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片桐はいり『グアテマラの弟』を読んで

ブックオフで100円コーナーを丹念に探して見つけた1冊。
『わたしのマトカ』を読んだことがあったので、なんとなく
読んでおきたかったのだ。

内容はグアテマラに住む弟さんを訪ねる、というもの。
シンプルに書けばこうなるが、筆者の個性やグアテマラの国柄(?)も
あいまって随分面白いエッセイだ。

その国で出会った人との交流も面白かったのだが、
筆者の弟さんもなかなか日本人離れしており、
「さすが名女優片桐はいりの弟、こうこなくっちゃ!」
と思ってしまう。

行ったことない国だけれど、本書を通して
垣間見えるその国の人たちは、おおざっぱだが
明るい人たち。
遠い知らない国、でも私の中で一歩近づいた気がした。

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