何かをしなければならないことをしないことによる開放感

考えてみると、
今、しないといけないときに、
つい、しないでいてしまう、ときがある。

いくつか例を挙げてみる。

学生時代、
授業中に他のことをするのが好きだった。

そのとき考えなくてもいいことを考えたり、
何かの計画や部活や趣味のことや、
別の授業の内職をしたりもした。



なぜだか授業中に、
それとは別の作業をすると、


その作業は、いつもより、はかどった。


後で授業を聞いていない分、何らか取り戻さないといけないのに。効率はよくはない。


何でだろうか。


金曜の夜にやればいい仕事を、
あとは週末にやるよと言うことにして、
早めに上がり、飲みにいくときの開放感。 
本当は金曜夜に片付けるべきだとしても。

やらなければいけないことを、
しないでおいて、後回しにして、
それよりも、本当は今しなくてもいいことをする。

だからこそ、この瞬間が貴重で、
価値のある時間に思えるのかもしれない。


朝、目覚めているのに早起きできない日は、
早く起きて支度をするのを、
少しでも先延ばしにしたいから。


だから、そのふとんから出られない時間は、
一秒一秒が至福になる。


つまり、私は、しないといけないな、
と言うことに抵抗したい、解放されたい、
少しでも後に回したい、と思うときがあり、

そこで別のことをやると、
単するよりも、楽しいことはより楽しく、
そこに幸せを感じ、作業もより集中してはかどる。


これは主観であり、感じ方にすぎない。

ここをうまくコントロールできないものかと
考える。


授業の例でいえば、勉強がいやなのではない。

Aという授業に出ながら、Bという授業の内職をしてると、はかどる。どちらも勉強に違いないが、Bという勉強は、そのときはしたくてやっていて、しないといけないことではない。


旅行が好きで計画を立てるだけでもウキウキする。

でも、旅行の計画をたてる作業も義務感なら、
(例えば、会社の業務であれば)、そうはならないかもしれない。

会社の行事としての旅行なら、
楽しめないかもしれない。
(それでも楽しめる時もあるけど)


人と飲むのが好きでも、必ず出ないといけないと言われた飲み会は、なぜだか、嫌かもしれない。


嫌の理由は、自分がそれに対して、
義務感ややらないといけない感をもつからだ。
同じことでも、しなくてもいいことを自分からするのであれば、嫌でなくなるかもしれない。

つまり、気持ちの持ち方を変えられないか。


仕事は、やらなければならないことではない、
とすればいいのか。

じゃあ、やらない、

となりそう。

そうはいかないよな。

単に思えるなら苦労はしない。


それはそうだけど、そこを打破したい。


仕事をやりたいことにする、方がいいだろう。

どうやって?

やりたいことだ、と念じてみても、
仕事がすべてやりたいことにはならない。



では、仕事が本当に嫌なことなのかをまず、
熟考する。

別に、考えてみれば、今の仕事は、
そんなに嫌なことをしてるわけではない。

そうだよな、そこにフォーカスしよう。

その上で、別にそんな嫌でもないんだから、
仕事をすることに対して、別に何も考えない。


ご飯を食べたり、シャワーを浴びたり
散歩したり、する中で、仕事もする、感じで。


学生のとき、授業が嫌いだったけど、
今思えば、別にそんなに嫌なことでもないし、
もっとちゃんと聞いておけばよかったと思う。

そのことをよく考えた上で、自分の中で消化した上で、するなら、できそうだ。

ただ、

もし、熟考しても、
今の仕事がものすごく嫌な内容なら、

仕事の方に問題がある?
そもそもその仕事でいいのか?

という話になる。

仕事探しをやり直す。
転職とかを考えることになる。

まあ、それも一つの答えだけど。


もう一つ、思考の中で考えてみた。

他にやるべきことを作り、
それをしないでおくために、
仕事やその他のこともする、ということにする。

つまりAをしないで、Bをするイメージで、
Aを仮想的に作り出すことで、
本来やるべきBに、より前向きに実施できるように、自分をコントロールする。

例えば、目標を高く設定してみるとか。

うーん、それも想像してみたが、
うまくいきそうな例が見つけられなかった。
これはまた、そうできそうなことがあったら、
また別途考えたい。


考えた結果をまとめる。

何事も、しなけれらならないこと、と思わないためには、したいことにするためには。


1.そんなに嫌なことでもないことを自分の中で腹落ちするまでよく考えてみる。

2.その上で、パンを食べるように、自然に何も考えずに日々の中で生活の一部としてする。

3.このお店に行きたいとか、この景色を見たいとか、そんな感じで。したいことのように、今日は、これをするんだな、これをしよう!と仕事も他のことも、自然とできるようになれば、理想的。

4.今の仕事が本当に嫌なことなら、転職を考える。


仕事を自分の生活の一部として、
単にやれる人になる。


そうできたら、一番いい。

転職でもいいし、
今の仕事でも、多少の嫌なことがあっても、
取り組み方や考え方を変えたら、
そうできるかもしれないし。


重圧とかプレッシャーなら、
もうどうにでもなれ、って思えば
案外それでいけるかも。

人間関係だと相手があり、難しいけど。
何かを思い切って変えてみるとか。


勇気でもあり、開き直りでもあるけど。

転職するのも勇気と思い切りが必要だ。



前向きに、いざとなったら、
本当にしないといけないことなど、
この世界には何もない、ということだと思う。


日々、自然と生きられるようになりたい。
そのために、考えたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?