アジャイル開発前に知るべき用語集!
こんにちは、未経験中途でSIer企業に入社し2年目を迎えたGOIKEです。
前回アジャイル開発について、ご紹介させていただきましたが
開発をする上で事前に知っておくべき基本用語がたくさんあります。
今回は、アジャイル開発に関わる用語をまとめましたので、
一読していただければ幸いです。
スクラム
スクラムは、「少人数チームで仕事を回すためのフレームワーク」です。
短い期間で計画、タスク決め・実施、レビュー、振り返りを
繰り返していくのが特徴です。
次にスクラムチーム内での、役割を紹介します。
プロダクトオーナー(PO)
プロダクトオーナーとは、担当するプロダクト(開発対象のシステム)の
価値を最大化する責任者です。
プロダクトオーナーは、顧客のニーズを正確にキャッチし、
スクラムチームへ顧客の要望やゴールを共有を実施します。
スクラムマスター
スクラムマスターとは、チームが機能するように、
POや開発者の支援をする人のことです。
スプリントプランニングやデイリースクラムなどの
各イベントのファシリテート(進行役)を務めます。
開発者
スクラム開発における開発者とは、スプリントを通して
リリース可能なプロダクト(成果物)を作成する人のことです。
続いてスクラムで行われるイベント(MTGなど)について、
紹介していきます。
スプリント
スクラムで設定した短い開発期間を、スプリントと呼びます。
1サイクルのスプリント期間は、1週間から4週間で設定されます。
スプリントプランニング
スプリントプランニングは、今回のスプリントで何を、
どのように行うかを、計画立てるミーティングです。
今回のスプリントで使える時間などを考慮して、
作業計画を立てます。
デイリースクラム
デイリースクラムは、毎日チームメンバーで集り、進捗報告を行います。
スプリントレビュー
スプリントレビューでは、スプリント成果をステークホルダーに披露し、
フィードバックを得るミーティングです。
完成しなかった場合、直面した問題点などについて
ステークホルダーと議論します。
スプリントレトロスペクティブ
スプリントレトロスペクティブは、スプリントの振り返りです。
良かった点や問題点を洗い出し、解決策や計画をします。
リファインメント
リファインメントは、作業リスト(プロダクトバックログ)の
優先順位設定、見積りなどの準備です。
最後にスクラムにおける作成物について、紹介していきます。
プロダクトバックログ
プロダクトバックログは、顧客要望に基づいた必要な要求を
リスト化したものです。
顧客によっては、要求内容が変化するため更新することも
あります。
スプリントバックログ
スプリントバックログは、スプリント期間で実施する作業を
リストです。
まとめ
以上で、アジャイル開発前に押さえておくべき用語の説明は終わります。
横文字が多く、眉間にシワを寄せたんじゃないでしょうか?
正確に理解できなかったとしても、今回の記事を通して
アジャイル開発の役割・イベント・作成物の全体を把握することができると思います。
まずは全体図を認識することが大切です。
その上で、アジャイル開発を実践すると
より意味を理解することができると思います。
これから実践する、また興味があった人の参考になれば嬉しいです。