#2 週報20240414

FASHION

BDシャツ

人生初めてのきちんとしたBDシャツを購入した。
トラッドやアイビーなどの言葉を知らない頃、知らず知らずのうちにBDシャツを買ったこともあった。
今になってはとても恥ずかしいが、服の歴史を知ることの重要性を実感できたから良しとする。

今回も職場の大先輩にご教示いただき、「鎌倉シャツ」で購入した。
初めてのBDシャツで、、、と恐る恐る店員さんにご相談したところ、まずは白、サックスブルーを揃えてからとアドバイスいただいた。
結局、試着して悩んだ末に2着購入。

まず一着目は白のオックスフォードのBDシャツ。
40番手単糸×10番手単糸。
洗いをかけてアイロン後、既に数回着用しているがかなり好みの風合い。
これがオックスフォードの醍醐味なのかは不明だが、生地の割にガシッとした見た目でとても味のある雰囲気になっている。

そして二着目はシャンブレーのBDシャツ。
一着目のオックスフォードと比べると幾分生地は薄めだが、シャンブレーの見た目と生地の軽快さがマッチしていて来ていて気持ちも軽くなる。
ノータイで何度か着用したが、襟の開き、立ち上がりも綺麗で、もちろんタイドアップしても様になるオンオフ両刀の万能選手。

また、値段も手に取りやすいものになっており、そこにはジャパンメイドへのこだわり、想い、歴史といった企業努力がはっきりと見て取れる。
正直、シャツ屋さんあるなくらいにしか認識していなかった自分が恥ずかしくなるくらい素晴らしい企業だと感じた。

シャツだけでなく他のアイテムも同じ熱量で作っていらしゃるので、今後もリピートしていきたい。
ちなみに大先輩はネクタイもおすすめと仰っていた。

ウールパンツ

今回購入したのはワールドグループのドレステリアのウールパンツ
改めて、コスパよくタックが入っているウールパンツを探すのって大変だ。

私は基本、タック入りのものを購入してダブル幅4cmで仕上げることが多い。
2タックのインプリーツだと尚更興奮する。
が、なかなかそんな商品には出会わない。
出会ったとしても上等なブランドか化繊100%がほぼほぼである。

さて、今回のパンツはウール混のツータック、インプリーツ。
カラーはチャコールグレー。
生地は「アナスタシア」という機能素材が採用されている。

圧のない、しなやかな芯のつよさ。誰からも話しかけやすく、親しみを持たれるやわらかさ。いざというときには立ち上がることが出来る、頼れる人。そんな、誰もが目指す自分になることを後押ししてくれる素材、ANASTASIA。

https://note.com/82no5000/n/n59bd8bcdc9c6

生地のことは何も知らない状態で購入したが、日本企業が開発した機能素材ということで、個人的にはさらに愛着が湧きそう。
これからの春夏、グレーのウールパンツはオンオフ問わず必須なので本当に間に合って一安心している。

ちなみに、今回はたたき仕上げ、たたき幅2.5cmとした。
ダブルでも良かったのだが、機能素材であること、春夏に着用することを考えるとたたき仕上げにすることで季節感、軽快さを演出できるのでそちらを選択した。

個人的にはコンバースを外しで合わせて楽しみたいと思っている。

BOOK

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫

所謂”もしドラ”を今更ながら読んでみた。
読んだきっかけは社内のマネジメントに対する不信感からだった。
最近、うちの会社はチーム体制になり、チーム長なるものがチームの「マネジメント」をすることになった。
正直チームとしては仲も良いし、仕事も多少偏りはあるものの概ね回っていた。
ただ、チーム長に対して疑問に感じているところも多少あり、実際に私が被害にあったことで「マネジメント」への興味が増していった。
単純に私が「きちんとマネジメントして欲しい」と言うことは簡単なのだけれど(ある程度は伝わっているみたいだが)、主張する側が理解もしていない「マネジメント」を押し付けるのはいかがなものかと思い取り急ぎ本を読むことにした。
分かっている。
こういうところが、自他ともに「クソ真面目」と言わしめているのだろう。

調べて真っ先に出てきたのがドラッガーの「マネジメント」だった。
もちろん私も名前は知っていたが、こういう時、いきなり専門書に飛びかかると挫折することは目に見えていた。
そこで、古い記憶を呼び起こし、「そういえばもしドラみたいな本が流行っていたな」と行き着いた。
更に、「気になった分野を噛み砕いた本からまず読もう」という最近の読書の仕方を実践する点でもとても良い選択肢となった。

結果はロングセラーであることが十二分に納得のいく内容だった。
本当に読みやすくマネジメントがすんなり自分の中に入ってきた。

MOVIE

OPPENHEIMER

ドルビーシネマで鑑賞。
予備知識なしで観に行った結果、色んな意味で打ちのめされた。

まずは、音。
オッペンハイマーが思考する際の音が印象的だった。
低音が体を揺らし、臓器を揺らし、細胞が震える感覚。
とても心地よく、それだけでもう満足だった。

次に時系列。
ノーラン監督のお家芸となっている時系列で混乱させてくる脚本。
所見だと3つくらいの時間軸で流れているのかな?と把握したが実際どうだったのだろう。
この、どうだったのだろうという確認をするためにまた映画館へ足を運び、配信されると鑑賞し、情報を整理しながら作品を理解していくという型に綺麗にはめ込まれている感も否めないが、楽しいので良しとしよう。

なんだかんだノーラン監督作品はほとんど観ているが、好きな作品は「インターステラー」で変わらずだった。
「テネット」も僅差だが。

最後に

次の週報での目標は「解像度」にしようと思う。
とはいえ、これを書くのにも一定の時間が必要になっていて、自分の頭の整理にはもってこいなのだが、優先度は低くなってしまいそうだ。

読書は月4冊を目標にするので、書評みたいな形で書くことができるようになることが一つのゴールだ。
次回は本の中身についての自分の意見、心に残った部分を書くことにする。

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