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少し秋な南の島

日本の各地では、気温が40℃近い猛暑日が続いているようだ。
まだまだ、季節は夏であろう。

ここ南の島では少しだけ秋を感じる。

気温が35℃を越える日がない。
ちょとだけ、気温が下がった。
この程度だが、体感的には秋を思わす気候だ。

島のコミュニティーラジオでも、冒頭で秋の気配が…
職場の雑談でも皆さん「秋が来たかね~」と。

秋を秋をと連呼しているが、果たしてこの島に秋は存在するのか? 笑

紅葉することもない、年々青々とした木々。
晴れた日には年中、日焼けする日差しの強さ。
クーラーも10月、いや11月でも起動する。

この島で秋とは何なのか?
冷静に考えて、そして本州と比べると、何をもって秋を認識しているのか謎になる。

ただ、島民の多くが何かを察知して、秋が近付いて来たと認識しているのだ。

一方で、スレ違う観光客からは
「蒸し暑い…。暑い。さすが沖縄やな」のような会話が聞こえてきた。
確かに暑い。
そして、一般的な人間の感覚では間違いなく、今日の気候は夏なのだ。

何気ない季節の移り変わりに対して
ふと、立ち止まり考えると面白いものだ。

梨や柿、脂の乗った秋刀魚。
秋といえば食べたいものだが、手にいれるのが困難だ。何せここは沖縄の離島… 

今日の晩飯はパパイヤチャンプルーである。
簡単に自炊できる沖縄料理の中で、一番好きかもしれない。
秋になろうが、沖縄感、そして夏を思わせる食材が容易に手に入るこの島で、少しだけ秋を感じ思ったことである。

今日も読んでいただきありがとうございます。

















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