(政治)ニコニコ生放送のコメント検閲について

先日、とあるニコニコ生放送の番組を見ていたところ、急に自分のコメントがsoftalk(自動音声読み上げソフト。俗に「ゆっくり」)に読み上げられなくなりました。

最初はNGワードによるものかと思ったのですがNGワードと考えられる文字列を全て除外したコメントを打ってもやはり読み上げられないので、これは俗にいう透明BANかもしれない。と思った次第です。

しかし調べていくと、私のコメントが放送主が使っているプレイヤーのsoftalkに読み上げられなくなった理由としては主に以下が考えられると結論しました。

1:プレイヤーに内蔵されているNG共有システムによるスコアによるBAN

2:NGワード利用頻度高によった運営側によるBAN

3:政治的センシティブな内容を高頻度にコメントしたことを理由に運営AIコメントBAN

4:放送主による政治的内容のコメントによる荒れの誘発を危惧したユーザー操作BAN

まず1についてですが十分考えられます。当該コメントBANされた生放送はアクティブ視聴者数推定数百~1000の放送ですので何らかの理由でコメントがNG登録されてBANされることは十分に考えられます。

次に2についても考えられます。ニコニコ生放送のNGワードは最近比較的ましになりましたが「エロ、死、殺す」などの単純なワードがNGワードになっており(最近はまた異なります)、例えば殺虫剤、ピエロ、死神。等の単語を使っただけでコメント全体がNGになって非公開になってしまいます。それを重ねた結果一定時間コメントBANになったという可能性。

更に4についてですが、確かに私は直近まで中国の政治に関わるコメントをしていたので、放送主が政治的な話題は荒れると判断して私をBANしたというもの。これも理解できます。

問題となるのは3の運営AIによる自動BANです。これはコメント検閲にあたる可能性があり、コメント機能を錦の御旗に育ったニワンゴとしてはどうなのか?と思う部分が大いにあります。

当該透明BANになる直近まで私は中国共産党について、Huaweiについて、Huawei利用規約中に中華人民共和国への一部情報転送があること等についてコメントしておりました。これらは政治的にセンシティブな内容になりますので、まず無いとは思いますがニコニコ生放送のコメント内容を検閲している何らかのシステムに引っかかって一時的に透明化措置が行われた可能性も十分考えられます。

非常に馬鹿みたいな話で思わず笑い飛ばしてしまいたくなりますが、笑い事ではありません。

現にTwitterでは検閲が一部行われています。朝鮮人、北朝鮮、韓国、シナ等の朝鮮半島に関わることを過去ツイートした人はTwitterのAIに発見されて当該ツイートを削除することを求められることがあります。

Twitter検閲なんて本当にあるのかいな?と考える方は多いかと思われますが、以下の画像をご覧下さい。

これは実際にアカウントを一時的にロックされた人が画面をキャプチャしてアップロードしたものを一部加工したもので、Twitter運営が運用しているAIが機械的に検閲対象のツイートを発見して削除要求を行ったという状態です。

指示されているツイートを自分自身でツイート削除すればアカウントのロックが直ちに解除されます。

このツイートが削除要求対象となった原因としては「犯罪発生率」「韓国朝鮮人」「刑務所」「受刑者」「中国人」等のワードに反応した結果だと想定されます。

このような画面は見たことがない人がTwitterユーザーの大半だと思いますが、実は何年もTwitterをやっていて一日のツイート数が1~2ではなく20~30、それ以上のヘビーユーザーである場合、どこかのタイミングで偶然に韓国人、中国人、朝鮮人等のワードが出てきてしまい、それに反応したAIにより削除要求されるということは普通にありえることなのです。

実際に私の別名義のTwitterアカウントも二度、運営から削除要求をされたことがあります。

更にこの削除要求には別の特徴があり、何故か半年前とか1年前とか2年前とか、かなり以前のツイートを削除するように要求してきます。一週間前だとか一ヶ月前だとかそういった最近のツイートを削除要求されることは私自身は聞いたことがありません。

ここからわかるのはTwitter社は自ら進んで検閲をしているというよりは検閲用AIの教育をまだ行っている段階か、又は何らかの外部からの圧力によって表面上の検閲を行っているに過ぎない。という可能性が出てきます。

検閲というのは中国本土で主に行われているもので、日本国内で普通に暮らしている分には無縁なもの。と通常考えてしまいますが、このように我々の身近なところで検閲が存在し、薄く広く、大衆にはわからないように世論操作というのは常に行われているものなのです。

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