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【2020読書】No.298『未来から考える新しい生き方』

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしております。

読書1015冊

2020年8月14日。2020年226日目。

2020年298冊目の読書は、
『未来から考える新しい生き方』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

譲り受けた本です。

読んだ感想

船井総研の船井幸雄さんの息子さん、船井勝仁さんの著書。

「今だけ、自分だけ、お金だけ」という人ではなく、
正しい人間のあり方を知っている人、
世の中のためになることをする人のことを「有意の人」と言う。

競争を善とする資本主義社会は、勝者と敗者を生み、
持つ者と持たざる者ができ、どんどん貧富の格差が拡大
しています。

競争に勝ち残るためには、大きくなればなるほど有利になる。
組織は大企業へと発展していきました。

さらに、企業の枠を超えて、業界団体をつくって利害を調整したり、財閥グループを形成してお互いの商品を融通しあったり、経団連のような財界の団体をつくって政治に対しての発言力を確保するようになり、一度手に入れた既得損益を守る体制がどんどんつくられてきました。

大企業のエリートコースに入り特権階級の末席に入れてもらえれば、一生の生活が保証される仕組みができあがってきたのが現在の状況と言えるでしょう。

特権階級の頂点には、官僚や政治家が居座り、政治献金や天下りの受け入れを通じて恩を売り、自分たちの既得権益を守ってもらおうとする財界の人間たち。持ちつ持たれつの構図。いかにここに繋がれるかで、利益を享受できるかが決まってくる。本来であれば、客観的な立場にいなければならないマスコミまで、この権力構造にしっかり組み込まれている。こんなんで世の中がよくなるわけがない。

政治家などをみればわかりますが、みんな老人ばかり。年配の人が既得権益を手放さない限り、若者たちは絶対に幸せにはなれないでしょう。利己的な人間ばかり。

このシステム自体に問題がありますが、システムをつくっていったのは、人間ですので、やっぱり人としての在り方が大事だと改めて思いました。

「利己」ではなく「利他」
自分のためにじゃなくて、世の中のために。
三方よし。win-win-win。

そんな心持ちの人が増えれば、きっと世の中はよくなるのではないでしょうか。

こんな人にオススメです!

・世の中に貢献したい人
・人間力が大事だよなと思う方
・利他の心が大事だと思う方
・今の世の中っておかしいよなぁと思う方
・ピンときた方

こちらもどうぞ。


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