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北欧グルメ旅④完~ヘルシンキ~

ヘルシンキ
<2日目>

朝食はホテルのビュッフェ。

最近は、朝食抜きの2食生活だから、
朝はすぐお腹いっぱいになる。
朝ヨーグルト・グラノーラなんて
旅行の時限定。

ショッピングに夢中になっていたら、とっくにランチ時間が過ぎていた。
そのため、ランチはなし。
スイーツを食べに行くことにした。
その道中。

フィンランド発フードデリバリー“Wolt”
日本でもサービスを提供しているが、やはりここヘルシンキでは多く見かける。
そして、見かけた半数以上がこのスタイル。
サドルもないし、ペダルに足を乗せているだけ。
何て言う乗り物だろう?!ヘルメット着用、見るからに危険そう。
気になる。
ドイツ発フードデリバリー
“foodora”
こちらは普通に電動アシスト付き自転車。
ピンクのジャンパーがかわいい。


おやつは、【fazer cafe】リピート店
フィンランドを代表する老舗お菓子メーカーFazerのカフェ。
ビュッフェ時間帯や、種類豊富でいつ行っても、
その時々のお腹の状況で楽しめる。

コーヒーとゲイシャタルト。
北欧では、コーヒーを頼むとセルフサービスでおかわりできるのが嬉しい。
さすが、コーヒー消費量世界一!
お菓子の購入もできちゃう。
スーパーでも売れている商品は、ここではぐっと我慢して、
見るだけ。
買わなくても、目の保養になる。
この光景毎回わくわくする。


夕食は、【Ravintola Olo】
北欧旅最後の夜。
どこのレストランで過ごそうか検討していた時、
ちょうど記念日と重なっていたので、
こちらのお店にした。
(日本語で予約できるのはありがたい。これが一番重要)

ミシュラン1つ星レストラン。2011年から獲得している。

どの料理も繊細で美しく、感動。
食べるのがもったいないくらい、芸術作品のようだった。
ずっと眺めていたい。
と思いつつパクリ。

それぞれの料理を説明してくれ、「うん、うん」と頷く。
分かったふり。
でもこれって、理解できていないこと、絶対バレているんだろうなと思うと
面白いな。いやいや面白くないか。
優雅だけれど、なんだか居心地の良い空気感。
一番乗りだったので、緊張したけれど、徐々に地元の人らしきグループも
増えてきて、和やかな雰囲気に包まれた。
お隣の席は女子会、楽しそう。お祝いかな。

このレストランに来られてよかった。
お店・スタッフの雰囲気、これは外せない重要ポイント。
入店した時に感じる気。また来たいかどうか半分くらいがここで決まる。
来年は、もう少し単語がぽつぽつ拾えるレベルになって、
来られるようにしようと決めた。行く気満々。

またリピートしたいお店が増えた。
なんとも嬉しい気分。
だから、ヘルシンキも大好きだ。


ヘルシンキ
<3日目>最終日
朝食はホテルのビュッフェ。

腹ごなしに、行ったことのなかった『Oodi』へ。
2018年にオープンしていたという。
公共図書館だけれど、カフェやレストランもあり、
時間に余裕があったら、一日居られそうな場所である。
なんと言っても、おしゃれ。
近くにあったらな~。

お昼は軽く、【Ekberg】リピート店
ヘルシンキで一番最初にできたカフェ。

写っていないが、2店舗並んでいる。
ブティックといわれるもう1店舗の方。
こちらは、デリやクッキー・バック帽子などのお土産が中心に売られている。
近くで働いているらしき人が、ヘルシーランチを買いに来ていた。
のんびり外を眺めながら。
もうこの光景ともしばらくお別れ。


ヘルシンキ中央駅からの空港バスが終了してしまった為、
鉄道にて空港に向かう。


意気揚々とチェックインなど終わらせ(全部係りの人にやってもらった)
ラウンジに行こうとしたその時、チケットに座席が載っていない!
またしても、
なぜ?Why?
生まれて初めての出来事に青ざめる。
係りの人は「大丈夫。搭乗口で聞いて」と笑顔。
席がない=帰れない=どうしよう→英語しゃべれない私ピンチ。
搭乗口にダッシュしたけれど、早すぎて誰も居らず。
まさか、自分が対象になるとは、1%も予想していない状況。
ここは冷静になるべく、ラウンジで気持ちを切り替える。
そんなこんなで、ワインを赤白交互にいただき、
いざ、搭乗口に行く。
結果、空いていた席が取れた。
グランドスタッフが日本人で、スムーズに事が運び安堵した。
これが乗り継ぎだったらと思うと、冷や汗どころじゃないだろう。
だから、ラッキーだったのだ。

フィンエアー100周年記念、ムーミンの機体だった。ラッキー。


この3年間で、好きだったお店が無くなっていたり、
移転や増えているお店があったりと、変化を実感した。
でも、知っている大好きな北欧の街並みや空気、居心地の良さは
まったく変わっていなかった。

まだまだ、食べたい物はいろいろあったけれど、欲張らず、
次の旅への楽しみとして、とっておこう。


2023年の北欧グルメ旅はこれにて終了。




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