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「マルチ力」を活かしCEO秘書に 事業成長に貢献したい

こんにちは。GOGEN株式会社です。
 
GOGENメンバーの「語源」を探る社員インタビュー。
 
今回は、経営企画部兼CEO秘書の火伏琴葉をご紹介。学生時代はCAに憧れていましたが、コロナ禍で航空業界への就職をあきらめ、保険代理店に就職。その後不動産業界未経験から、「この会社しかない」とGOGENに飛び込みました。入社前に感じていたGOGENの印象や、秘書の視点から見たCEOの姿まで、本音で語ってもらいました。

火伏 琴葉 KOTOHA HIBUSE
学生時代にアパレルショップでのインバウンド対応や、塾講師、イベントスタッフなどのアルバイトを経験。大学卒業後、保険代理店に入社。経理や人事、労務等のバックオフィス業務全般や、監査対応、セミナー講師、営業補佐まで幅広く経験する。2023年5月、経営企画部兼CEO秘書としてGOGENに入社。経営企画、アライアンス、広報、バックオフィス、ゼロテ事業など多様な業務を担当している。


コロナ禍でCAの夢をあきらめ、新たなチャレンジ

ーー火伏さんは大阪出身だそうですね。どんな学生時代を過ごしましたか。

幼稚園から高校まで女子校で育ちました。実は小学生の頃から、ずっと客室乗務員(CA)になるのが夢だったんです。小学生のとき、オーストラリアに短期留学したことがあって。親元を離れるのが寂しくて、飛行機の中で泣いていた私を、CAさんがずっと励ましてくれたんです。やさしくてかっこいいCAさんに憧れを抱き、CAを目指すようになりました。そのために、語学系の大学に進学したのです。
 
学生時代は、語学の勉強と並行してさまざまなアルバイトを経験しました。得意な英語を生かして、アパレルショップのインバウンド対応を担当したり、塾講師として子どもたちの指導にあたったり。働く母の姿を見て育ったので、私自身も働くことそのものが好きなんです。当時から、「この仕事は私でなければできない」と替えのきかない役割を果たすことにやりがいを感じていました。

ーーCAを目指して就職活動をしたのですか。
 
航空会社から内定もいただいたのですが、業界研究を深めるにつれ、CAという仕事の華やかさだけではなく、現実も見えてきました。年齢を重ねても飛行機に乗り続ける人は少なく、一定期間CAとして働いた後、地上職に異動したり、転職したりする人が多いのです。
 
働くのが好きで、「定年まで仕事をしたい」という私の希望を叶えることが、この業界では難しいかもしれない、と悩んでいたとき、新型コロナウイルスの流行が始まったんです。航空業界では、フライトの減便や運休が相次いで。先に入社した知人が、まったく別の業種の企業に出向することになり、退職する姿も見ていました。考えた末、航空会社の内定を辞退して、新たな就職先を探しはじめたのです。

ーーその後、保険の代理店に入社されています。
 
この先どんなキャリアを歩むことになっても役に立つ、幅広いスキルを身につけたいと思いました。未経験から経理の仕事を学ぶことができるという条件にひかれ、前職の会社に飛び込んだのです。

「この会社しかない」とGOGENのCEO秘書に応募

 ーー前職ではどんな仕事を経験しましたか。
 
当初は経理、人事、労務などバックオフィス全般を担当していました。母親が経理の知識を持っていたので、家に帰ってからも母に聞きながら簿記の勉強をするなど、懸命に仕事を覚えました。そのうちに監査対応やセミナー講師なども任されるようになって。わからないことばかりで本当に大変でしたが、自分の幅を広げるために、任された仕事は断らず最後までやり遂げようと決めていたんです。
 
最終的には営業補佐として、ルート営業の大幅な売り上げ向上に貢献できました。会社の幹部からも「火伏がいないと会社が回らない」と言ってもらい、入社するときに決めた目標を達成することができたのです。

ーーGOGENに興味を持ったきっかけを教えてください。
 
前職での経験から、分業化が進んだ大企業より、小規模で個人の裁量が大きいベンチャーやスタートアップが自分に合っていると感じていました。また、両親が不動産業に携わっていた影響で、幼い頃から不動産業界に親しみを感じていたんです。一方でIT業界についても、これから成長していく分野だと感じていました。
 
IT系のベンチャーを中心に転職活動を進める中で、GOGENの存在を知りました。「不動産」と「IT」が融合したサービスを展開していて、しかもスタートアップ。「まさに私が探していた場所。この会社しかない」と思いました。業界未経験の私にできる仕事はあるだろうかと詳細を見ると、募集職種に「CEO秘書」の文字が。これまで身につけてきた「マルチ力」が役に立つのではないかと思い、すぐに応募しました。

「唯一無二の存在になりたい」と入社を決意

ーーGOGENの第一印象は?
 
