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日記:リアル竹取物語

どうも,まいどおなじみ竹取たけとりおきなです.
今日はじめて名乗ったが.

本記事は,おじいさんは山へ竹取りに,という日記だ.

竹を取る時期は,秋〜冬にかけて,11 月〜 2 月ごろがよいとされている.

秋冬は,多くの植物の成長がとまる:休眠する時期である.
休眠期は,植物が根から水を吸いあげなくなるため,鉢から地への植え付けにも適した時期だ.

竹も同様で,秋冬にとった竹は水分が少なく締まっており,虫が入りにくく,カビも生えにくいため,長持ちするといわれている.

え,なんのために竹なんかを取るのかって?
そんなの竹取の翁その人にきいてオクレイマン^^

いやいや,じっさい竹の用途などいくらでもある.

釣竿にするもよし,竹垣をつくるもよし,カゴを編むもよし.
私の今回の目的は,つる性の野菜を這わせるネットの支柱とすることだ.

ゴーヤ,キュウリ,カボチャ,etc.
上記つる性一年草は種を落として枯死するので,冬はアケビの木しか残らない

簡単に竹の支柱のつくりかたを記しておく.

  1. 竹やささをのこぎりで切る(マダケのような太い竹じゃないよ).

  2. 先細りのヘナヘナは不要なので切り落とす.

  3. 節の枝を落として,一本のさおにする.

枝を落とす際は,まず節の下:地面に向かう側から,なたで数回ノックし,

のこぎりの場合,枝の元をこの向きで軽く切りこみ,手でむしる.

つぎに上:空に向かう側から,なたでスパッと切れば,綺麗にしあがる.

くれぐれも,なたを手に向けて振らないように注意.

こうして,鬱蒼とした竹林から,

すっきりした竹棹を手にいれた.

節が2輪で上側に膨らみがあるものはハチク(淡竹)という大型の竹で,マダケ・モウソウチクと合わせて三大有用竹とされる.
同じ音で「破竹の勢い」という言葉があるが,「破竹」は竹を割ることで,「淡竹」を指しているわけではない.

一方で,茶色い皮(稈鞘かんしょう)が残っているものは,メダケ(女竹)というのようだ.
オトコダケとも呼ばれるマダケと比べて,細く柔らかなことから名付けられたらしい.
ポリコレによる言葉狩りがすべてを焼きつくすこのご時世.
メダケ改称の日は近い^^;

メダケ支柱が高級品のような顔をして売られているのは驚きだ.

まあ,いまはイボがついた樹脂製の支柱が一般的だ.

しかし,自分の足で竹や笹を探しにいって,マイ支柱を自作してみるのも,よい経験になると思う.


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