【凡人が自伝を書いたら 27.大学生編を終えて】
いやぁ、書いていて青春が熱く蘇ってくる。
大学生編はそんな感じだった。
大学生って、いいね。(なんだそのノリは)
僕の大学生活は、なんというか、「組織」「リーダー」「人間力」みたいなものがテーマだったような気がする。
大学生活での全ての経験が、それに通じていたような気もする。
まあ、あくまで「片鼻垂れた学生レベル」の学びだから、社会人バリバリのビジネスパーソンのそれとは比べ物にはならないが、僕にとってはとても貴重で、有意義な時間だった。
組織ってなんだろう。どうあるべきだろう。
リーダーってなんだろう。どうあるべきなんだろう。
人間力ってなんだろう。人徳とかってどうすれば溜まっていくんだろう。
人として、どうあることが「美しい」んだろう。
僕はどうありたいんだろう。
そんな問いを4年間、特にサークルの会長、アルバイトマネジャーになってから、自問自答してきた。
答えは、その時々で少しづつ変化する。そしてその答え次第で、目の前の現実が良くも悪くもなっていく。
少なくともそういうことは、この時に学んだ。
結局、どうあることが正しいのか。正直あれから時間が経った今も、あまりわからない。
ただ僕は、なんだか「徳のある人間」でありたかった。人に「良い影響が与えられるような人間」でありたかった。
何より、僕が僕自身を認められるようになりたかった。
結局はただそれだけの思いだったのだ。
これを書きながらも、ああ俺よくやったなぁ。ほんとに好きだったんだなあ。そんなことを思う。
人は好きで、夢中になると、後になってみたら「よくやってたな。」みたいなことって結構ある。
大学生の時の僕はこれだった。
100人の人間をまとめるなんて、社会に出てからも無かった。後輩にはそれが重荷になって苦しんでいるような子もいた。
僕は常に楽しかった。もちろん、うまくいかない時期はあったが、誇りを持っていた。
動機がしょうもなくても、初めはそうでもなくても、夢中になる。
そんなことってあるんだな。
そういうことをこの4年で学ぶというか、体験できたのだ。
べつに意識高い系の活動じゃなくても、意識は高くできる。
というか、いつの間にか意識高くなってることだってある。
もちろん、学生離れした活動をすることは素晴らしい。僕も「学生討論会」みたいなものには出ていたこともある。(レベル低め)
ただ、しょうもないアルバイトでも、遊びのサークルでも、自分を使い果たそう。こいつらを笑顔にしたい。立派にしてやりたい。
偉そうにでも、そんなことを思ってやっていたら、意識どうこうの問題じゃなく、
多くの仲間ができる。慕ってくれる後輩もできる。認めてくれる人もできる。何より多くの学びや経験を得ることができる。
そんなもんじゃないだろうか。
違ってたら、お許しいただきたい。
ただ、僕の中では、これは確かな「真実」なのだ。
それでは社会人編で。
お金はエネルギーである。(うさんくさい)