経営者を蝕む社員

中小企業の経営者へ。あなたの会社に、こんな社員はいませんか。
上司や権力者の前ではペコペコし、影ではそれを笠に着て、より力の大きいものの陰に隠れて大物ぶる。そして目下のものには尊大に振る舞う。こういう従業員は二面性があるが故、たいてい周りからは軽蔑されているが、残念ながら本人はそれに気づいていない…。
このような薄っぺらな特性を持った社員、（若干ウザいということはあるが）あなたが真剣に経営に取り組んでいるなら、一定の利用価値があることはご想像いただけるものと思う。
 
一方で、経営者と従業員の考え方（労使の考え方）は真逆であり、真の意味で経営者は社員のコミュニティに入れないのはご想像のとおり。そのような状況下、相手に気に入られたいから自分の意見は言わないし戦わせもしない。最後は笑いでごまかす。個人行動よりも人とつるむのが好きでエゴサーチやクチコミなどを好み他人の評価が気になる。問題はこのような人物が会社でそこそこの立場にいた場合である。部下に好かれる上司は無能の代名詞であることは論ずるまでもなく。あなたのプランに沿って動いてくれるようなことはありえない。そしていつかはあなたを蝕む時がくるでしょう。
 
このような従業員を野放しにし、その下で甘やかされて育った社員はきっと会社を崩壊させる。