出会いの多様性、その人との時間を大切に

 昨今の出会いは多岐にわたる。インターネットの発達もあり、マッチングアプリやSNSなどで繋がろうと思えば誰とでも繋がれる時代だ。 

 新型コロナウイルスの影響もあり、ここ数年でマッチングアプリの需要は高まっている。あなたの周りにもマッチングアプリで出会って付き合った人や結婚した人がいるだろう。実際私含め、周りの知り合いはそういったサービスを利用している。出会いが広がるのは、良いことだと思う。私も共通の趣味を持った友人を見つけたり、彼女もできた。

 一見良いことばかりに思えるが、デメリットもある。多くの人と会うということは自分と合わない人や悪い人に出くわす可能性があるということだ。他にも、いろいろな人に会うということはどうしても一人一人との時間が薄くなってしまう気がする。出会って少しでも合わないなと思ったらまた別の出会いがあるから簡単に切れるのだ。

 昔は職場、地元の友人、友人の紹介、お見合いなど限られたコミュニティでしか出会いがなかったと思う。なので一つ一つの出会いが希少であり、その人との時間を大切にしていたであろう。

 私はUVER WORLDが好きで、とある歌の歌詞で下記のようなフレーズがある。

人生が100年だったとして
70億人なら 1人1秒づつ出会ったって 全員には出会えない
まずいな一秒どころか この先の何10年を
君に捧げるつもりだから もっと出逢い大事にしておこう

出典: 0 choir/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA/彰

誰とでも繋がれる時代だからこそ、その人その人との出会い、時間を大切にするべきなのかもしれない。

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