【書くことに時間がかかるなら】まず紙一枚に書き出していくという助走を
もしかしてnoteやブログ、企画書等、文章を書くのにやたら時間がかかる、と言う悩みをお持ちではないでしょうか。かつてぼくもそうでした。
PCの前で無駄に時間が過ぎていく。イライラしますよね。
ぼくなりの解決策があります。
ご参考までに。
結論から言うと、
『なんとなく言いたいメッセージをすぐに紙に書き出すこと。』以上です。
そう、言いたいメッセージを殴り書きでいいのですぐに書き出すのです。
これができるだけでかなり前進しますよ。
そもそもぼくたちは、頭の中だけでモヤモヤをどうにかしようとしがちです。思考を頭の中に閉じ込めておくと、次の瞬間消えているか、諦めるか…。
沈思黙考のほとんどは考えているというよりも、悩みのお風呂に浸かっていく感じに近い。
なかなか前進しませんよね。
とっとと紙とペンを持つのです。
それが基本の「構え」、そしてひたすら言葉を「出す」。
ふわっと浮かんだ言葉をすかさず紙に落としていきましょう。
断片でいいし、ひらがなでいいし、なんだか本題と関係ない言葉でもOK。
「すぐ書き出す」ことが大事。
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ただし、1つだけ最初に決めておくといいことがあります。
それは、「誰に?」です。
このモヤモヤは結局、誰に伝えたいことなんだろう。
ぼくは誰を笑顔に、ハッピーにしたいんだろう。
できれば実在の人物がいいけど、架空の「まこっちゃん」でもいい。
ぼくはnoteに書くときは架空の人を想定していることが多いかもしれません。
その場合もできるだけリアルな存在としてイメージします。
もし「誰に」すらモヤモヤするなら、そこから紙に書き出していってもいいですね。
じっくりぼんやり頭の中で思考するなら、手を動かした方が前進することは確かです。
おそらくなんですが、書けないと思うときって「一発でサクッと上手く書き上げようと思っているけど、それが上手くいかないんだ」という状態になっていませんか。
一発でサクッと書き上げる?
百戦錬磨のプロならいざ知らず、そんなこと凡人にできるわけがありません。
ぼくも含め凡人はその前提に立ってしまった方がラクです。
ぼくらに必要なのは、小さな一歩でも二歩でも早く前進していくこと。
それが仕事ならなおさらです。
三歩目あたりになると、助走スピードがついてきます。
手を動かしてとにかく前に進む。
文章を書くという行為を頭の中メインで始めないってことです。
紙とペンから始める。
これはぼくの経験上あることなのですが、
大切なことを「手が教えてくれる瞬間」ってあるのです。
「あーそうか、ぼくが言いたかったのはこれか・・・」
こんな感じで。
パソコンだと、どうしてもカッコつけちゃうんですよね。
それっぽくはできるのですが、なんか書き手の気持ちが入ってない文章になりがちです。
だから、最初はアナログな紙とペンがオススメ。手が教えてくれる感覚をぜひ味わってみてください。
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以上のことは先日、某地銀で働く行員のみなさまへのセミナーでお伝えした内容です。テーマは「問題解決スキル」でした。
書くことも置き換えれば、問題解決ですね。
まず紙一枚に書き出していくという助走を。
あなたに今必要な行動は、それです。
大丈夫ですよ。
それでは、また。
ヘッダー画像は、TOMOさんよりお借りしました。ありがとうございます。
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