最初のカジュアル面談で、CEOの和田 と話をしました。業界経験のない私の話にじっくり耳を傾けてくれたことが印象に残っています。事業を通じて不動産業界をよりよくしたいという真摯な思いが伝わってきて、「この人についていきたい。GOGENという会社の成長を支えたい」と直感しました。
 
その後、 選考を経て内定をいただいたのですが、実は入社するかどうか悩んでいた時期があって。と言うのも、現在のGOGENは各分野のプロフェッショナルが集まっている少数精鋭のチームです。不動産業界、IT業界どちらの経験もない私が入社して、ついていけるのだろうかという不安がありました。
 
迷っているとき、CXOの金子 からメッセージをもらったのです。「前職でのさまざまな経験をポジティブに乗り越えてきた火伏さんの力が、今のGOGENには必要です」という主旨の文章でした。私は学生時代から、仕事の上で唯一無二の存在になりたいという思いを持っています。必要としてもらえることが嬉しかったですし、「自分より上のレベルの人たちがそろっている環境に飛び込むからこそ、自分を成長させることができるはず」と感じ、入社を決めました。

ーー入社後は、どんな業務に取り組んでいますか。
 
秘書というと、連絡調整や資料作成などのイメージが強いかもしれませんが、現在のGOGENはスタートアップフェーズにあるので、私も経営企画からアライアンス、広報、バックオフィス全般まで幅広い業務を担当しています。中でも住宅購入支援サービス「ゼロテ」については、和田のサポートを受けながら、取引先対応や窓口業務など、私がメイン担当として手がけています。

ーー未経験から入社して、大変だったことは?
 
初めは不動産の知識もなく、優秀なメンバーたちと自分を比較して落ち込むこともありました。スタートアップですし、手厚い教育が受けられるとは考えていなかったのですが、多忙な中でも和田に質問する時間を設けてもらい、業務の中で生じる疑問はその場で解決できています。
 
ゼロテ事業を担当することになったときには、「そもそも手付金とは?」という基本的なところから、つきっきりで解説してもらいました。和田に時間を割いてもらうことが申し訳ない反面、こんなにしっかり教えてもらえるなら、最初から迷わず入社すればよかった!と感じています。

メンバー一人ひとりがリスペクトし合う風土の中、事業成長に貢献する

ーー社内の雰囲気はいかがですか。
 
GOGENでは「Respect & UpDate(尊敬し、革新せよ)」というバリューを掲げています。その言葉通り、多様なバックグラウンドを持つメンバー一人ひとりが互いを尊敬し、リスペクトし合っていると感じます。年齢や役職にかかわらず、社員一人ひとりの意見に真摯に耳を傾けるカルチャーが、チームの一体感にもつながっていると思います。フレンドリーな方が多いので、コミュニケーションがとりやすいですね。

ーー入社してからこれまでの仕事の中で、印象に残っていることはありますか。
 
ゼロテ事業をメインで担当している私は、社内で「ゼロテ大臣」と呼ばれているんです(笑)。取引先や顧客の方々、一人ひとりに真摯な対応をすることを心がけ、サービスを知ってもらうための取り組みをする中で、お問い合わせの件数が増え、大手企業との業務提携も決まりました。社内から「ありがとう」と声をかけてもらうこともあって、やりがいを感じています。
 
取引先と打ち合わせをする際、当初は和田がサービス説明を行っていたのですが、先日初めて私が説明を担当することになりました。前日に和田の前で予行練習をしたときには「20点」という評価。不安で夜も眠れず徹夜で練習をしました。当日は「75点」と言ってもらい、改善するべきことはまだまだありますが安堵しましたし、とてもうれしかったです。

ーー火伏さんが、今後GOGENで実現したいことを教えてください。
 
いずれはCEOの右腕、GOGENという会社にとって唯一無二の存在になりたいです。まだ入社してから日が浅く、できないことも多いのですが、和田やほかのメンバーからも日々「火伏はGOGENにとって必要な存在」などと声をかけてもらい、とても励まされています。仕事を通じて事業成長に貢献できるよう、一つひとつの業務に取り組んでいきたいです。

代表取締役CEO・和田浩明から火伏さんへ

スタートアップに来る人材は、どちらかと言うと「領域」のプロフェッショナルが多いです。エンジニア、デザイナー、マーケター、営業、カスタマーサクセスなどなど。一方で、領域を絞らずいわゆる「総合職」的なポジションで会社を支える人間が絶対に必要で、火伏さんはまさにその分野において欠かせない役割を担ってくれています。特に、私のアシスタントがメインになるのでかなり広い領域に関わることになるのですが、そこに着いてきてくれるだけでまず感謝ですし、各方面で日々パワーアップしていく姿を見て本当に頼もしく思っています。これからの成長も楽しみです。

※2023年8月時点での情報に基づく記事です
(取材・文/高橋三保子)


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