個人的な苦しみの起源、反芻の源泉
地味だが強烈な鬱のさなかにいる。困ったものだ。私の鬱的ものの中心症状は反芻が全面化して避けられないものになることである。まあ本当にいつものことである。ただ本当に困ったものである。やたらと反芻されている思考が避けがたいものになる。ただ何を主題として反芻が起こっているかが記憶されない。いつもこの状態になると苦しい思いをしているという実感だけが残る。感覚として、やたらと痛い思いをしたという実感だけが体に沈殿する。それが何に関することに対する思考だったが、何一つ残されないような思考で