雨がりの農道散歩(沖縄離島バージョン)
雨上がりは空気が澄んでいるのか、夕焼け度合いが濃い。赤みがかった空を眺めながら歩いていると、足下にカタツムリ。
皆さんご存じのカタツムリではない。
アフリカマイマイである。
全長20cm以上ある大型のカタツムリだ。
雨上がりで活性化されたのか?
繁殖期なのか?
群がりながら、至るところで這っている。
カタツムリゾーンを抜けると、蛙ゾーン。
ピョンピョンと縦横無尽に跳び回る。
そのほとんどがオオヒキガエルである。
20cm以上ありそうな個体もいるのだ。
近づいてもあまり逃げない、フテブテシイ態度と、どこか愛くるしさのある蛙だ。
アフリカマイマイ、オオヒキガエル共に外来種であり生態系や、農作物に被害をもたらす厄介者である。
そして、両者とも動きが鈍く、道路上で車にひかれ死んでいる姿を毎日4度は必ず目撃する。
他の生物より、圧倒的多数の死骸を目撃するにも関わらず、生息数は増加する一方なのだ。
どうにもならぬ、
我が人間のせいで、狂った生態系…
そんなモヤモヤを抱きつつ
雨上がりの涼しさで、心地よくもある散歩であった。
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