不幸は続く、どこまでも(殴り書きの乱文、ほぼメモ)ごめんね

 前回再投稿したPTSDのきっかけの話にはもちろん続きはあって、その続きは枝のようにわかれて大きく成長していく。

小学校6年生の時に友達を亡くしたあと、ある日突然学校に行けなくなってしまい不登校になりました。
自分でもハッキリとした理由は分からないけれど何かが"プツリ"と切れてしまったように動けなくなった感じ、操り人形の紐が切れて床にパタっと倒れた操り人形の様な、あんな感じ。

そのまま中学生になり、学校には行ったり行かなかったり。
本当は中学校に上がったら普通に登校するつもりだったけどやはり理由も分からなく休みがちだったまだ進学したての春の頃

学校に通えるようになりたい気持ちと動かない身体、頭の中のモヤモヤが取れない時に電話が鳴った、電話でいい知らせなどそうそうない

電話に出た母はなんだか少し困惑したようにメモを取りながら気まずそうに電話を切り私にこう言った

〇〇〇〇君って知ってる?亡くなったからお通夜と告別式の連絡網だったんだけど…

今の若い人達は連絡網が何か知らないかもしれませんが、簡単に言うと学校からのお知らせを伝言ゲームのように決まった順番に電話で連絡を回すという親がやらなきゃいけないめんどくさいやつです。


話を戻します1年◯組の〇〇〇〇君の葬儀のお知らせだったのですが、私は〇〇〇〇君という名前は知っていました、小学校4年〜6年まで同じクラスにいた人と同じ名前だったから、でも突然亡くなったと言われても私の知ってる〇〇〇〇君なのか、そもそも何の話か理解出来ないしまた胸がゾワゾワゾワゾワ締め付けられるような気持ちで埋め尽くされる、いや、そもそももう胸はとっくにいっぱいになっていたので受け入れる物を私は持ち合わせていなかった

母に頼んで次の人に連絡網を伝える時に事情とか聞けたら聞いてほしいとだけ何とか言えた。
そして母が聞いてくれた内容が
[先週、野球の練習に行くときに交通事故に合ってしまいここ1週間程危篤?状態だったらしくそのまま亡くなってしまったらしい、進学したてだから学年全体に連絡を回しているみたい]との事

野球の練習と〇〇〇〇君で本当にあの〇〇〇〇君なんだと分かったけれど、理解には程遠く分かったけど意味が分からなすぎて無に近い、なにも分かりたくない気持ちで、…やっぱり意味がよく分からなかった。

私は学校を休んでいたから知らなかっただけで友達達はみんなどんな気持ちで毎日学校で過ごしていたのだろう、あの時のあの気持ち、つい1年程前と同じようなあんな感覚で毎日過ごしていたのかと思うと何も知らずに逃げているような自分の状況にも罪悪感を覚えた。


とても申し訳ないけれど葬儀へも行けずにずっとずっと考えていた。
昨年の友達の葬儀を思い出し、今回亡くなってしまった〇〇君のご家族の顔とか〇〇君も妹さんがいたんだけど少し不安定みたいで学校から家まで5分も掛からないのに毎日お母さんに付き添われて登校していた事なども考えてなんだか苦しくて苦しくて、目の前で色々な物が壊れていく気がして"何か私悪いことしたのかな?"って考えちゃうくらいツライ事が続くとどんどん身体が動かなくなってしまった。

中学校を卒業するまでの3年間は学校に行ったり行けなかったりで、行くときは前日に友達に連絡をしてから行くようにしてたので、友達2人に電話をすれば朝の登校も学校に着いてからもそれなりに楽しく過ごせていた、でも私からも友達からも〇〇君の話をする事はなく、クラス替えの度に〇〇君の名前を探して"ない"のを確認して現実なのかな…と思うだけ。
卒業アルバムのどこにも写っていなかった〇〇君、本当なのかな…って思うくらいで確認の仕様もないし知りたくないのも本音、でも、〇〇君の家が無くなっていることには中2になる前には気付いていたので本当は分かっていたんだけど、理解は出来なかった。

少し時は経って高校生になり母が留守の間に小学校からの付き合いの友達を家に呼んで髪を染めてもらった時(母は途中で帰ってきてしまいバレましたが髪は染まりました)片付けも終わって久しぶりに卒業アルバムを見ながらみんなどこの高校に進学したか等の話をしていた時に、急にふと聞いてみようかな?と思った
聞かれたら友達も複雑な気持ちになるかもしれないから迷ったけどずっと気になっていたしそろそろ真実である事くらい認めないといけないと思い、思い切って聞いてみた。

友達「うん、そうなんだよね、みんなビックリしたよ…だってねぇ…」って、この友達は小学校6年生の時も同じクラスだったので、謂わば何か複雑な気持ちを共有出来る仲間みたいな所はあったのでお互い吐き出すように少し〇〇君の事を話した。

人が亡くなってから残された方は色んな事を無理矢理でも解釈して噛み砕いてなんとか理解して認めないといけない、無い事になんて出来ないししたくない
でもそれには相当時間が掛かる、人によると思うので何とも言えないけれど、背負うわけでもなく引きずるわけでもない、受け止めなければいけない事実と、死によって感じさせられる生への気持ち

生まれたら必ず死ぬ、人間に唯一与えられた平等が"死"焦らずとも必ず訪れ逃げられないもの

求める人もいれば恐れる人もいる
不思議なものだ

途中みたいな文章ですが、冒頭に書いた通り終わりはなく続く話なのでこんな感じです

終わったのに終わってないみたいな気持ちで毎日過ごしています

終わりってなんなんですかね?

嘘みたい、嘘ならいいのにね
無限Loop

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