初めて企業案件のライティングをしてみて
最近、クラウドソーシングでお仕事を受注し始めました。
スクールでライティングについて学び、練習案件のコンペで記事作成の練習をしていましたが、やはり実際の企業の案件をやってみると学びや気付きがいっぱいあります。
今の段階で感じていることを、記録として残しておきたいと思います。
自分のためでもありますが、この記事がこれからお仕事を始める人にも参考になったらいいなと思っています。
webライターになりたい方も、ぜひ覗いていってくださいね。
どんなお仕事か
今受注しているお仕事のジャンルは、SEO記事のライティングです。
元々マーケティングにも興味があって、マーケティング要素のあるSEOライティングをしてみたい!と思い、クラウドワークスでポチポチ応募していきました。
いろいろ応募してみて、初めて返信を頂いた企業でテストライティングを受けさせてもらい、現在トライアル契約を締結しています。
マニュアルや、指示書を見ながら下書きを完成させたら、編集担当の方が校正してくれるので、その後修正をして納品します。
さらに何記事か書いていって本契約となると、編集にも携わるようになるとのことです。
記事のジャンル
最初は、自分の得意なジャンル(旅、グルメなど)の案件から応募していく人も多いと思います。
ですが私は何が得意かわからなかったので、とりあえず「絶対無理!」と思うもの以外であれば応募していきました。
その結果、今執筆しているのは店舗の内装工事や開業に関する記事。
開業も内装工事もしたことがないので、知識ゼロです。
時間の許す限り、がっつりリサーチしながらやっています。
報酬
クラウドワークスなどのサイト経由だと、文字単価制、固定報酬制、時間単価制といった報酬の決め方があります。
よく見るのは文字単価制の案件ですが、私の場合は珍しく時間単価制でした。
クラウドワークス上のタイムカードを使って執筆します。
「それだとウソをつく人もいるのでは……?」と思ってしまいますが、作業中はランダムに画面のスクリーンショットを撮られるそうなので、他のことをしているとバレてしまいます。
なので、メールなど個人情報の流出に繋がりそうな画面が見えないように、気をつけて作業しています。
メリットとしては、文字単価制より稼げること。
激安の案件もある中で、私は1時間1,100円で執筆できているので、初めての案件にしてはかなり良いところに拾ってもらったと思っています。
大変なのは、早く書くように求められること。
私も無駄に時間を引き伸ばそうとは思っていませんが、駆け出しなので執筆自体にも時間がかかりますし、初めてのジャンルなのでリサーチにも時間がかかります。
ただ、早く書けるようになった方が絶対いいので、いい練習になると思って取り組んでいます。
お仕事をしてみて
スクールである程度SEOの知識を学んでいたし、コンペで何度か受賞していたので、なんとかやっていけるのでは、と思っていた私。
実際にやってみると、やっぱりコンペとは大きく違って、気付いたことがたくさんありました。
今からお仕事を始める、という人にも参考になると思うので、いくつか書いてみます。
記事が掲載される媒体のリサーチが重要
今まで私が参加していたコンペは、こんな流れでした。
まず自分のnoteに記事を掲載する
noteのリンクを提出して応募する
受賞すると、スクール公式noteのマガジン、公式Twitterに掲載してもらえる
受賞した8名のnote記事が、マガジンにまとめられる形になります。
皆それぞれにnoteを書いているので、文体も人それぞれ。
評価ポイントにも、メディアとトンマナを合わせる、という項目はないので、割と自由に記事を書いていました。
ところが、実際のお仕事ではそうはいきません。
自分の書きやすい文体になってしまい、最初の記事のフィードバックで「他の記事のテイストを掴んで書くように」と指摘されました。
よく考えればわかることですが、他の記事とテイストが違うと統一感がなくなってしまいますよね。
さらにもう一つ、ふさわしくない表現を使ってしまったことも指摘されました。
記事が掲載されるサイトは、内装工事を行っている会社のホームページ。
「内装工事をしている会社の人」として書かなければいけないのに、それができていませんでした。
どんなメディアに記事が載るのか、他の記事はどんなテイストで書かれているのか、といったことをもっと深くリサーチしておく必要があったのです。
実は、3月にもう一社、テストライティングに進む予定なので、次は事前に記事を読んで分析しておこうと思っています。
マニュアル・指示書通りに書く
マニュアルとは、メディアのトンマナが書かれたもの。
指示書とは、見出しや、その見出しに書くべき内容、文字数などが書かれたものです。
コンペのように自分で構成を考えるのではなく、指示書通りに書かないといけません。
書きたいことがたくさんあっても文字数内に収め、そんなに書けないと思ってもなんとか書き足さないといけない、というのが難しかったです。
また、マニュアルには私の知らない専門用語も書かれていて、調べながら取り組みました。
スクールで習ったことは、初心者向けの内容が中心なので、それ以上の知識は自分で勉強して対応しなければなりません。
例えば、メタディスクリプションは今まで書いた経験がなかったので、いろんなサイトを参考にしながら書き上げました。
そのメタディスクリプションに関していただいたフィードバックは、「マニュアル通りに書けていません」というもの。
改めてマニュアルを確認すると、「記事のテーマ・目的・効果」を盛り込むように書かれていました。
たしかに、私が書いた文章では効果がよくわからなかったのです。
書いたら、最後にもう一度マニュアル・指示書を丁寧に確認してチェックする。
これが本当に大事でした。
フィードバックのありがたさ
編集を担当してくれている方は、駆け出しの私にも丁寧にフィードバックをしてくれます。
正直、1記事目は修正点がたくさんありすぎて申し訳なかったし、ダメージですぐには修正に取りかかれませんでした。
自分で修正して、それをさらに担当の方が直してくれた記事は、見出しの内容を全て変えられていたところもあります。
でも、記事ができていく過程をみれること、濃いフィードバックがいただけることはとてもありがたく、次はこうしよう、というヒントをたくさんもらえます。
ライターを育てようとしてくれているを感じるので、こちらもついていこうと頑張れます。
これからお仕事を始めるという方にも、フィードバックをもらえる案件は本当におすすめです。
今の課題
課題はまだまだ山積みですが、3記事目に取りかかっている今、やりたいと思っていることがあります。
自分の型を作ること
SEOの勉強を習慣化すること
この2つはまず取りかかりたいです。
自分の型を作る
これは、記事を早く仕上げるために必要だと思っています。
例えば、他の記事を研究して、よく使われる文体・型を見つければ、記事のテーマが変わっても比較的楽に書けるはずです。
ディスクリプションやリード文も、自分の中でいくつかパターンを持っていれば、そこに当てはめていった方が早いし、書くべきことを抜け漏れなく書けます。
SEOの勉強を習慣化する
今の時点で、スクールで習ったこと以上のことを求められているので、当然これからも自分で知識を入れていかないといけません。
わからないことをその都度調べるのもありかもしれませんが、まだ忙しいといえる程お仕事をしていない今なら、勉強時間を作っていけそうです。
忙しくなる前に習慣化してしまえば、その後が楽なはず!
無料で受けられるセミナーもいろいろありそうなので、情報をキャッチできるようにアンテナを張っています。
そして、勉強したことをNotionにまとめて、自分用のデータベースを作りたいと思っています。
これからのこと
パソコンに向かいすぎて首や背中がバキバキになっているので、体のケアもしながらになりそうですが、まずは今のお仕事を全力でやって、いろんなことを吸収したいです。
初めにもお伝えしましたが、今の段階で感じていることを、記録として残しておきたいと思ってこの記事を書きました。
しばらく経ってまたこの記事を見て、成長したな、と思えるようになっていたいと思います。
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