見出し画像

【公認会計士のキャリア】+αの探し方☞外の世界も見るべき

こんにちは。ゴルファー会計士です。

今回は、公認会計士のキャリアの作り方、

特に、+αの探し方について、紹介します。

前回の記事で会計士のキャリアの作り方の全体像を紹介しました。

目指すべきキャリアは、「公認会計士×α」。

自分独自のキャリアを作るために、会計士としての土台を作って、自分ならではのαを探すことをお勧めしました。


今回は、このαの探し方について、深堀します。


そもそも、このようなコロナの状況も重なって、スタッフやシニアスタッフの若手中心に悩みが多いです。

仕事が楽しくない。やりがいがない。このままでいいのか。キャリアが不安。忙しい。雑務が多い。

こんな悩みをよく聞きます。


これを解決するには、まず、なぜ仕事が楽しくない状況なのか。どうすれば仕事が楽しくなるのか。何を行動すればいいのか。をしっかりと考える必要があります。


この記事をきっかに、

仕事が楽しくなる。毎日ワクワクして、朝を迎える。仕事で人の役に立てる状態になれば、嬉しいです☺


■なぜ仕事が楽しくないのか?

そもそも、なぜ仕事が楽しくないのか?

人によっては、仕事が楽しいはずがない。つらいものだと言い切る人もいますが、これは採用しません。

仕事は楽しくできます☺


仕事が楽しくない大きな理由は、退屈だと感じているから。


日々の業務が雑務などで、面白くないと感じて、退屈と思っているからです。

退屈だけど、仕事を辞めるのは不安。という状態の人が大半です。

退屈だけど、不安。この状態だから、仕事が楽しくない。


退屈なのは、人に指示された仕事を粛々とやっているだけという人に多いです。


では、この状態から脱却するにはどうすれば良いのか?


■仕事を楽しくする方法

仕事を楽しくする方法は、

イニシアティブをもって仕事をする。


自分で主導権をもって、仕事をする。これが一番です。

人に指示された仕事を淡々とやるだけだから、退屈。自分が主導権を握って、一つ一つの仕事ができれば、仕事は楽しくなります。


皆さんの中にも、仕事が楽しく感じたことがあると思います。

それは、どんな仕事でしたか?

そこに、きっと仕事を楽しくする秘訣が隠れています。

自分で考えて、自分でやってみて、自分が主導権を握っている仕事が楽しいです。


仕事にイニシアティブを持つにはどうすればいいのか?

それは、自分のキャリアを明確に持つことです。


自分のコンパス=キャリアがないので、不安になるし、軸がぶれてしまいます。


自分のキャリアが明確なら、それに向かって、仕事ができます。自分の進むべき道が明確なら、努力もできます。日々の仕事も目的をもって、できます。

自分のキャリアを持つことで、仕事の目的が明確になります。

1つ1つの業務の目的が明確になれば、自分で主導権をもって、仕事に取り組めます。

例えば、議事録作成。

一見、面倒と思える仕事ですが、MTGの内容を簡潔かつ、明確に伝える技術が必要です。これは報告会でパワポを作る際にも活きる、スキルです。将来コンサルに転職して、パワポを作る機会が多くなる。そのために、議事録をここでしっかりと作成しようと思えます。

目的が明確になり、その目的のために仕事をやれれば楽しくなります。


キャリアが明確☞仕事の目的ができる☞その目的のために仕事をする☞イニシアティブを持てる☞楽しくなる。


この循環を作りたいです。


最高の状態は、仕事をして、成果を出し、お金をもらい、成長し、楽しくなる。です。

この状態を作るために、キャリアをじっくりと考えることが大事です。


■キャリアの考え方

会計士のキャリアの考え方の詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

ここでは、「公認会計士×α」

の「α」部分の探し方について、紹介します。


ここを見つけることで、自分独自のキャリアを作れます。


αの見つけ方について、特に、外の世界を見る方法を解説します。


キャリアと言っても、すぐに想像できない人が大半と思います。

そのために、事例を知る。公認会計士のキャリアにはどんなものがあるのあかを知って、自分のキャリアを考えます。

会計士のキャリアは可能性があります。

それを知らないだけです。

はっきり言って、会計士は、みんなが思っているよりも可能性があります。可能性を知ってワクワクしながら、自分のキャリアを考えてみましょう。


■キャリアの事例

会計士のキャリアの選択肢は様々ですが、ここで、1例を挙げます。

・事業会社のCFO
・IPO会社への転職
・FAS
・コンサル会社への転職
・MAセンターへの転職
・監査法人内の出世
・独立

ざっと上げただけでも、これだけあります。

キャリアを考えるうえでは、どのような選択肢があるのか、監査法人での出世だけでなく、外の世界を知ることが大事です。

それは、自分の選択肢を増やして、自分のキャリアの可能性を広げるためです。

そのために、どんなキャリアの事例があるのかを、調べて、知る必要があります。


自分の将来の選択肢を知らないから、キャリアを考えられずに、仕事が退屈になってしまいます。

まずは、外の世界を見ましょう!


