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強烈な希死念慮を抜けつつあるが・・・

ああよかった。きつかった。ここ三日か四日、ほんまにきつかった。体の底の方から、湧き上がってくる焦燥感で、震えてきてしまって、寒気に似たそれのせいで体が重くて仕方がなかった。

気圧のせいだったのかもしれない。少々無理をして無理やり日差しを浴びに外へ出たのが良かったのかもしれない。とにかくだいぶ楽になってきた。

ただ根本原因である孤独な環境は改善していないから、それが今後の最重要課題。自らの世界に閉じこもりすぎて、社会的コミュニケーション能力が下がったことを自覚してしまって、それで億劫になり、さらに一人きりなる、この悪循環をどうにかして断ち切らないといけない。

この問題は複雑だ。そもそも始まりがつかめない。始まりを掴んで、自分がどういった思考にとらわれているかを認識しても、誤作動を起こしてパニックを起こす体が言うことを聞かない。

パニックを起こす体がかなりきつい。いったい何の条件で発動するのか皆目見当もつかないが、時折脈が速くなり、全身から嫌な汗をじっとりとかいてしまう。パニックになっている自分を冷静に観察する自分も、意識の中にいるから余計にへんだ。

まるで自分が分裂してしまったようにも感じられる瞬間がある。パニックに支配される自分、それを至って冷静に観察する自分。情熱的にこれ以外はないと断言する自分、価値を相対化して冷笑する自分。誰かが怖くてたまらない自分、ナルシズムと同化してすべてをさげすむ自分。

自分の中で自分を冷静に観察している自分がいて、そいつとのリンクがあやふやだ。まるで自分が二つ存在するみたいで気持ちがよくない。これに関して人格が統合されるのを考えるのはあきらめた。自分でも輪郭すらつかめないようなそれは、完全に治療しようと思えば時間がかかりすぎるし、そもそも完治しないタイプの異常にも思えるから、時間をかけて合間合間吟味することにする。

本が読めるようになるまでもう少し時間がかかるだろうか。読んでおきたい本が山積みで、それらをなるべく消化したい。

今年の宅建どうしようかな。二月の頭にテキストを買ったはいいものの、結局今の今まで手を付けれていない。単純記憶に果てしなく苦手意識があるくせに、いつまでたっても物事を始められない。ああどうしようか。どうすっかな。そろそろ始めないと経験則的にうからない。今の時期に始めたとしてもものすごくきついだろう。もともと勉強の習慣がないから、ただでさえ無味乾燥な法律のテキストをひたすら暗記していくのきっついぞこれ。

金をどうやって稼ごうか。月に後三万稼げれば、入ってくるお金と、出ていくお金がトントンになる。今はちょっとずつ貯蓄が切り崩されている形になっているから、もう少ししたら本格的に動き出さないときついだろうな。

かといって社会復帰すると考えると、潰瘍性大腸炎が気がかりだ。三年ほど前も、さあよし行くぞと意気込んで、半年ほど時間がたった時辺りから様子がおかしくなり、そこからあれよあれよとあっという間に本格的な劇症になってしまった。

あの時は苦しかった。一人暮らしの厳しさの一つだ。風邪のように短いスパンで回復するならまだしも、一体いつ回復するか、症状の改善が見込めるのか見当のつかない病気だから、一回始まってしまった時の怖さが付きまとう。

とにかく昼夜逆転しないように気をつけながら、ゆっくりと生きようと思う。現代社会の速い展開についていけるような、頑丈な心身は持っていない。

周りがあっという間に駆け抜けていっても決して焦らないことを意識する。たとえ取り残されたように見えてしまっても、亀には亀の最高速度しか出せない。ウサギたちがうらやましいけれど、やはり亀は亀の歩みを進めていくしかないのだ。

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