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SNSマーケティングにも活用できる行動経済学3選


行動経済学とは

行動経済学(behavioral economics)とは、経済学と心理学が融合した学問で、人間の「人々が直感や感情によってどのような判断をし、その結果、市場や人々の幸福にどのような影響を及ぼすのか」を研究する学問です。行動経済学は経済学の新しい領域として2002年に心理学者のダニエル・カーネマン、エイモス・トベルスキー、そして経済学者のリチャード・セイラーらによって創設されました。

参考:https://www.sprocket.bz/blog/20220531-behavioral-economics.html

行動経済学とマーケティングの関連性

SNS利用者が近年増加していることから、企業がSNSマーケティングに取り組むことに注目が集まっています。

参照:総務省「令和5年通信利用動向調査報告書 (2023年8月末調査)」

SNS利用率は全体で77.2%あり、6〜12歳、13〜19歳、30〜39歳を除いた各年齢層で利用する人の割合が前年と比較し増加傾向にあります。

SNSなどのオンライン利用者数が増加しているため、マーケティングで利用者の心理や状況などにあわせた接客が求められています。
損得などの合理的な判断では、消費者の行動を予測できないため、
行動を促す心理を分析してSNSなどのマーケティングに活用していくことが必要です。

行動経済学の理論3選

今回は、SNSマーケティングにも活用できる行動経済学の理論を3つ紹介します。

①ザイオンス効果

ザイオンス効果とは「単純接触効果」といい、特定の人に繰り返し接触すると高緯度や印象が高まるといった効果。
SNSを定期的に更新し、表示回数を増やしたり広告出稿を行い同じユーザーに繰り返し広告を表示させるのも活用例として挙げられます。

②バンドワゴン効果
バンドワゴン効果とは、大勢の人が支持している人、物、事象に対してより一層支持が集まるといった効果。
SNSでは、フォロワーが多いインフルエンサーが紹介することであったり、「お客様からの支持No.1」などの売り文句を広告のクリエイティブに含めるなど活用することができます。注意点としては、表現が過剰になりすぎないようにエビデンスを提示することが必要です。

③ハロー効果

ハロー効果とは、ある対象を評価するとき一部の特徴的な印象に引きずられて全体の評価が傾く効果。
バンドワゴン効果でも記載しましたが、ハロー効果は、SNSだとインフルエンサーや有名人からの紹介で活用することができます。
インフルエンサーや有名人のファンであれば、「この人が紹介しているのであれば良いものだ」と評価する人も少なくありません。

まとめ

まだ一部にしか過ぎませんが、以上がSNSマーケティングにも活用できる行動経済学の理論でした。
SNS以外のマーケティングでも活用できる行動経済学の理論はたくさんあるので、調べてみてくださいね!

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最後まで、お読みいただきありがとうございました!

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