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コーヒーっていつから飲まれているの?

皆さんが普段口にしている「コーヒー」、いつからこの飲み方が始まったと思いますか?


今回のnoteでは、現在の「コーヒー」がいつ始まったのか?飲み物以外の使われ方について、ご紹介していきます!


現代の「コーヒー」 始まりは15世紀イエメン

実は「コーヒー」の直接的な起源は、いまだ解明されていません…。
ただほぼこれに間違いない!というものがあります。

それは「カフワ」という飲み物です。

カフワとは?
イスラム教の一部であるスーフィーという修行者の間で流行した飲み物

なぜカフワが流行したのかを説明すると、小難しいことが続いてしまいます…
そのため、ざっくり言うとこうですね。

  • スーフィーは修行中にトランス状態に達することで神に近づけると認識

  • 修行のためなら、違法物品である大麻やアヘンに手を出すことを厭わない

  • カフワは「欲求を消すもの」としてドラッグの1つとして用いられた

  • 当時は白ワインなども丸めて「カフワ」と呼ばれていた

当時の「カフワ」はカートと呼ばれる植物の葉から抽出された飲み物がメインでした。

ただこのカートが高地でしか栽培できずに困っていたところ、博識なスーフィーが「コーヒーの果実は医療にも使われていて、覚醒作用がある」と助言しました。

そこから「カフワ」にコーヒーが含まれるようになり、これが現代の「コーヒー」の起源だと言われています。

カフワには2つのタイプ キシルとブン

先ほど説明したカフワですが、飲み方に2つのタイプが存在していました。

キシル

乾燥させた果実の殻だけを煮出す飲み物です。

現代の「コーヒー」を製造する工程で、精製時に取り除かれるものが、飲み物として使われています。

現代においてもイエメンを中心に普及しています。

ブン 「コーヒー」の起源

このブンと呼ばれる飲み方が直接的な「コーヒー」の起源だと言われています。

ただし当時は、殻と生豆を一緒に煎って煮出していました。
現代のように生豆だけを取り出して焙煎するという工程はありませんでした。

このブンが、いつどこでどのように現代の「コーヒー」になったのかは、まだ詳細が判明していません…。

このあと17世紀にかけて、シリアやトルコを経由してヨーロッパに普及されていきます。
おそらくこのどこかで「コーヒー」のスタイルが変化したと考えられています。

まとめ

まだ詳しいことが解明されていませんが、「コーヒー」の起源はカフワという飲み物のブンという飲み方だと言えます。

これから研究が進んで、本当の起源が知れると面白いですね!

コーヒーにはまだまだ歴史が詰まっています。
これからの投稿でもそんな歴史に触れていきたいなと感じる、今日この頃です…。


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