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「言葉コンサルティング」って?【しごと論】


ちょうどいい言葉、一緒に探します。

このたび、「言葉コンサルティング」を始めました。

といっても、ライターや編集者という仕事柄、これまでも文章に関するご依頼を受けたり、ご相談をいただいたりしておりました。ですので、自分としては「何か新しいことを始める!」といった新鮮な感覚は正直薄いのですが、こうして改めてラベルを貼って打ち出そうと思ったのにはワケがあります。

ゴンドーに何をお願いしたら良いのかわからない問題

昨年2023年12月に「守成クラブ 神戸ベイサイド会場」という経営者の集まりに入会したことを機に、これまであまり得意ではなかった異業種交流会的なものにも最近は足を運ぶようになったのですが、そこでひとつの気づきがありました。それは・・・

「ゴンドーに何をお願いしたら良いのかわからない」との声が少なくないのです。

ライターが「文章を書く人」というのは知られているのですが、具体的にどのような仕事をしているのか、イメージされにくい現状を目の当たりにしました。例えば、新聞記者なら「新聞に記事を書く人」ですし、雑誌の編集者なら「雑誌を作る人」ですし、コラムニストなら「コラムを書く人」。ですが、僕のようなライターは、どこに何を書いているのか、いわば「本拠地」がないため、伝わりづらいのです。

この部分を説明すると、僕はライターの中でも「PRライター」に分類されます。読者の方は意識されないかもしれませんが、web媒体でも紙媒体でも、記事には「編集記事」と「PR記事」の大きく2種類があり、僕は後者を担当するのが大半です。

「PR記事」の大きな特徴のひとつは「クライアント」がいること。媒体に出稿料や広告料を支払ったクライアントさんの意向に沿って、記事を作ります。ライターは、クライアントさんの意向、すなわち商品やサービスなどを訴求したり、良い印象を与えられたりできるような文章制作を目指し、PRやブランディングにつなげていくわけです。

こういった話は、広告業界やPR業界の人にはすんなりと伝わるのですが、そうじゃない人にとっては馴染みのないものなので、当然理解されにくい。そして、ご理解いただけたとしても、媒体もしくは、媒体に出稿する企業でないとゴンドーに仕事をお願いできないのではないかと、そんな切ない結末に至ってしまいがちなのです。

「守成クラブ 神戸ベイサイド会場」をはじめ、人と人とをつなごうとしてくださる方々にせっかく恵まれているのに、「ゴンドーに誰を紹介してあげたら良いのかわからない」となってしまうのも、僕としても至極残念なことでして・・・

こういった声を聞けて、すごく良かったと思っています。知らず知らずのうちに、僕は井の中の蛙になっていたのかもしれません。

言葉コンサルティングって?

そういうワケで「言葉コンサルティング」と名付けて打ち出すことにしたのですが、たくさんの経営者さんや個人事業主の人たちと話をしていたのは実感したのは、みなさん、言葉に困っています。

商品やサービスをPRするとき、
会社の理念や価値観を表現するとき、
お客さまに案内文を送るとき、
・・・

どのような言葉を使えば、より効果があったり、より適切だったりするのかわからないという、言葉に関する「お困り事」をたくさん耳にしました。

これは僕の意見ですが、どんなときにも「ちょうどいい言葉」というのが存在します。その言葉は、難解な専門用語でも、複雑な文章でもないことがほとんどです。でも、隠れてしまっているから、なかなか見つからなかったりします。どこに隠れているのか。それはあなた自身や消費者・利用者の心の中だったりします。そのうえで、服装のようにTPOを考慮して彩ってあげる必要があります。

「言葉コンサルティング」では、ちょうどいい言葉を一緒に探すお手伝いをいたします。

・HPや会社案内の文章を見直したい
・チラシのキャッチコピーを作りたい、見直したい
・新商品や新サービスのネーミングを考えたい
・理念やコンセプトを言語化したい
・案内文やプレスリリースをチェックしてほしい
・SNSに投稿する文章をチェックしてほしい
・・・

言葉に関する「お困り事」がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。お問い合わせは、こちらからお願いいたします。

ゴンドー(権藤将輝)のプロフィール

2006年、広告代理店にてライターとして勤務を始める。某大手求人媒体のコンクールにおいて受賞経験あり。その後、web制作会社に転職し、自社メディアやオウンドメディアの運営に携わる傍ら、プレスリリースやメルマガ、顧客への案内状など、さまざまな文章制作を手がける。2015年10月、編集オフィスBuild-Wordsを開業し、独立。ライターとしては「インタビュー(人物取材)」を得意とし、その人数は約1,000名に上る。“Words create History.”の理念に基づき、信頼性の高い情報資産を蓄積をサポートしている。

◆インタビュー特集『誰かの物語』


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