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#4【人格】解離性同一性障害という生き方 ~100人超の交代人格と私~

ここからは客観的な観察記録として書いていきます。

まずは、基本人格とその他の交代人格は完全に分けて考えなければなりません。


ケースとして、基本人格=主人格のケースです。その場合、基本人格(主人格)を基準に他の交代人格たちが活動します。

もう一つ、基本人格の影武者的存在として主人格が別人格として存在しているケースがあります。これは、基本人格がストレス超過になりそうな時に主人格が出て代わりに日常生活を過ごしながらフォローする体制のことで、その他人格は、主人格さえもストレス超過になりそうになった時に交代して肩代わりします。その中でも超レアなケースとして、主人格に『君が基本人格だ』と思い込ませて、基本人格は主人格のフリをして難を避けるというズル賢いパターンをとるケースもあるのです。ようは、基本人格と主人格のすり替えです。なぜわざわざそんなことをするかというと、生活していて1番初めにストレスを受けるのが基本人格なので、それを避けるためにしているのです。

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