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コンサルを目指す#1〜新卒学生がES/面接で避けるべき3つの地雷

こんにちは、DATA-TRAPのKenです。

コンサルタントに限らず、就職・転職活動する上でESや職務経歴書は必ず必要になるものだと思います。
ぼくは事業会社およびコンサルティング会社で多くの学生のESを見てきました。また、添削指導をして落ちるESを受かるESに磨くお手伝いをしてきました。
その中で、受かるESと落ちるESには驚くほど共通点があることに気づきました
今日はこの経験から個人的に思うことを述べたいと思います。
履歴書やエントリーシートの書き方に悩んでいる方、必見です。

※書類選考は、中途採用と新卒採用では傾向が大きく変わるので、今日は新卒採用におけるESについて思うことを書きます。

【新卒採用におけるESについて思うこと】
就活において以下に当てはまるものがある人は、もう一度自分に向き合って考え直してみると良いと思います。

1.強がりすぎ

正直に言うと、典型的なイタいESのパターンがこれです。このタイプのESを見るとぼくは大抵疑ってかかっちゃいます。サークルのリーダーとか部活のキャプテンとかで自分がXXを成功させましたとか、リーグ準優勝に導いたとかそのたぐいです。こういう経歴を書くひとは決まって”おれすごいぜ”アピールをこれでもかと展開します。

その結果自体はきっと素晴らしいものだと思うのですが、本人の貢献度がどれだけあったのか不透明だしこういう話はいくらでも盛れちゃいますよね。盛ってるESはプロが見るとすぐ分かっちゃうし、自分を客観的に評価出来ない人なのかなと思ってしまいます。(本当にそうだとしても伝え方が下手だなーと思います)

大事なのは「等身大であること」

こうならないためには、とにかく等身大でいることをお勧めします。自分に出来ること、出来ないことを正しく認識し、それを補う努力を続けている姿勢とかを話してもらう方が素敵に写りますね。なによりも書いてあることに信憑性が持てますし高感度も高まります。皆さんお気をつけください。

2.願望しか言わない

志望動機を書く際、こんなESをよく目にします。

”日本のものづくり力を世界に示したい”
”売上一番になりたい”
”これまでにないサービスをつくりたい”

書いてる内容自体は否定しないし素晴らしいと思いますが、じつはこれには大事な要素が不足しています。それは一体何だと思いますか?

それは、”そのように志望する理由”です。
実は、採用側が知りたいのって内容ではなく”そう考える理由”にあることの方が多いです。少なくともぼくはそうです。

「知りたいのは、志望者の”パーソナリティ」

採用側は、学生が入社して活躍出来るかを見極めようとしています。
もちろん入社後のイメージをしっかり持っているかどうかで志望度を測ることも多いので願望はあった方がいいですが、個人的に”やりたいアピール”だけされても採用意志が向上することはあまりないと考えた方が良いと思います。
それよりも、自身のどういう経験からそう考えるに至ったか、その考え方を説明することの方が重要です。
なぜなら、マインドセットは再現性が高いからです。”こんな考え方で仕事を進めていけるのなら困難も乗り越えられそうだ”と判断がしやすいです

3.誰にでも言える内容

これも非常に多いです。学生の皆さんはあまり他の学生とESを比べる機会は少ないかもしれませんが、採用側は多くのESを読みます。
なのに、”HPを見てXXに共感しました”とか、”貴社の技術力に魅力を感じ”とか、誰でも言えるようなことを伝える内容を記載している学生が非常に多いです。

内容ではなく、そう考える「理由」を伝える

一つ目にも書きましたが、採用側が知りたいのは志望者のパーソナリティなので、こんな内容はその学生らしさが何も伝わってこないんですよね。
きっと本人は本気でそう思っているのだろうけど、他人と差別化できない志望動機って無意味なので、書いてないのと同じだと思った方が良いです。

以上、学生のESを読んでいて思うことを3つに絞ってお届けしました。
この一見当たり前に見える3つの地雷を避けるだけでESや面接の通過率は劇的に向上すると思います。なぜならこの当たり前が出来てない学生が圧倒的に多いからです。
※なお、ここには記載しませんでしたが、話が構造化されて分かりやすいことは大前提です。構造化についてはまたどこかの機会で触れたいと思います。



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