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【アラサー上京物語。#16】母親が体調を崩しました。

上京することはやっと伝えました。
もう決まったから、と。

そうすると案外、肯定的な対応でしたね。

これは私がアラサーになったからだと思います。

もっと若い時なら、否定しかなかった。

し、私自身ももう揺るぎない気持ちがあったので、それが伝わったんだと思います。


ただその後、普段病院に全くかからない母親が体調を崩しました。笑

(寝たきりとかそういうレベルではないのでとりあえず大丈夫です。)


うん、これが「ザ・癒着している親」という感じ。

本当は、私に家から出ないで欲しいのですよ。

いわゆる「こどおば」「こどおじ」の方って、依存的だったり、過干渉な親を持ってる可能性は高いんじゃないでしょうか?


というか、ほぼそれだと思います。

外から見たら「アイツ楽しているやつ、だらしのない奴」だと思うんですが、家庭の中を覗いたら単なる機能不全家族だった、というのが正体でしかない。

それに気が付かないで永遠に家にずっといるパターンも多数。

そして親が「部屋にいることを把握できる」状況で、ゲームの中に自分の世界を広げて逃げていくしかない。

色々やってくれるって、一見自分のことを「心配してくれている」と思いますもんね。

周囲の人に話しても、「心配してくれてるんじゃん」などと言われたりして、気が付きにくいです。

でも、それは癒着であり、過干渉であり、本当にやりたいことをやれる人生では無くなっているパターンも多く、
もはや自立しようなんていう気力さえ奪うのが親子間の癒着なんですよね。

知り合いのこどおば仲間(アラサー)は、車のガソリンの入れ方がわからないらしいです。笑

親名義の車で毎日通勤していて、ガソリンがなくなったら親が入れに行ってくれて、車の手入れをしてくれて、親が時間ある日は職場まで送り迎えしてくれるんだとか。

唯一親なしで彼女が遊びに行っていい場所は「遊園地」。
「ずっと子供でいて欲しい」親の願望が投影されているように感じてしまいます。

ただ、本人は自分が「こどおば」であることを自虐したように言ってるんですよね。

優しいから、親の好意を受け止めたいし、でも自立できていない後ろめたさも同時に持っているから自虐してるのかな…とか。

ある意味、彼女が家から出ることをコントロールしているように見えました。
地方住みにとって足であるクルマのコントロールを全てしているんだから、ガソリンが減っただけで何かを察しとると。

彼女に、少し前の自分を重ねながら見ています。
まるで私もそうだったからです。

彼女は本当は男性と恋愛したいみたいだけど、あまりにも監視されていて、行く場所も監視されているので出会いの場に軽々しく行ったりとかもできないみたい。

嘘つけばいいじゃん、という感じですがそれもできない「いい子」なんですよね。

もちろん、そうやって愛情深く育てるのは良いことだけど、親に何かあってから子供が全てをしなければいけないようになる、のは子供にも辛いことなんじゃないか?

パートナーを作って出ていくことが不安でも、他に拠り所を持たせた方が将来的に安心なんじゃないか?

それに過干渉タイプの親側が気づくのは自分が体調崩してからでしょうか。。。





昔のわたしなら母子癒着していたので「心配だから上京やめよう」「上京するなんて言った私のせいかもしれない」、という謎の罪悪感に覆われて動けなくなったと思います。

でも、最近の私は違います。

母親は母親で、これを乗り越えて欲しいし、絶対にこの癒着がとれた方がお互いが楽になる。

そう確信があるのです。

心配する雰囲気はほどほどに出し、笑 上京の準備を進めます。

そう、これが私の今回の一番のテーマなんです。

だから、どうしてもアラサーでもこれを遂行しなくてはいけなかった。

もう他のみんなはとっくにこの段階は終わっているけども、わたしは今やっとできる段階に来た。(わたしなりにいろんな工程を踏んできました。)

だからやる意味があるんです。

お金がかかるからとか、コスパが悪いとか、そういうことではないのです。

自分を生きるというのは、コスパで生きることではない。

お金を自分にかけてあげることも大事なのだ。



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