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45歳からのキャリア戦略⑬~マンダラートを転職活動に使ってみた~

こんにちは。へびそるです。
今後のキャリアに絶賛葛藤中の40代です。
今日は、45歳からのキャリア戦略⑬~マンダラートを転職活動に使ってみた~、と称して自分の今後のキャリアについて綴りたいと思います。
画像の出典:Dmitri PosudinさんによるPixabayからの画像
こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!

業界や職種の選択肢を広げたい

45歳、今後のキャリア戦略を日々練っています。
人はどうしても自分一人で考えると視野が狭く煮詰まるもの。
そうならないように、積極的に転職エージェントの方にアポを取って話を聞いています。
そうすると自分ではなかなか思いつかないであろう案件を紹介いただけたりします。やはり相談する価値はありますよね。
以前のエントリでも綴りましたが「転職は9割ができることで」と転職エージェントの方からアドバイスをいただきました。

いっぽうで、実際にその企業の選考を受ける受けない別として、もう少し選択肢を広げて検討したい自分もいます。
「なるほど、こんな選択肢もあるのか!」と思ってみたい(笑)

転職エージェントの方に会いまくって話を聞くことが一番いいのですが、現職で日々忙しく仕事をしながら転職エージェントの方と会うとなると、時間のやりくりが大変です。
大手のエージェントさんは平日は20時くらいまで、土日休みなので残業や家事育児がある人だと時間を捻出するのに苦労します。オンラインでの面談なので移動時間の削減ができ、対面よりも恵まれているのですが・・・。

そこで、業界や職種の選択肢を広げるために自分でできることってないか?
を考えてみました。

マンダラートを使ってみる

ふと思いついたのが「マンダラート」です。
大谷翔平選手も花巻東高校1年生の時にマンダラートを使って目標設定したことが有名ですよね。
マンダラートは、9×9の合計81マスにキーワードを記入していきます。
中心に達成したいテーマ、周辺に関連する要素を埋めていきます。目標を達成するための要素を細分化でき、思考をより広く深く整理することが可能となります。

マンダラートは、上記にあるように、目標達成のために使うフレームワークのようですが、私は、思考の整理のために使いたかったので少々アレンジしました。
・まず、ど真ん中に「自分の経験・スキル」と書く。
・周辺の8マスには、自分の持っている経験・スキルを書く。
・8マスから派生した8マスには、その経験・スキルから連想されるキーワードを書き出す。必ずしも自分が保有していなくても、その経験・スキルがあれば〇〇も、と想起されるものを書き出すのがポイント。自分が転職エージェントから未経験の業界職種を推薦されることをイメージして書き出す。

という形をとりました。
本来の使用方法ではないような気がするのでその点ご承知おきください。

作成したマンダラートがこれです。

著者作成 自分マンダラート

自分マンダラートの解説

所要時間はだいたい1時間くらい。案外スムーズにできました。
1マス1マスにそこまで考え込むことをせず、とにかく埋めることを意識しました。
誰のためにというより完全に私の備忘のためになりますが、8項目に分けて解説してみたいと思います。

人材派遣

人材紹介、エグゼクティブサーチ、SES業界などは転職活動スタート当初にすぐに思い浮かんだキーワードでしたが、人材派遣業界でも事業立ち上げだったり、人材紹介でも業界や職種に特化した会社だったりと、活動して初めて存在を知ったりニーズがあることを知った領域もありました。
また、最近この記事を見て「副業紹介プラットフォーム」は人材派遣と親和性が高いことを知り衝撃でした。たしかに副業したい人材と受け入れ企業をマッチングさせる点や、受け入れ後のオンボーディングをしていく点は経験が生かせそうです。

法人営業

新規、既存、大企業あたりはイメージしていました。アカウントマネジメントという言葉は聞いたことはありませんでした。販売後の顧客との関係の深化を目的した活動であり、まさに現職でかなりの時間を割いて行っています。フィールドセールス、カスタマーサクセスは、現職の経験が生きるイメージがなんとなくあります。SaaSは正直馴染みは薄いのですが、無形商材である人材の法人営業経験が生かせるイメージがあります。

キャリア支援

この領域ではキャリアコンサルタントが多数を占めます。
キャリコンはどの立場でやるか、によってたくさんの選択肢があります。
コーチングや人材開発・組織開発は、転職活動をして初めて認識した領域です。キャリア支援というのは人事寄りの領域だということも、転職活動をして初めて認識したところです。

マネジメント

マネジメントについては正直、転職活動前といまとキーワードに差はありません。しかし、転職エージェントの方と話す中で予想以上にマネジメント経験は自分にとっての強みなのだと思い始めています。
現職在職中に、自分なりのマネジメント手法や得意分野を整理しておくべきと思いました。

労務管理

この領域は人事領域のキーワードが並びました。私は人事の専門家ではなく、これらのキーワードは得意分野ではありません。おそらく自分にこれらの話が来ることはないだろうと思います。しかし現職で素人ながらマネジメントをするなかで経験値を積んでいる部分もあるのでイメージがつくものもあります。

エンジニア

この領域は自分にとってもともと強み、特色であり、並ぶキーワードはすべて既知のモノです。正直、転職活動をやる前は、この領域のニーズがもっとあると思っていましたが案外少ないようです。自分に声がかからないだけかもしれませんが・・・。

製造業

製造業に入り込んで仕事をしてきた自分としては、強みである領域の一つです。製造業は日本を代表する産業であり、そこにはビジネスチャンスが埋もれています。転職活動をするなかで調達DXを標榜する企業の存在を知りました。

学習欲

これは経験値ではなく、他者との比較で強みと思えるものとして掲げました。現職では、正直、学ぶ姿勢が乏しくてもやっていける世界ですが、世の中には常時学ぶ姿勢が問われる世界があることを転職活動を通して実感しました。経営コンサルタント、教育研修業界、研修講師がそれです。
自分にとって肌が合う気がしています。

自分マンダラートを領域で分けてみる

こうして見渡してみると、あることに気づきました。
自分の経験・スキルはこんな感じに5つに分けられると。
①営業・マネジメント領域
②業界領域
③人事領域
④強みの領域
⑤エンジニア・製造業領域

①から⑤は全部得意なわけではなく強弱があるはずです。
転職活動をしているなかで感じるのは、自分は①営業・マネジメント領域と⑤エンジニア・製造業領域はそこそこ強みとなっています。
逆に③人事領域は弱いです。
ここで大事な視点は、自分の主観ではなく転職市場の視点でみること。
すなわち、自分にくるスカウトや転職エージェントの方から紹介される案件の傾向でみることです。

自分が転職するなら①から⑤のいずれかの組み合わせになるはず。
それを整理してみます。
現職(人材派遣):①+②+⑤
人材紹介業界:①+②+⑤
教育研修サービス業界:①+③+④
SaaS業界:①
こうしてみるとSaaS業界は自分が活躍できる可能性は低そうですね。
逆に教育研修サービス業界は、日々学ぶ姿勢が求められますので、自分の経験値+強みであれば、未経験でも可能性はありそうです。
①から⑤で3つの組み合わせが生かせる仕事なら「転職は9割ができることで」にも合致しそうです。

ここまで長文をお読みいただき、ありがとうございました!
45歳からのキャリア戦略、着々と実行中です!

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