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「なぜ」のかわりに「なに」をつかう。

しゅんしゅしゅんです。

なんでだろう。吸い寄せられるように買ってしまった。

本屋を歩いていると(amazonを回遊していると)不思議と目が吸い寄せられる本がある。今日は吸い寄せられたが1週間前だったら無視していただろう。今日は吸い寄せられたが、明日は無視するかもしれない。それも不思議。

でも、これがあるからリアルでもネットでも本屋ザッピングは楽しい。

たぶん、「今の君にとって、なんかポジティブな発見があるかもね」と潜在意識がアラートくれてるって信じてます。

ということでコーチングの本を人生ほぼ初で買ってみた。ひさびさに中を1ページも立ち読みすることなく買ってみた。

冒頭の数ページで頭にぐっときた。

「なぜ」のかわりに「なに」を使う。

「問題を突きとめるために”なぜ”という言葉を最低数回使おうと意識しています。ところが、それでもまだ聞き出せていないものがある気がするんです。質問の仕方が悪いんでしょうか?」

なんてコンサルタントの方からの質問に対して。

「問題究明のために”なぜ”を使うことは日常よくあることです。コーチングでは”なぜ”のかわりに”なに”を使うことを提案します。それは”なに”を使った質問のほうが、内側にあるものの発見に至りやすいからです。」
「なぜと言われると、現実を客観的にとらえその理由をあげるというよりは、とりあえずそれ以上攻撃されないように防御壁を築きたくなります。」「なぜ目標達成しなかったんですか?」ではなく「なにが具体的に目標達成の障害になったんですか?」と聞きます。

おお。なるほど。簡単なことだが、たしかに。

コーチングだけでなくインタビューもヒアリングも、ほぐさないと出てくるものも出てこない。

子どもの頃から「なぜ」ときかれるのはほとんどが、悪いことをした時。もう刷りこまれているのかもしれない。「なぜ」には、ほぐすどころか固める薬がはいっているんだろう。

ああ、これで「なぜ〇〇できなかったのですか?」とやさしーく聞いた直後にうっすら流れるピリ空気に、反射的に「いや、責めてるとかそういうことじゃなくて、純粋に理由を知った上で、うんぬん」って言葉をはさまずに、スムーズになるかも。

そのあとのページも、頭にぐっときてます。

この本おもしろそう。

「直感」は愛おしい。

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