R-1グランプリ2022とM-1グランプリ2022に出場したことを振り返る

さて、年末なので振り返りをするかな。

ツイッターも2つアカウントやっていて、この記事に関してはお笑いのアカウントからリンクを貼ることにして、その他生活面についてはもう1つの障害者アカウントからリンクを貼るぜ。

まず今年のオレのお笑いの活動について振り返る。


◯R-1グランプリ2022

1月6日(水)に渋谷のシダックスカルチャーホールで1回戦を受けてきた。

その日は東京は雪が降っていたので、大道具を使うピン芸人は持ち運びが大変そうだった。

オレは音源を用いたラップネタを初めてR-1の予選で披露した。

過去2015~2018まで数々のネタを披露したので、今年で5度目の挑戦となった。

結果は1回戦敗退。

なかなかあの舞台で笑いを取ることは難しい中、やりたいネタはやれたし、次に繋がる経験となった。

コロナ感染者数が少なかったので、敗退してからは増えてくる前に仙台に逃げるように帰ってきた。

オペレーターをやってくれた協力者は、音源を作るのに徹夜したり知り合いに手伝ってもらったりしてくれたので、感謝の気持ちを伝えた。


ピン芸に関してはまだまだやりたいネタがある。

今回2023は東京のコロナ感染者数が多いのと今年就職したので出場を見送った(就職についてはまた別記事で書きます)。

出れないのがとても辛い。

オレがアマチュアとしてR-1の舞台、ピン芸に挑戦しているのは、オレの考えている笑いがどこまで通用するのかを試すのと、笑いを取ることの厳しさを生きてるうちにたくさん勉強して生きる糧にする為だ。

だから出れないのが悔しくて仕方ない。

上述したが本業があるので、プロになる気持ちは特に無い。

アマチュアとしてお笑いをやっていく中で、楽しんでいきたい。

アマチュアはR-1に10回まで出れるという回数制限がある。

だからオレはあと5回出れる。

50歳までにはあと5回出て、やりたい放題やっていきたいと考える。


まあ、プロというのはイバラの道だ。

売れる芸人なんて一握り。

売れても消える人もいる。

飯もまともに食えない芸人がたくさんいる。

そんなリスクを何年も背負う覚悟がある人が、芸人になるんだと思う。

オレはアマチュアでお笑いをやってみて思った、そんなリスクを背負う度胸と覚悟はオレには無いと。

オレは面白い人間ではない。

またオレは血の滲む努力をするには、本当にその事柄に対して全力で向き合っているときだ。

また全力で向き合っただけでは報われない。

お笑いには「才能」も必要。

オレにはそれも無い。

だからアマチュアとして楽しんでいる。

そういう人も多いのではなかろうか。


◯M-1グランプリ2022

さてこちらに関してだが、昨年7回M-1の1回戦に出ていた相方とクソくだらない理由で解散したため(今は相手が謝ってくれたため再結成している)今回は大学生とツイッターで出会い、お試しでコンビを組んで仙台予選1回戦に挑んだ。

彼は初めてM-1の予選に挑むからか、仙台予選を1位通過しようとしているオレに足並みを合わせようと懸命にネタ練習に取り組んでいたように見えた。

しかし最終的に足並みは揃わなかった。

1回戦で敗退すると、どうやらそこまで本気で2回戦に進みたかったワケじゃなかったことが判明した。

「自分の書いたネタがクソだったという言い方をされて傷ついた」、「そもそも目標の方向性が違う」等色々言われたため、結局後味の悪い解散となった。

オレがネタを書いたのだが、それをその通りにやってもらって、オレもどういう想定でこういうネタにしたのかを説明した。

だからこそそれが通用しなかったことに対してオレは自分の身の程を知った。

あくまでもそういう意味合いで「オレの書いたネタがクソだった」と言った。

それによって傷ついているようであれば、恐らく誰と組んでもやっていけないだろう。

あと仙台予選を1位通過するつもりで漫才に臨んだが、彼はオレの目標とは勿論違うのはわかっていた。

ただ漫才をやってるだけで、個人個人で別々なことをやっているように思えたらしい。

そこが足並みが噛み合っていない部分かと思った。


後日解散した彼は、自分がM-1に出てどうだったかを様々な形で発信していたが、ネタを作ったオレへの感謝の気持ちよりは、M-1に出た自分に酔っているような内容にオレは感じた。

久しぶりに相方を変えて挑んだM-1の予選だったが、終わってみれば、オレが彼にM-1に出るという経験をさせただけという形で終わってしまったようにも思えて、オレ自身の収穫は何だったんだろうと未だに自分でもよく分からないでいる。

まあそれもそれでいいのかもしれない。

とりあえず来年のM-1は、再結成した今の相方の方が信頼関係は濃いので、今の相方と出場してまたあのときのように仙台予選の舞台を荒らしに行こうと思う。


また来年になったら、M-1での目標を詳細に綴っていこう。

とりあえずこの記事は以上で。

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