マガジンのカバー画像

凡人が自伝を書いたら

109
凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
運営しているクリエイター

#学び

【凡人が自伝を書いたら 70.夜王の不在】

ふむふむ。 なるほど、ね。 無限ループ!! 僕は「厄介な問題」に直面していた。 「夜王」…

【凡人が自伝を書いたら 69.新たな依頼】

真夜中。 〜森の中の古いあばら家にて〜 みすぼらしい服装をした、髪の毛少し薄めの中年男性…

【凡人が自伝を書いたら 66.右腕の問題】

ふう。 酒がうめえな。酒が! 焼き鳥と酒。 うめえ。 もぐもぐ。ゴクゴク。(本当はちょび…

【凡人が自伝を書いたら 65.春のように暖かく(下)】

ブルブル。。 ブルブルブル。。おー、寒い。 12月、すっかり冬が訪れていた。 そんな寒さの…

【凡人が自伝を書いたら 64.春のように暖かく(中)】

ふきふき。 キュッキュ。 ゴシゴシ。 ジャー。 ふぅ。 いいぞ。 ピカピカじゃないか。 …

【凡人が自伝を書いたら 63.春にように暖かく(上)】

でたー。 この感じ。 まだ9月なのに、なんだかもう寒い感じ。 エアコンの設定温度を見る。 …

【凡人が自伝を書いたら 61.焼け野原の復興(中)】

大人しい。 ひじょーに、大人しい。 もう少し、しゃべってもいいんじゃないですか? 僕は正社員だから、基本的に「喋りまくって仕事にならない」的なのは奨励できないけれども、流石にもうちょっとしゃべってもいいんじゃないの? そんなことを思うくらいに、スタッフたち、特に学生たちが静かだった。 僕には、分かった。 それは何も、彼、彼女らが「真面目」だったからではない。もちろん、それなりには真面目なんだろうが、それだけじゃない。 「心を閉じている」 僕は別に心理学者でも、

【凡人が自伝を書いたら 60.焼け野原の復興(上)】

ここは、福岡県と大分県のほぼ県境。 昔の呼び名で言えば、「豊前(ぶぜん)の国」と言ったと…

【凡人が自伝を書いたら 54.江戸(下)】

大体こんな商店街に、店があるのか? 商店街を行き交うのは、地元の爺さん婆さんばかり。スー…

【凡人が自伝を書いたら 53.江戸(中)】

雪が深々と降っています。 老人夫婦が亀のようなペースで歩いています。 傘をさすお爺さんは…

【凡人が自伝を書いたら 51.琉球発江戸行き】

東京へと向かう飛行機、確か1時間40分くらいのフライトの中、これまでのことを振り返っていた…

【凡人が自伝を書いたら 48.琉球王国(下)】

4月。 沖縄では、あろうことか「セミ」がもう鳴いていた。(早い!!) 新しい店舗のオープ…

【凡人が自伝を書いたら 46.肥後の国(下)】

店舗が開店して、初めて迎えるお正月。 お正月の3が日は国民の休日。つまり、飲食店にとって…

【凡人が自伝を書いたら 45.肥後の国(中)】

店舗の建物自体が出来上がり、自分たちの店で本格的な研修が始まった。 オープンまで約1ヶ月。 ここからは社員総出で、朝から晩までみっちり研修だ。 このタイミングで新しく「3名の社員」が合流した。 30代前半の女性社員「松浦さん」、ひとつ年上の男性社員「山井さん」、おじさん社員「山内さん」 この3名を含めた、計7名の社員でこの店をオープンさせることとなった。 僕ら調理担当の社員には、その中から山井さんが合流した。比較的大柄、動きは何だか鈍そうである。性格も穏やか過ぎる