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うつ病になった私へ 10(私から私へ)

もし初めて私のnote読んでくれている方がいれば、はじめまして。過去記事ありきで書いていることが多いので気になってくださったり内容の意味がわからなくなったらぜひ過去の記事も読んでやってください。このタイトルのシリーズは、闘病日記としてマガジンにまとめてます。


今日はいつもより、本当に、うつ病になった「私へ」。

年甲斐もなくこんなことを記事にしちゃってちょっと恥ずかしいけど、実は誕生日で、ひとつ歳を重ねた。

うつになる前も自分に自信がなくて、自分が嫌いで生きてきたけど、今年は本当に生まれてきてくれてありがとうと思ってもらえるような私でもなければ、生まれてきてよかった、と自分でも思えない誕生日。

何せ年明け早々電車に飛び込んじゃえからうつ病になって始まってるし、そもそも誕生日なんて迎えられないと思っていた。

「今年」という意味ではまだあと半分もあるのかとゲンナリしてしまうけど、半年前の自分からは想像できないくらい(今のレベルが高いかはさておき、当社比)元気になってきた。

まだまだ治りました!と言えるまでには道のりは長いし、元気になっても再就職できるかとかたくさんたくさん不安がある。

できないことばかりだし、人に迷惑ばかりかけている。
お金のことだって心配。
やっぱりこんな私なんてと思わずにはいられない日ばかりだ。
いつも、何かに誰かに「申し訳ないな」と思って生きている。

文章を書くのが好きで、こうしてnoteを始めたけど、魅力的な文章をかける人間なわけでもない。
別に仕事なわけでもないしただの趣味で自己満足の世界。とはいえ、もうちょっとなんとかなるだろうと、たまに自分で読み返してなんだこの文章はと頭を抱えたくなる。将来黒歴史になるんじゃないかとアカウントごと消そうかと思ったことも少なくない。

でも、今ここまで書いて、自分でも表現できない気持ちになった。
誰に言い訳するわけでもないけどあの時私は本当にすべてを終わりにしようと思った。間違いなく。調子が良くなったりしてきて、行動に移さなくても、ぼんやり「いつか」と思い続けるのは変わらないと思っていた。
それなのに今私はこうして書いている日記が「将来の私」にとって黒歴史になるんじゃないかと心配している。

多分、上手に生きられないからなんとかしたいだけで、でもうまくいく方法がわからなくて、どうしようもなくなっただけで、きっと死にたいわけじゃないんだ。結局私は「幸せ」に生きていたいと誰よりも生にしがみついているに違いない。

今、頭の中がごちゃごちゃで、大声で叫んで泣き出したい気分だ。うまくまとまらない。

なんとなく今年は(残念ながら悪い意味で)いつもとは違う気持ちの誕生日だしと書き始めたけど勝手に感情的になって恥ずかしい。何をやっているんだ。でも日記だからいいんだ。

もう、とにかく、普段引き寄せの法則とか言霊とか、スピリチュアルなことは信じていないけれど、言い聞かせるという意味でも無理やり自分に言っておきたい。

誕生日おめでとう私。
いつか自分に自信が持てて、生まれてきてよかったと笑顔で過ごせる日が来るはず。ここまで生きてきただけで、よく頑張った。自分、ありがとう。これからも、生きていきたい。

なんだか今日に至るまでのことを思い出したり色んな感情が湧き上がってきて結局ちょっと泣けてきた。悲しいのか嬉しいのかなんなのかわからないけど。


今日はこれでおしまい。
明日も頑張って生きるぞ。
タイトルが、うつ病だった私へになるまで、頑張ろう。


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