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よき仕事のコミュニケーション、”委員会”制度

皆さん、こんにちは!体調変わらず元気にお過ごしですか?
メイン筆者のダーやまが先週ダウンしたためちょっとお休みをいただきましたが、今週からまた頑張って更新していきます!
よろしくお願いいたします。


さて、今日のテーマは”委員会”。皆さん、委員会って聞くとどんなことを想像しますか?学生時代の学級委員、図書委員、美化委員・・・とか?教育委員会や国会でも様々な委員会の名前を聞きますよね。
そして私たちGood Culturesにも委員会があります。

私たちの委員会とは

委員会の目的は大きく2つ。
1:業務で関わる横のつながりを増やすこと
2:機会の損失を防ぐこと

横のつながりの大切さで言えば、これまでの記事でも情報共有の大切さについて書いてきました。でもそれはあくまで業務内のようで業務外の話。
自己紹介の機会を増やしたり、ノミディ(飲み会)をして、お互いの理解は深まってきたけれど、やっぱり仕事を達成する戦友というか仲間としての信頼関係を構築するには、業務上の接点が無いと難しいですよね。(人となりだけでお仕事できる訳でもないので)

特に私たちのように日常で対面で会うこともなく、各自で業務を進めていくような業務委託組織だと、ほぼ個人で作業することが多い。例えばダーやまはソロ広報だし、マーケティングとしては3名。ちいかわのいるHRも2名です。それこそロールが違う人たちとはほぼ業務で関わることがありません。Slackで「あ、お名前よく見るわ」くらい。
それぞれのロールで専門性は理解できます。でも人って、自身のロール以外にも得意なことがあって会社に貢献できたり、これまでの経験値からくる発言やアイデアが、他の人に刺激を与え、イノベーションが生まれたりするのではないでしょうか。私自身アイデアに行き詰ったとき、違うロールの人と壁打ちすると、思いもよらない意見で、「はっ!!それだ!!」となることがよくあります。

そしてもう一つの目的の機会の損失を防ぐことについて。
私たちでいうとお互いのロールがはっきりと明確だからこそ、お互いの間に落ちてしまったボールがどうしてもあります。
それは自分のロールじゃないから関係ないわっていう無責任さということでなく、本当にすこーんとそこだけ落ちてしまうんです。そこに気が回らなかったりするから。でもそれが会社にとって意外と大事な部分で、会社にとっての大切な機会になるかもしれない。成長しようと頑張っている会社でそれってとっても勿体無い。
そこでHRのちいかわは考えました。
「委員会つくろう!」と。

さあ委員会のスタート

まずは、落ちてしまったボールを拾い上げるための有志=委員会結成を呼びかけました。
一人ひとり契約も違うし、本業やプライベートが忙しいときもある。
だからこそ強制で「このボールあなたの役割はでお願いします!」ではなく、「あ、私やってもいいよ」や「自分、やりたいです!」と手を上げてくれる人にお願いすることを一番大切にしてきました。
もちろんそれぞれの事情で最後までやり切れず途中抜けてしまう人もいるけれど、それでも誰もやらなくて機会損失するよりは、少しでも動いて、どんな小粒なアクションを起こした方が会社のためになる。そう思ってまずは”動かす事”を重視しました。

notionを活用して今7〜8個の委員会が稼働中

自社サービスを体験する委員会も設立

特に顧客体験を自分たちも体験できるグッズ制作委員会においては、様々なロールの仲間が集まることを大切にしています。プロダクトやデザイナー以外がデザインを考えたり、グッズ選んだりすることで、想像もしていなかった渡し方やストーリーがでてくる。何より自分たち、そして仲間が使うことを想像してグッズを決めていくことで、改めて自分たちの組織と向き合うことが必須となります。
それってしっかりと組織を認知していなきゃできないこと。
認知ってまさに自社や組織とのエンゲージメントを高めるのに必要な要素ですよね。そもそも特定の業種の人以外、自分が思いを込めて作ったプロダクトが、カタチになって、誰かの手に届く経験って無いと思うんです。もちろん私たちはグッズを製作する会社だけど、全員がお客様に直接商品を届けられるわけではありません。だからこそお客様の追体験ではないけれど、同じ喜びをまずは自分たちで味わって欲しい。
そしたら、お客様の、そしてそのさきにいるグッズをもらった人たちの気持ちを理解して、より自分の仕事に思いを込められるから。

まとめ

HRとしてちいかわが委員会を立ち上げてみて思ったのは、自分自身が会社をもっと俯瞰してみれるようになったこと。「あ、この人はこんなことを考えながら仕事をしているんだな」とか、「こんなことが得意なんだな」とか。

そして入社してすぐに委員会に入ったダーやまが思ったのは、とりあえず誰かと話せる安心感。そしてまだ自身の業務で成果を出せていない中でも、自分の得意とする別のスキルを使って会社に貢献できたという自己肯定感。

そう、委員会って聞くと難しそうだけど、実は人間関係構築にとってもおすすめです。私たちのイチオシは、会社のグッズを作る委員会。ついついグッズ制作はとか総務や人事がやりがちだけど、全く違う畑の人が考えるのも面白いですよ。でもグッズ制作だけでなく、自分が普段関わらない人と関わる機会を作るとか、業務に触れてみるっていう事が一番大切なのかなと思います。
同じ世界だけでなく、たまには違う世界の人とふれあい、知見を広め、そしてお互いに刺激し合う。そんなきっかけが委員会にはあります。

まずは会社のコミュニケーションの第一歩として、委員会を始めてみませんか?

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