■外の世界の見方

・会計士の履歴書HP
・転職サイト登録
・私のキャリア記事

まずは、会計士の履歴書です。

監査法人や、転職、独立した人のキャリアを紹介しています。

多くの人のキャリアが紹介されているので、参考になります。

これを見て、自分がどんなキャリアに向いているのか、を考えてみてください。


次に転職サイトを利用する方法です。

私は、ビズリーチを使っていました。

転職サイトの良い点は、自分の職歴を登録すると、エージェントから案件を紹介してもらえることです。

自分の現状のスキルや経験だとどのような会社に転職が可能なのか、どれだけの年収になれるのかを知れます。

監査法人以外の世界を知れるという意味でかなり役に立ちます。(転職するしないにしてもやることをお勧めします)


転職サイトを見るまでは、どんな転職が可能か、どんなスキルが世の中で求められているのか、知りませんでした。

転職サイトを使って、会計士のキャリアには可能性があるなと率直に感じました。

自分次第でなんにでもなれる。可能性が大きいことに気づけました。

キャリアの可能性を広げるために、会計士という難関資格に合格したのだから、世の中の情報をしっかりとキャッチすることが大事です。

転職サイトを見て、自分のキャリアの選択肢を増やしましょう。

そして、求人票で必要なスキル、経験を知りましょう。

それを仕事を通じて、取得していけば理想のキャリアに近づけます。


その他に、私のキャリアは、こちらの記事を参考にしてください。


また、私自身の転職体験談はこちらを参考にしてみてください。

キャリアの可能性を見つけるために、他の人のキャリアを参考にする。

そして、転職サイトに登録して、情報をキャッチアップすることをしてみてください。


転職に関する話はこちらにまとめています。


この記事の目的は、転職を進めているのではないです。

監査法人でパートナーを目指すのも、一つの選択肢です。

たとえ、転職しないにしても、外の世界を見てほしいです。

自分の会社だけでなく、視点を広げる意味で、外の世界を見る意識を持ってください。

その方が、会社に依存しないキャリアを監査法人内でも築くことができます。

さらにキャリアが充実すると思います。


■外の世界を見た後にするべきこと

キャリアの可能性を知ったら、今時点で、自分のキャリアを仮決定しましょう。仮なのはキャリアは、常に変更可能だからです。

やってみて違うなと思ったら、変えればいいのです。

ただ、キャリアを何も決めないと、進まないので、仮でもいいので決めましょう。


興味を持ったことでもいいです。

例えば、コンサルに転職した人のキャリアを知って、興味を持ったら、コンサルに転職するにはどうしたらいいのかを調べます。

必要なスキルがあれば、勉強。必要な経験があれば、仕事で実践。


また、監査法人で出世をするなら、どのようなキャリアがあるのか調べて、何が自分に足りなくて、何が必要なのかを考えます。


キャリアには正解はありません。

自分が何をやりたいのかをじっくり考えて、なりたい自分になるために、必要なスキルや経験を調べます。

そして、それを勉強する。

そして、仕事でも挑戦して、必要な経験をしていきます。

こうやって考えれば、無駄な仕事はありません。雑務でもそれをすることによるメリットを考えましょう。

どうしても納得いかない仕事があれば、上司に代替案を提示して、その仕事を外注するかやめてしまいましょう。

そうしていけば、仕事がだんだんと、主導権を持ってやることができます。


■まとめ

・イニシアティブを持てば仕事が楽しくなる。
・そのために、仕事の目的を考える。
・キャリアを考えることで仕事の目的が明確になる。
・キャリアの選択肢を増やすために、外の世界を見る
・外の世界を見て、必要なスキル、経験を知る
・必要なスキルや経験のために、勉強や仕事に臨む
・なりたい自分になれる
・仕事が楽しくなる

私はこの方法で、仕事が楽しくなりました。

自分のキャリアを考えました。

ベストセラー本の、「7つの習慣」や「エッシェンシャル思考」でも自分のミッションステートメント(自分の憲法)を明確化することの重要性を言っています。

なので、普遍的な考え方です。


ただやみくもに仕事をするだけでなく、少し立ち止まり、自分のなりたいイメージをしっかりと持ってください。

それに向かって、努力することは苦痛ではありません。

仕事に対するスタンスも自然と変わります。


会計士の資格を取得するのは、相当な努力が必要だったと思います。

それだけの価値のある資格です。

可能性があります。何にだってなれます。


私は、監査法人でマネージャーになり、監査法人のキャリアもしっかりと築くことができ、外の世界でもやっていけるという自信を持てました。

これを読んでいる人にも自信を持ってほしいです。

キャリアは自分で作れるし、会計士という資格があるので、強いです。


自信をもって、この記事書いてあるキャリアの作り方を試してみてください。

一緒に成長していきましょう☺

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?