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フォーリサローネ 展示空間がズルい件

こんにちはテンプラです。

ミラノサローネと同時期に行う、デザインの祭典フォーリサローネ。この時期のミラノを歩けば、どこかしこに展示、アートのインスタレーションなどを行い、街全体がデザイン・アート一色になります。

フラッと立ち寄ることも多いのですが、毎回羨ましい~と思う事は展示する建物が素晴らしい事。

どんな小さな展示でも、室内の展示空間はミラノの古い建造物が多いですから、建物自体の「気」というか時代を経過した「アジ」が展示空間を覆っています。
それだけで展示されるモノが生きてくる。なんでもかっこよく映っちゃう。

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こんな、どうでもいい階段でも、天井がアーチの古いレンガで覆われていると「ムムム!」と期待する。

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サンワカンパニーのキッチン。今は常連になりつつありますね。
2018年からミラノフォーリサローネ初参加だと思うのですが(間違っているかも)、その時の展示も建物が素敵でした。
建物の空間撮影は忘れてた・・・。

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教会をリノベーションして展示空間にした会場。

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天井の木質感、石の通路、展示空間への通路を通るだけでもわくわくする。

もともとの歴史的背景、素材の扱い方、土地柄として選定素材、作り手の人種、総合的にアジに繋がっているんでしょうね。

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