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年間200本のPush通知を配信して分かったPush通知の改善方法

この記事では、アプリマーケティングの一環で毎日プッシュ通知を送っている私が、Push通知を活用してキャンペーンの訴求を行う際の、具体的なPush通知の運用改善方法をご紹介いたします! 


Push通知の基本

Push通知とは、アプリからユーザーのデバイスに送信されるメッセージのことです。
ユーザーにお得なキャンペーン情報などを通知することで、アプリの利用率を上げることが可能になります。
効果的な通知を送るためには「テキスト内容」と「タイミング」の観点で改善を行いましょう!

Pushの改善方法

▼テキストを改善

■簡潔に書く
Push通知の文字数は40文字以内を目安にしましょう!
理由は以下の2つです。
文章を一瞬で理解できる
・40文字を超えるとデバイスによっては見切れてしまう


文字数が多すぎるとユーザーが通知を受け取った際に正しく伝わらないため、魅力的なキャンペーンでも想定を下回る参加率になってしまいます。

インセンティブを【】で囲い、文頭に持っていく
・悪い例:〇〇ストアの初めてのご利用ででもれなく100ポイントもらえる!
・良い例:【初回限定100ポイント】〇〇ストアのご利用でもれなくもらえる!

悪い例では、文章がのっぺりした印象がありますよね。
逆にいい例ではインセンティブの魅力が最初に伝わり、【】によって文章にメリハリがついています。

ユーザーがPush通知をタップしてくれるかどうかの判断は目に入ったほんの一瞬のうちに行われます。
インセンティブを【】で囲い文頭に持っていくことでサービスに関心度が低いユーザーがタップするきっかけになります!

▼タイミングを改善

ターゲットユーザーにあわせた時間に配信する
私が携わっているアプリでは、主にビジネスユーザーをターゲットにしていて、月曜日の利用率が高く、休日の利用率は低いといった傾向があります。
キャンペーンをより効果的に訴求するためにはユーザーがどの曜日、時間帯に利用しているかなどのデータを活用して配信しましょう!

キャンペーンに合った適切な頻度で配信する
・毎日訪れてほしい機能
訴求力の高いキャンペーン
頻度を高めに設定することで、認知度が高まり利用率が上がる傾向があります
・訴求力が強くないキャンペーン
送れば送るほど数字が悪化するケースがあります

効果測定指標

上記の改善ポイントに加えて、以下のような評価指標を用いて結果の分析することで、PDCAサイクルを回しましょう!
・IMP(Impression)
通知が表示された回数
・CT(Click Through)
通知をクリックした回数
・CTR(Click Through Rate)
CTR = CT ÷ IMPで計算でき、配信件数が異なる案件を比較できます

上記以外にも有効な指標はたくさんありますが、Push通知では基本的にこの数字を改善することを目標にするとよいでしょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
基本的な内容ですが、自分が年間200本配信している内、これらのポイントを的確に押さえている配信は半分程度だと感じています!
いつものテキストに一工夫加えるだけで簡単に改善できるので、ぜひお試しください!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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