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弱潰強飲

あの、ちょっといいですか。

酒強くなりてぇーーーーーーー!!!!!!!!

生粋の酒弱いマンなのである。この事実を人に話すと、
「まーまー弱い方が飲まされないしいいんじゃない?(笑)」
とほざく輩がいる。だが、この地球上に、”弱くて良い”局面が存在するだろうか?弱者は、強者に屠られる。生き残った強者のみが利益を享受する。そういうものだろうが。

↑弱者の図



だが!弱者で終わるつもりなど毛頭ない。何でもいいから勝ち目はないだろうか、勝ち目がなくても、負けにくくなる(潰れにくくなる)対策などは無いのか、課金アイテムの購入はどうか。我々は武器を探し求めてAmazonの奥地へと向かった。はたしてそこには————




何もありませんでした。まず、ウコンとかヘパリーゼとかは、「飲み会の次の日のしんどさを無くす」モノなんですよね。飲んだ酒を分解する力が高まるには高まると思うのだが、だからと言って飲み会で酔いにくくなるわけではない(実体験)。そもそもの目的が違う。

かろうじて、「アルコールを分解する酵素を直接摂取するサプリメント」が発見できたのだが、

↑問題の品とその商品効果



活性化している酵素を口から摂取しても、酵素(ただのタンパク質)は消化管で普通に分解されますので、フランキーにおけるコーラのように肝臓に酵素を補填することは不可能です。あと値段高すぎな。

とりあえず、現代科学はいまだに酒強くするアイテムを開発できていないことが確認できました。まだまだやね。

ただ、おばあちゃんの知恵袋的なやつで、一つ実際に(わずかだが)効果が得られると感じるアイテムがある。

明治ブルガリアヨーグルト♪



こいつは効果がある気がする。なんでも、ヨーグルトやチーズなどの乳製品は、摂取した直後は胃に保護粘膜が生まれ、アルコールの吸収が抑制されるらしいのだ。

ただ、アルコールの吸収自体を抑制するというのは、いささかチート感がないだろうか。臭いものには蓋をせよ的な発想である。胃で吸収されなかったアルコールは何処に行くんだ…?当然腸だよね?じゃあ腸内壁がアルコールの爆撃に晒されるのでは?
となり、私は酒対策にこの飲むヨーグルトを使うたびに、「強力だが、使うたびに体に負担がかかる禁術」を使っている気になっている。アホ。

とここまでアルコールへの対策について書いてきたが、結局弱者が強者に叶うためのアイテムなどほとんど存在しない。そもそも酒の強さは遺伝で決定されている要素なので、酒強くなろうとするのは、B型の人がA型になろうと頑張っているのとさして変わらないのだ。弱者に道は残されていないのだ。

何と残酷な世界だろうか



しかしアルコールに関して言いたいことは山のようにあるので、今回はこの辺で終わりとしよう。次回の記事でお会いしましょう。

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