見出し画像

職場の活氣は掃除から あなたの背中が語っているメッセージ

掃除で会社が変わるといった本が大変好評のようです。
整理整頓の大切さは、改めて説明するまでもないでしょう。
環境の乱れは心の乱れに通じます。
職場内研修で多くの施設を訪問しますが、
活氣のある職場は例外なく掃除がよく行き届いています。

では、そんな大切な職場環境の整備を誰が行うのでしょうか?
業者に一任するのか、スタッフが当番制でやるのか、リーダーが常に目を光らせているのか。
職場環境は誰が掃除しても良い、誰の担当でもないところから汚れていくものです。

そんな誰の担当でもない場所をリーダーのあなたが掃除するとき、
「掃除をしている私の背中を見て、同僚の誰かが手伝ってくれたら」
といった淡い期待(!)を胸に、一人黙々と作業しているかもしれません。ところが、同僚がいる前で何度その姿を見せても誰も手伝ってくれません。「私がこんなに頑張っているのに、どうして誰も手伝おうとしないのか?」と次第に、その背中が伝えるものは「淡い期待」から同僚に対する「怒り」に変わっていきます。こうなると、あなたに近づくことすら危険(!)な雰囲気になり、孤立していきます。

このパターンに陥らないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?あなたの背中を見せて、手伝ってもらえるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
答えはシンプルです。背中で「楽しさ」を伝えれば良いのです。
掃除を笑顔で、機嫌良く、楽しそうにやるのです。
「楽しさ」が伝われば、人は誘われ、行動意欲が喚起されるのです。

環境整備に限らず、もしあなたが背中で伝えたいものがあるのなら、
その背中が「怒り」を伝えていないか、自分自身の気持ちを確かめてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?