を目指して生きていきたい、と素敵な思いをお聞かせくださいました。
 
「福島には、中野さんのように若い世代を巻き込んで挑戦していく風土がある素敵な場所がたくさんある」。だからこそ、その魅力を外に発信していきたいという思いがあるとおっしゃっています。まだまだ眠っている東北の可能性を広げたい、福島だけでなく、東北圏のローカルとローカルを、そして民間と自治体を繋ぐ潤滑油の存在になることこそ、三廻部さんの次の目標と言います。


Gather交流会の様子


 
イベントを終えて
企画〜運営まで一貫して携わらせて頂いたイベントは今回初めてだったので、不安や緊張でいっぱいでした。しかし、イベント開始後の和気あいあいとした雰囲気の中で、ゲストのお二人や参加者の皆様とお話できたこと、私たちインターン生が用意した企画を皆様が楽しんでくださったことが何より嬉しかったです。
 
インターン開始から温かく見守ってくださり、何度もアドバイスしてくださった三部さん、丹治さん、急なお願いにもかかわらず、ゲストとして参加頂いた中野さん、三廻部さん、そして参加者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
 

今回も長文となってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。インターンシップ終了まであと1週間、最後まで多くの学びを吸収すべく、全力で取り組みたいと思います!

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